ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

私たちの桜が   ~二本松訓練所より~

2010年08月31日 23時11分58秒 | 日記
9日前のこと。
二本松訓練所からうれしいメールが届きました。

二本松訓練所でのこり2週間の訓練を受けている、22年度2次隊の方からです。
私のブログを見て、メールをくれました。
それだけでもありがたい。 とってもありがたい。
こんなふうにつながれるなんて、感激します。


こんなことが書いてありました。

「ここでの生活は、毎日が本当に楽しくて、充実していて、
 ありがたくて、そしてとても愛しいです。

 最近は、楽しい時ほど最終日のことを考えてしまい
 寂しくなっています。

 本当にここでの日々は私の人生の宝物です。」


訓練所での最後が迫ってきたときのこの気持ち。
特別な65日間。 
あの気持ちを思い出して、私も胸がぎゅうっとなりました。
さびしいけれど、そんな切なくなるほどの出会いが出来るってすごいです。
きっと、このメールをくださった方は、訓練の残りの2週間に
さらにすばらしい思い出を作るんだろうな。
タイから思いをはせました。
修了式にはその思い出を両手一杯にかかえて出ていかれるんだろうな。



そして、

「1次隊の桜の木が葉っぱをつけたので、写真を送りますね。
 最初元気がなかったので心配していたのですが、
 どんどん葉をつけています。」

添付されていた写真。 私たちが記念植樹した桜の木の 今の姿。
ありがとう! ありがとうございます!
なんてうれしいメールでしょう。

このうれしさを独り占めするのはもったいなくて、同期の隊員達にも写真を転送しました。

   

ひょろひょろしていた桜の木に、芽が出ています。
外からは分からなくても、まるで成長してないように見えても、
根っこはちゃんとその土に根付いて、そしてある時芽吹く。
私たちもそうなんだ、きっと。
そう思いたくなる桜の芽です。