ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ラーチャブリーの旅 ラスト ~ラーチャブリ温泉~

2010年08月26日 11時55分30秒 | ラーチャブリー
ひつじ園のあと ラーチャブリーで

宿泊した温泉つきゲストハウス  

外観もとてもかわいらしく、清潔な感じ。
田舎のとても車じゃないと行けない場所です。周りにはなーにもありません。
   
 
温泉付きです。 温泉というより、プールみたい。 
日本の温泉のように服を脱いで入るわけでもなく、水着や服を着て入ります。
温度はけっこう熱くて、40度くらいありそうでした。
タイだから熱く感じたのかもしれないけれど、日本のちょっと熱めのお風呂の湯加減という感じ。
タイ人は毎日水をあびるくらいだから、熱くて入れません。
ほとんどのタイ人は、指でさわったり、足を入れては出したり、その程度。
中には、ずーっと浸かっている珍しいタイ人もいました。
  

 部屋の中は大きなベッドが2つ。 5人で泊まることは言ってあったそうです。
 あれ??? まあ、これがタイって感じかな。 
 ベッドを横に使って、身長低い順に3人が一つのベッドに横並びに寝ました。
 それでも十分な広さ。  
 私は背の高い方に属したので、2人ペアで、ベッドをたてに使ってお休みなさい。 ぐうぐう。
 

  
  無防備に寝ているワンワン

宿泊費は一部屋3400バーツ、5人で割ると680バーツ。(2100円くらい)
 やすい。





  ラーチャブリー温泉  
宿泊した場所にも温泉プールがありましたが、すぐ近くに 有名なラーチャブリー温泉が湧いています。

いざ、温泉へ

  ここが入り口。 5バーツ払います。 5バーツ=15円
 


  ここがラーチャブリー温泉でーす!
 うーん、なんだろう。 タイ人が温泉遊びしている 不思議な光景。
 やっぱり、プールと同じ扱いだな。熱いプールです。
 タイ人は浮く練習や、泳ぐ練習をしています。
   

  水着で入る人もいるけれど、ほとんどが、服を着たまま入っていました。
  汗びっしょりかいた服だろうけど、下着もはいたままだろうけど、
  うーん、ま、いいのか。 それがタイ。

  滝(源泉)に打たれている人もいます。なんかちょっと違うけど。 修行気分か?
  と、思えば すぐそばに、いちゃいちゃカップルもいます。
  





  きれいな空 きれいな景色  ちょっとおしゃれなラーチャブリーでした
   

  タイで温泉に入れたし、おもしろいものをたくさん見た旅だったなあ。






  帰ります。コンケンへ  

 帰りは 3時間ほど車に揺られバンコクに到着。そこで、皆さんとお別れです。
 途中、渋滞もあり、バスの時間ぎりぎりになってしまったので、
 先輩隊員の一人が 切符を受け取るところからバスに乗るまでずっと付き添ってくれました。
 コンケンのお隣、マハーサラカム県で活動する獣医隊員です。 すごいですー。
 面倒見が良くて、とても優しいのです。

 無事バスに乗り、ほっと一息。出てきたパッタイ(タイ風焼きそば)をむしゃむしゃ。 うまいうまい。
  
  このマナーオ(かぼすみたいなもの)をたっぷり絞るのが好きです。
  パッタイは全く辛くなくてちょっと甘くて、ピーナッツがからめてあってとてもおいしい!

  コンケンまでの6時間。 アユタヤの看板を見てウハウハ。 ミーハーだから。
   


バスで コンケンに着いたのが夜 8:30。
 心配だったのは、コンケンに到着してから、自宅に帰り着くまでの交通手段です。
 夕方6:00にはソンテウは終わってしまうのは身をもって経験済み。
 怖い思いもしたのだから、用心して帰らなければ。
 センター長が、センターで働く職員のご主人がタクシーの運転手をしている、その人なら身元確かだからと、
 その運転手の電話番号を教えてくれました。
 そして、その運転手をセンターに呼んで、私の顔を見せ、
 「日本から来たさちえだ、家は・・・・・だ。これからよろしく頼むぞ。」
  と、紹介してくれていました。
  いざとなったら、その人に電話だけど・・・ 慣れない相手にタイ語でどれだけ伝えられるか不安。

