今日、聴覚障害クラスで芸術活動をやったあとのこと。
手話のジェウ先生が、
「給食までの30分、何も課題がないの」という。
それなら、ゲームをやりましょう!
昨日、自閉症クラスでフィリピン養護隊員とTT(ティーム・ティーチング)でやった「恐竜のしっぽとり」
(→ 過去ブログ 「フィリピン養護隊員とティーム・ティーチング」)
しっぽの布も置いていってくれているし、
昨日使った説明の紙芝居もある。
だから、すぐにできる。
説明してすぐに、ゲームを開始。
音はほとんど聞こえない子どもたちなので、
視覚から情報を得て理解する。
ゲームのルールもやりながら理解する。
なかなか、ゲームのやり方が掴めなくておそるおそるの子もいれば、
すぐに、分かって思い切り走り回り始める子もいる。
何回戦も繰り返していくうちに、みんながルールを理解していく。
ああ、しっぽをとられちゃいけないんだ、
誰かのしっぽをとったらいいんだ。
そして、みんなが走り回り、しっぽを奪い合い始める。
ここからが楽しくなる。
小さい子どもは、勝てずに泣いてしまい、
ジェウ先生や私がわざとお尻を振り振りしっぽをとりやすいように
その子の近くを動き回る。
数本のしっぽをとって、機嫌も何とか治ったみたい。
だんだん負けても泣かずに楽しめるようになっていけるよ。
今日のチャンピオン。
たくさんのしっぽを振りあげて どうだ、すごいでしょ。
フィリピン隊員の置いていった活動。
せっかくのTT. いい活動。
一度で終わらせずに、みんなが慣れて自分たちたけでも
遊べるようになるまで、私がここで繰り返し深めていこう。