錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

板頭(ばんとう)の感

2020-10-22 07:51:55 | 本歌取り
勿論、「巖頭の感」の本歌取りです。

巖頭の感の本歌取りは何番煎じもしているのですが・・・


今回は小屋のトタンや目のペンキ塗りをしようと屋根のテッペンに上がった時

小屋のすぐ横は川で、テッペンからは10m以上はあるかという高度感に足がすくみ心臓がドッキンドッキン、

華厳の滝から飛び込んだ藤村操の巖頭の感をふっと思ったものですから・・・

という事で石頭が作った屋根頭の感です!


     板頭(ばんとう)の感

 ツルッ々たる哉屋根上

 錆々たる哉かなトタン

 五尺の小躯を以て此塗装をはからむとす

 百名山登山の経験竟に何等のオーソリチーを価するものぞ

 万有の真相は唯一言にして悉す。曰く「超危険」

 我この恨うらみを懐いて煩悶終ついに塗装を決するに至る

 既に屋根頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし

 始めて知る、大なる思考は大なる楽観に一致するを

              錆 操



実は夜中に目が覚めた時、

どうしたら安全に作業が出来るかと考えたら寝られなくなり・・・

遂に安全策と無駄なく作業が出来る段取りを考え付いたのでありました!

(ペンキ塗り編で披露します)


    (本歌)巖頭の感
  悠々たる哉天壌
  遼々たる哉かな古今
  五尺の小躯を以て此大をはからむとす
  ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチーを価するものぞ
  万有の真相は唯一言にして悉す 曰く「不可解」
  我この恨うらみを懐いて煩悶終ついに死を決するに至る
  既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし
  始めて知る、大なる悲観は大なる楽観に一致するを
            藤村 操

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