クウェー鉄道のあとに、行ったのは
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泰麺(たいめん)鉄道博物館 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/round_b.gif)
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泰麺鉄道建設に関する資料が展示されている。
さっき見てきた、クウェー鉄道、正式には泰麺鉄道。
今は観光地となり、たくさんの人で賑わう場所。
だけど、その建設には多くのタイ人や戦争捕虜が駆りたてられ
多くの人が犠牲となった場所。
建設の作業員は、日本軍、連合軍の捕虜、
アジア各地から集められた強制労働者
(タイ人・ミャンマー人、マレーシア人、中国人、インド人など)、そして受刑者。
建設現場はの環境は劣悪で、特に工事の後半は雨季にもかかわらず
休む暇なく働かされ、がりがりにやせて骨と皮だけになった人間の姿が展示してあった。
食料不足からくる栄養失調、そしてコレラやマラリアにかかって死者が次々と出たという。
機械も不足していたために、断崖絶壁の建設現場で、
人海戦術で行う作業は、死者をさらに多く出していった。
これらの多くの犠牲のうえに、当初は5年かかると言われた建設が
翌年10月におわり、鉄道は完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9f/702fd7b4bc4e011ccc3d4e65f4e4c8b9.jpg)
その後、必要性の低さから、ミャンマー側では全線が廃止。
タイ側では国境から3分の2にあたる区間が廃止となって、タイ側の一部はダムに沈んでいる。
なんだか、切ない。
犠牲者の数はあまりにも多く、日本軍が一切の記録を禁止したこともあって、
死者の数は今も推定でしかない。
「推定」の言葉に、人間の命がどれほど粗末に扱われたのかを伺い知れる。
鉄橋一つを架けるのに、どれだけの命が落とされたのか。
レールの下に敷かれている枕木の数々と同じだけの命が、
ここで落とされたとも言われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/17/a12c960eaff77e8bac4dd0932ca77de6.jpg)
Death Railway (死の鉄道)といわれる、断崖絶壁の建設現場の写真が。
博物館内は撮影禁止。 だから写真はないけれど、心の中にしっかり残った。
そして、泰麺鉄道博物館のとなりにあるのが、
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連合軍共同墓地 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/round_b.gif)
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病気や栄養不足で命を落とした連合軍兵士が眠る共同墓地。
カンチャナブリーには、このような墓地が2つある。
6982柱の魂が眠る。
手入れが行き届いて、芝生の中にきれいな花があちこち咲き乱れ、静寂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/00/4f16e6a018c298b4a857f952970bafd7.jpg)
犠牲になった人々の魂も、どうか安らかに眠ってくれますようにと願う。
連合軍の捕虜よりも、劣悪な扱いを受けたというアジア人の労働者達は いったい
どこで眠っているんだろう。
ここに埋葬されることもなかった死者が、たくさんたくさんいるのだろう。
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泰麺鉄道建設に関する資料が展示されている。
さっき見てきた、クウェー鉄道、正式には泰麺鉄道。
今は観光地となり、たくさんの人で賑わう場所。
だけど、その建設には多くのタイ人や戦争捕虜が駆りたてられ
多くの人が犠牲となった場所。
建設の作業員は、日本軍、連合軍の捕虜、
アジア各地から集められた強制労働者
(タイ人・ミャンマー人、マレーシア人、中国人、インド人など)、そして受刑者。
建設現場はの環境は劣悪で、特に工事の後半は雨季にもかかわらず
休む暇なく働かされ、がりがりにやせて骨と皮だけになった人間の姿が展示してあった。
食料不足からくる栄養失調、そしてコレラやマラリアにかかって死者が次々と出たという。
機械も不足していたために、断崖絶壁の建設現場で、
人海戦術で行う作業は、死者をさらに多く出していった。
これらの多くの犠牲のうえに、当初は5年かかると言われた建設が
翌年10月におわり、鉄道は完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9f/702fd7b4bc4e011ccc3d4e65f4e4c8b9.jpg)
その後、必要性の低さから、ミャンマー側では全線が廃止。
タイ側では国境から3分の2にあたる区間が廃止となって、タイ側の一部はダムに沈んでいる。
なんだか、切ない。
犠牲者の数はあまりにも多く、日本軍が一切の記録を禁止したこともあって、
死者の数は今も推定でしかない。
「推定」の言葉に、人間の命がどれほど粗末に扱われたのかを伺い知れる。
鉄橋一つを架けるのに、どれだけの命が落とされたのか。
レールの下に敷かれている枕木の数々と同じだけの命が、
ここで落とされたとも言われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b9/8d01f5bfdfd0d19c31d2c049f2191172.jpg)
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Death Railway (死の鉄道)といわれる、断崖絶壁の建設現場の写真が。
博物館内は撮影禁止。 だから写真はないけれど、心の中にしっかり残った。
そして、泰麺鉄道博物館のとなりにあるのが、
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病気や栄養不足で命を落とした連合軍兵士が眠る共同墓地。
カンチャナブリーには、このような墓地が2つある。
6982柱の魂が眠る。
手入れが行き届いて、芝生の中にきれいな花があちこち咲き乱れ、静寂。
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犠牲になった人々の魂も、どうか安らかに眠ってくれますようにと願う。
連合軍の捕虜よりも、劣悪な扱いを受けたというアジア人の労働者達は いったい
どこで眠っているんだろう。
ここに埋葬されることもなかった死者が、たくさんたくさんいるのだろう。