ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

カンチャナブリーの旅 4  ~洞窟寺・スナンタワナラーム寺~

2010年08月24日 19時39分58秒 | カンチャナブリー
洞窟寺

     竜の手すりの長ーい階段を上っていくと、洞窟寺がある。   ハア、ハア、ハア けっこうしんどい!
   
  
 上から見ると、かなりの高さ。
  

 ちょっとわらっちゃう。この顔。
   

 洞窟内には、仏像が安置されていて、ここもまた神秘的な雰囲気。
 水色の服の、この女の子が案内してくれた。
  
 よく、こういう子がスタンバイしていていて、観光客が来ると先だって
 道案内をする。 最後はチップをあげる。


 昨日のカオプーン洞穴よりも、狭い!!
 せまーーーい!! こんなところを通っていくのー??  
  
  
    キャー  みんな そんなところに進んでるのーー??
   

 洞窟の中にはコウモリがいっぱい。 こうもりのフンの匂いなのか、獣臭い匂いが洞窟の中にただよって・・・うっ。
 暗いし、よく動くし、なかなか写真に撮れなかったけど、1枚だけコウモリが写っていた。
  


 暗い道を屈みながら歩き、 外に出るためにはしごを登りる。
  

 このはしごが急な上に、 はしごの先端が地にくっついてない!
   
 先端が、浮いてるよ! こわーーーい!






日本人僧がいる寺

 とてもとても、車じゃないと行けないような 山の中にある、静かな寺。
 

  
 
 カンチャナブリーのスナンタワナラーム寺には、アーチャン・光男・カウェーサコーという
日本人ながらタイで出家をされた住職がいる。
タイではタイ人にもとても尊敬されている僧侶の一人で、大変な有名人なのだそうだ。
カンチャナブリーにいる隊員は、
「日本人なら、アーチャン光男カウェサコーを知っているだろう?」とよく聞かれる。
私も、語学学校でお世話になった先生に話すと、有名よ! すばらしい人よ! と言われた。
アーチャン光男カウェサコー師は、財団を設立し、タイに来て36年。
貧困家庭の教育支援や、津波被災地の人たちの心のケア、就労の支援をしている人物。
 
 この方かな・・・
  


近づいて、あいさつすると、
「こんにちは、日本人ですか?」
「タイは、どうですか? みなさん仕事をしに来たのですか?」など、
気持ちよく話をしてくれる。
隊員の一人が、
「いいこともあれば嫌なこともあります。人間関係です。
 タイ人の言い方がきついから、すごく怒ってのかなと思ったら、
 次にあったときにはそうでもなく、にこやかだったり。」
というと
「うん。それは、どの国の人だって一緒でしょう。」とにっこり。

  
いつでも遊びに来なさい。
泊まっていっていいよ。
合宿もできるし、ミーティングだってできるからね。
と、誰でも受け入れるんだというところにびっくり。

見ると、白い服を着た人たちがたくさん。
     

瞑想しにきたり、泊まりに来たり、たくさんの人が訪れていた。
無料で泊まっていけるので、皆、その分、ここで働いていくのだそうだ。
  
今度は白い服を着て、瞑想しに行きたい。
 
本をいただいた。
「おみやげにしなさい。いくらでもいいよ。いくつほしい?」
と、たくさん。
   
 赤い本の表紙端っこには、日本語で「有り難う」」と書いてある。

アーチャン・光男・カウェーサコー師は でっかい人だった。