錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

草刈り終了!

2017-08-25 14:49:02 | 田舎暮らし
5日連続で草刈りをして、やっと休耕田の草刈りを終わりました。

本当は昨日のうちに田圃部分は終わり、

土手の草刈りも終了させようと頑張っていたのですが、

午後は太陽が照り付けた上に土手の傾斜でほぼ太陽が直角に射す為、

錆びているとは言え熱伝導率の高いアイアンスキンの錆鉄人は

体内温度が危険水準まで達したので止む無く途中で中止し帰宅しました。




探求心にあふれた錆鉄人は、こんな燃えだすように暑い時の体調はどうなっているのかと

着ていたシャツを水洗いした後(そのままにしておくとカビが発生するので)

体重と体温、血圧を測定してみました。


すぐに結果の出る血圧は・・・



草刈りを終えて5分以上経過しているはずなのに脈拍が高いのが?

(暑くてたまらなくヒーヒーでしたが・・・)

体温は・・・



平熱が35℃前後の錆鉄人にしては異常に高い値です。

全身汗がたらたらで腋の下も汗だらけで測定していたので、実際にはもっと高かったのかもしれません。


体重は・・・



1日で3Lは汗をかいたはずですから・・・!


それでも夕食後は70kgを越えるのが不思議です。

(って、液体燃料を補給したからでありますが・・・)


すぐに露天風呂(水風呂)に入って身体の外側から体温を下げ、

露天風呂から上がってからは冷やしたアルコール燃料を補給して身体の内側から体温を下げたのですが、

どうやら完全な熱中症になっていたみたいで、

特に頭が熱いので(フリーセルをやり過ぎたのかも?)

天女がびっくりして頭と首の周りを冷やしてくれましたが

ベッドに入ってからも頭が熱くて眠れず、天女が幾度となくタオルを代えてくれました。


という事で、今日は超回復!

10時頃から豪雨の予報だったので朝一番で草刈りを終えました。



(手前の草の色が茶色いのは、最初の日にここから刈ろうとしたのですが、

 草の倒れ具合から向こう側から刈ったほうが良いと判断したからです。)


土手の上から見た所



来週か、遅くても9月5日頃までに彼岸花の芽(つぼみ)が伸びだす筈、

開花が楽しみです!


土手の反対側はSさんの畑、もう何年も草刈りをせずほったらかしです。

草の中に獣道が出来ていて、イノシシのヌタ場になっていました。



電柵の山側なので、これだけ草ぼうぼうならしかたがない筈ですが、

電柵の内側の農道にも・・・



そして、昨日土手を刈っている時にはなかった獣道が土手の草の中に出来ていました。

イノシシは臆病なので見えないように草の中を移動する習性があるからですが、

今夜は近くの田圃に入るかもしれません。





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中山間地の田圃の現状

2017-08-25 11:19:53 | 田舎暮らし
もう5年位前から、いえもっと前からかもしれませんが・・・

かつては田圃だった休耕田は草ぼうぼうでもほったらかしになり、

米を作っていても稗やその他の雑草で稲が隠れるほどの惨状の田圃が至る所に現れ

当然、土手の雑草も刈らないで稲刈りが出来るのか心配になる程。


その原因は政府の政策。

高齢化した中山間地の農家が耕作を続ける事は本当に限界に達しているのですが

それを「担い手農家」などといって実際は田圃の世話をせずに

田圃から「米を収奪する」事しか考えていない担い手農家に耕作をさせるようにしむけているのだから

収益に関係ない草刈りなおするはずもなく、田圃は荒れる一方に決まっています。


山はもう50年程前から収入を得る事が出来なくなったので誰も山の世話をしなくなり

イノシシやサルや鹿やその他の獣が生息するようになり、中山間地の生活を脅かすようになった。

山に食りしたまま放置されている所に目を付けた森林組合が

間伐という名目で材木を切り倒して放置している為に

(当然、間伐の費用は政府の予算から出ていて、

 間伐という名目で本当は残して成長させるべき良木を伐って収益にしている組織である)

大雨が降るとそれらの切り倒したまま放置した木が流出して橋げたに引っ掛かって洪水を引き起こしている。

(勿論、土石流で根こそぎ流された木も多いとは思うけれど・・・)


そして、田圃も中山間地の小規模な農家ではどんなにしても経済的に合わなくなってきているんだから、

いよいよ田圃が山と同じように「見捨てられる」時が迫っているとしか言えない。

千枚田ほどではなくても中山間地の1枚1枚に段差があって狭い田圃を100枚集めても生産性は上がらないので

「担い手農家」も効率の良い田圃しか引き受けないし、

その田圃でも草を刈ったり、稗取りをしたりという手間のかかる事はしないから

もう雑草がひどくてどうしようもないという迄田圃を収奪して終わりにするか

ものすごく強い除草剤をまいてそれらを処理するしかなくなるだろう。


天女さんちは、錆鉄人が動ける限りは頑張って田圃をしようと思っていますが

米を全部売ったとして計算しても、機械化組合に代掻き・田植え・稲刈り・脱穀などの費用を払うと赤字で

米を作る為に天女と二人で汗水流した手間は1円にもならないのですから

他所の田んぼがだんだんとそういうふうになって行くのもしかたがありません。

しかも、昔はいなかったイノシシやサルやハクビシンなどに農作物が荒らされてしまうのですから!


かといって解決策はないように思われます。

何かと言うと偉い学者や企業経営者は付加価値・付加価値と言いますが

中山間地の田んぼに付加価値を付ける事は出来そうにありません。

ビニールハウスで野菜を作るとか一部の田圃を変える事は出来ても、大部分はどうしようもないからです。



近い将来、中山間地は廃墟と化すしかないように思われます。

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