世界は大きく時計の針を戻している。すでに米ロ、米中は冷戦に突入しており、世界の分断と対立は日に日に激化している。そして、残念なことに、これは悪化する一方であろう。
北朝鮮問題が大きく動く中で、南シナ海、東シナ海には、アメリカ、イギリス、フランス、インド、オーストラリア、日本(自衛隊)などの船舶が常駐し、新たな国家の連合体と枠組み作りが始まっているのだ。そして、ここにおける仮想敵国は中国であり、ロシアであるといえるのである。
「政治と経済は別である」などと間違ったことを言う人がいるが、政治と経済は表裏一体であり、政治が動くとき、経済も大きく動くのである。また、今も昔も戦争で最も大切なのは「兵站」であり、金が尽きれば戦いは負けるのだ。
同時に、経済なき同盟関係など生まれることもなく、強い経済こそが国の力を決めるわけだ。現在、中国が膨張拡大政策をとれるのも、強い経済力を手に入れたからであり、金の力で貧しい国を支配しているからだともいえるのだ。
しかし、中国の金である人民元はまだ、世界で通用しない。人民元は事実上、ドルにほぼ連動しており、香港ドルなどドルの裏付があるから利用できるのであり、それを失えば、通貨の暴落が待っている。だからこそ、中国は人民元取引の拡大に躍起になっている。
しかし、これはアメリカとの対立要因でしかなく、絶対に勝てるうちに叩くというのが戦争の鉄則となる。そして、今、これが始まったわけだ。
同時に中国とアメリカの対立は新たな世界の色分けと枠組み作りを促進する。これから、世界の国々はどちらを選ぶか踏み絵を踏まされ、チーム分けが進んでいくことになるのかもしれない。
朝鮮半島がその典型であり、韓国はアメリカとの関係を打ち切り、統一朝鮮となろうとし、中国との関係を強化しようとしている。
この世界の姿は、第一次世界大戦前後の世界の構図に類似しているものともいえる。歴史は繰り返す、しかし、過ちは繰り返してはいけない。この歴史の荒波を乗り切った時、日本にとっての屈辱の戦後が終わる時になるのかもしれない。
北朝鮮問題が大きく動く中で、南シナ海、東シナ海には、アメリカ、イギリス、フランス、インド、オーストラリア、日本(自衛隊)などの船舶が常駐し、新たな国家の連合体と枠組み作りが始まっているのだ。そして、ここにおける仮想敵国は中国であり、ロシアであるといえるのである。
「政治と経済は別である」などと間違ったことを言う人がいるが、政治と経済は表裏一体であり、政治が動くとき、経済も大きく動くのである。また、今も昔も戦争で最も大切なのは「兵站」であり、金が尽きれば戦いは負けるのだ。
同時に、経済なき同盟関係など生まれることもなく、強い経済こそが国の力を決めるわけだ。現在、中国が膨張拡大政策をとれるのも、強い経済力を手に入れたからであり、金の力で貧しい国を支配しているからだともいえるのだ。
しかし、中国の金である人民元はまだ、世界で通用しない。人民元は事実上、ドルにほぼ連動しており、香港ドルなどドルの裏付があるから利用できるのであり、それを失えば、通貨の暴落が待っている。だからこそ、中国は人民元取引の拡大に躍起になっている。
しかし、これはアメリカとの対立要因でしかなく、絶対に勝てるうちに叩くというのが戦争の鉄則となる。そして、今、これが始まったわけだ。
同時に中国とアメリカの対立は新たな世界の色分けと枠組み作りを促進する。これから、世界の国々はどちらを選ぶか踏み絵を踏まされ、チーム分けが進んでいくことになるのかもしれない。
朝鮮半島がその典型であり、韓国はアメリカとの関係を打ち切り、統一朝鮮となろうとし、中国との関係を強化しようとしている。
この世界の姿は、第一次世界大戦前後の世界の構図に類似しているものともいえる。歴史は繰り返す、しかし、過ちは繰り返してはいけない。この歴史の荒波を乗り切った時、日本にとっての屈辱の戦後が終わる時になるのかもしれない。