ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

今は 今でも 今なら・・・   親知らず

2010年08月30日 20時16分44秒 | 日記
このアパートには洗濯機が共用で1つあります。
コイン式になっていて、20バーツ(60円)入れると動く洗濯機です。

隊員総会に行く前のこと、
洗濯物を入れ、さてそろそろ終わったかと思う頃、取りに行くと、そこは大洪水。
洗濯機から水があふれ出していました。
壊れちゃってた。
そこからは、隣の部屋の大学生と、大家さんと、水を掃いててんやわんや。
その日からすでに4日経過。
隊員総会から帰って昨夜、洗濯をしようとしたら洗濯機がまだ故障中。
   
 コンセントも抜いてあるし、お金入れられなくなってるし。

困ったなあ。 手洗いするのも嫌いじゃないけど、
総会に行ってたのもあって 今回は量が多いんだよなあ・・・。
大家さんのお宅の洗濯機を使わせてもらうことに。
「明日の朝おいで。」と言われて、今日の朝。
仕事に間に合うように早起きして、洗濯機を借りて、待つこと50分。
取りに行ったけど、あれ、終わってない。
丁寧な洗濯機で、念入りに仕上げてくれているみたいです。
これはもう仕事に間に合わないなあ・・・
電話しました。

「サワッディーカー。 ピーピティン。」
   (「ピー」は年上の人に使います。「ピティンお姉さん」みたいな親しい言い方)

「サワッディーカー。さちえ。どこにいるの?」

「家にいます。洗濯機が壊れました。
 洗濯が終わっていません。だから、遅れます。ごめんなさい。」

「そうなの、OKよ。じゃあね。」

日本じゃあり得ない遅刻理由だけど、平気で通ってしまう。
 洗濯機が壊れました=遅刻します
これが成り立つっておもしろい。





さて、日本を発つ前に 私を悩ませていた親知らず。


 抜いた後、2ヶ月もたつのに その辺りがなんとなくまだ 痛い。
治療したあとの歯も時々、なんだか 痛い。
治療したんだけどなあ・・・

タイに来て痛くなるのがいやで それまで痛くなかった歯を日本で治療してもらい
親知らずも抜いたのに、
タイに来てそれが痛いなんてー

じっと様子を見ています。

隊員ハウスで暮らして3週間くらいの時。
抜いた親知らずの跡も、だんだんふさがってきて
歯ブラシでさわっても さほど痛くなくなってきた頃。
口の中になにか違和感が。
歯ブラシでも 違和感が。
おそるおそる鏡の前で  アーン! 
してみると
黒い線みたいな、ひもみたいな・・・ ???

こ・・ これは、 親知らず抜いた跡、歯茎を縫った糸じゃないかっ!
抜糸のとき、お医者さんが糸を抜き忘れているー!!

こわーい!
こわーーーい!
どうしよ~う~!!!!!

こわいけど、仕方ない、もうお医者さんもいないし、
タイに来ちゃってるし、やるしかない!
エイエイヤー ッ 
糸を引きました。

痛みもなく、するりと抜けた糸。

なーんだ、痛くない。 良かった良かった。

震え上がりながらも、自分で最後の抜糸をした ひとつたくましくなった私なのでした。