 バスを降りて、あたりを見ると、
 トゥクトゥク(交渉制タクシー)もあれば、
 バイタク(バイクタクシー)もあるし、
 メータータクシー(日本で言うタクシー)もあります。
 やった、これなら自力で帰れる、と思って、歩いているとバイタク運転手が声をかけてきます。
 私の自宅の住所を言うと、まず、なかなか伝わらず怪訝な顔。やっと伝わったら
  「200バーツ。」
 えええ? 200バーツ? すごいぼったくりです!
 バンコクまでのバス代だって330バーツくらいなのに。
  「高すぎる! タクシーだって80バーツくらいでしょう?」
 というと
  「じゃあ、タクシーに乗ったら?」
 ですって!
 なんという 上から目線! 完全に、完全に、なめられている!
 なんか、くやしぃぃぃぃ!! 
 いいもん、言われなくてもタクシーに乗るから! とプンプンしながらタクシーを拾おうと道へ。
 だけど、タクシー乗り場なんて言うものはなく、タイ人がどんどん前に出て
 私より先にタクシーを拾ってしまうんです。
 そして、タクシーが少ない。 滅多にない。
 タクシーも客を選んでいるようで、行き先を言っても拒絶されたらしく
 戻ってくるタイ人がたくさんいました。
 こ、これはどういうこと? 
 それじゃ、私がタクシーに乗ろうとつたないタイ語で行き先を言っても きっと拒否されちゃう!
 そのうち、雨が降り出しました。 大雨です。
 滅多に来ないタクシー。 来たらすぐにタイ人にとられ。
 乗れないタイ人もわんさかいます。 
 時間は刻々と過ぎていきます。もう9:30。
 仕方がない、センター長から教えてもらったタクシー運転手さんに電話しよう。

 電話して、
 今、バス乗り場にいる、家にいるのではない、バンコクから帰ってきたところだ、迎えに来てほしい
 と、これだけ伝えるのに、四苦八苦。
 顔を見てしゃべるならまだしも、電話というのは、相手の声だけなので、
 意思の疎通がすごく難しい、はっきり言って、私は電話はこわい!
 なんとか伝わった感じで、
 「じゃあ、そこで待ってて。着いたら電話するから。」と言われ待つこと30分。
 電話が鳴り、やったー、と思ったら
 「さちえ? そこにタクシーはないのか?」
 って、ええええ?? 意味がわかりません。 迎えに来てくれてたんじゃないの??
 待ってることを伝えて、それから雨の中待つことさらに40分。
 なんだか、もう。 
 この間はソンテウ運転手から400バーツとられそうになるし、
 今日はバイタク運転手から200バーツと言われるし、
 タクシーはないし、 意味不明だし、
 このままじゃ、コンケン嫌いになっちゃいそう・・・
 なんて、思考力がマイナスマイナスに行き始めていました。

 また、電話がかかり、
 「どこにいるんだ?」と運転手さん。
 「バス停の、コーラの看板の前に立ってます。」を一生懸命伝えて やっと、登場。
 乗せてもらって、家に帰って、着いたときには、もう泣きそうな気持ちでした。
 なんとか、コンケン嫌いにならずにすんだギリギリのタイムリミットだった気がします。

 バスを降りたのが 夜8:30。
 家に着いたのは 夜11:30を回っていました。
 昼間ならソンテウで25分の距離です。
 3時間・・・。 きつかったなあー。

 家に着くと、いつもの犬にばったり。まるで出迎えてくれるかのように。


   お? なんだ、帰ってきたのか?
  

  ただいまーー! いつもこわいけど、今日はあえてうれしいようー


帰りはいろいろあったけど、先輩隊員様々のいい旅でした。
費用は、4日間の宿泊費、車代、食事代、入場料など、すべて含めて4000バーツかからないくらい。
日本円にして 1万円から1万2千円程度です。かなり贅沢してこれだけ。安ーい。
日本だったら・・・・・7~8万くらい払ってるような贅沢旅行でした。






 本日から、3日間、隊員総会のため、バンコクに上がります。
 今回は、バスで6時間ではなく、飛行機で1時間です。
 正式な会議のため、JICA事務所が交通費を出してくれます。
 コンケンには空港があるので、飛行機移動です。
 空港まで無事に行けるかな、それから、帰ってこれるかな、またひやひやの旅になりそうです。
 それにしても、今月はあちこち毎週いっているなあ。
 いってきます!