さて、旦那の入院経過ですが…。
出血処置(注射・点滴・絶食)出血止まらず処置(部分麻酔での止血)止血成功食事開始
──という経過を辿ってますが、私、かなりご立腹です。
その理由は、事前報告でも事後報告でも構わないのですが、未だに家族に対して説明が一切ない事。
“こういう事があったので、こういう処置をしました”
という説明がないんです。
点滴が始まっても、それがいつまでの予定だとか、いつまでに出血が止まらなかったら外科的に止血をするとか、食事もいつまでに状況がよくなれば食事が出るとか…本人にさえ説明が不足している。
医師や看護師は状況を見て、適切に対処しているのだろうが、そのスケジュールを把握しているのは病院のスタッフのみ…という所に疑問を感じる。
多分、家族に対する説明は…。
1. 誰かが説明してくれただろう
2. 子供じゃないんだから、旦那さんから聞いてるだろう
3. 奥さんが同業者だから、何をやってるか、何をやるかくらい分かってるだろう
──という三拍子の“だろう”があったのかと思いますが、だとしたら、この看護の姿勢に疑問を抱きますよね…。
もう、敢えてこちらからも聞きませんが、この一件で夫婦共に心に決めました。
今後、
この病院には掛からない、
入院してやんない。
──と。
そして、気分を変えまして、旦那の暇つぶし作戦ですが…。
最終的に、PSPのゲームソフトを1個買いました。
小説を買ってもあっという間に読み切って、1日遅れの新聞を毎日届けますが、それもすぐに読みきってしまう。
そう言えば、今の小説って高いですよね。
昔は1冊400円くらいで買えていたのに、今や600円、700円なんてざらですもん。
そう沢山は買えませんわ…
──で、
1時間ほど面会に行っている私でさえ退屈なんですから、1日中病院にいる旦那はもっと退屈ですよね…。
やっぱり、ちょっとかわいそうなので中古屋さんでゲームソフトを物色。
体験版の経験から、これなら大丈夫だろうと選んだのは、「みんゴル vol.1」。
980円でした。
それを渡して2日後の昨日、
私 「ゲーム、どう?」
旦那 「面白いっ」
かなり、気に入ったようです。
小説にお金を出さず、最初からこれにすればよかった…と思ったのは私だけではありません
累積性皮膚炎になってから、洗顔フォームは滅多に使えず、日焼け止めクリームなんてもってのほか。
朝は顔を洗わず、夜は水ですすぐだけの生活がずっと続いていました。
これが鮫肌か…と思うほど、肌がザラザラして脂っ気が全くありませんでしたが、最近、ようやくその肌も改善に向かってきました。
はぁ~…長かった…
朝起きると、脂でテカっていた頃は、忌々しい脂だ…と思っていましたが、最近その脂が出てくるようになって、とても愛しく思えてます(笑)
洗顔フォームで洗っても、ちょっと乾燥してるかな…程度の肌のカサツキになってますしね。
いやぁ~、それにしても…。
“肌は、紫外線を浴びた事を忘れない”
──というCMを見るたび、胸が痛かったです。
子供を生むと、一気にシミが出るという、人の経験も見てきたしね…。
あともう少し頑張って、日焼け止めクリームが塗れるくらいに改善させたいと思います。
夕食を食べたあと、うつ伏せになりながら物語を考えていたら、ものの数行書いた所で眠くなり、気付けば0時を過ぎていた。
こうなれば、しばらく眠れません
仕方がないので、パソコンに向かって小説の続きを書いたり、明日するサイトのチェックを済ませたり…挙句の果てに、“ええい、日記も書いてしまえ”と、今に至る(笑)
0時過ぎに起きた時、メールをチェックしたら旦那から届いていた。
7階まで階段で上がった翌々日の朝、うがいをしたら、直径4センチくらいの血の塊が出てきたそうで…。
それから喉の痛みも増したみたいです。メールには「喉の痛みと出血で眠れん」と書いてあり、とりあえず痛み止めを飲んで寝る事にした、とのこと。
まぁ、カサブタが取れた所からの出血だとは思うのですが、月曜日予定の退院も、少し伸びるかもしれません。
ってか、私の不摂生もしばらく続くってことですな(笑)
朝起きるのが遅いと、愛猫が色んなゴミを漁るので、旦那がいない間リビングで寝る事にしました。
寝室から持ってきた羽毛布団を置いて、しばらくパソコンに向かっていたら…。
振り向いたときには、この姿。
何様ですか?
──状態で、ふわふわのお布団を陣取ってます
3基のエレベーターがあるんですけど、1階に下りてくるにはかなりの時間がかかりそうな階にいる。
こんなとき、待つのが嫌いな私は、階段かエスカレーターが欲しいと思ってしまう…。
──と思っていたら、エレベータの反対側に非常口となる階段が。
建物の外とか、院内の端っこではなく、院内の中間位置にある非常階段なので、スタッフたちは結構その階段を使ってました。
よし、これで行こう。
我がもの顔で非常階段を上がり、目指したのは耳鼻科のある7階。
体力落ちまくりの私が7階まで階段で上がるなんて、到底無理だと思いながらも、いやいや、それでも上ってやる…と平静を装い上ります。
はぁ…。
はぁ…はぁ…。
はぁ…はぁ…ぜぃ…ぜぃ…。
はぁ…はぁ…ぜぃ…ぜぃ…あ゛~~…。
もうダメだ、エレベーターで行こう……。
口では呼吸せず、いかにも楽に上ってますよと…鼻で呼吸してましたが、それも限界…。
心臓はド、ド、ド、ド、ド、ド…と踊ってるし、リタイアした階は…。
なんと、4階。
情けねぇ…
病室に行って旦那に言ったら、笑われました。
翌日、エレベータに乗って7階へ。
旦那 「昨日の夕方な、1階の売店まで歩いていったんさ」
私 「おぉ。降りるときだよね?」
旦那 「そう」
私 「降りるのは降りれるさな。んで? 帰りは? 帰りも階段できたの?」
旦那 「うん」
私 「おぉ~。それで、どうだった? 途中断念した?」
旦那 「ううん」
私 「上りきったの?」
旦那 「うん」
私 「すごいじゃん。えらかったことない?」
旦那 「もう、はぁはぁ…言うわ。でもな、7階に上りきったら、すぐそこにナースステーション
があるじゃん。そこでバテてる姿見られたら、“どうしたの”って心配されるし、そん
な姿も情けないからさ、口を閉じて鼻で息したんさ。そしたら、もう…ムフー、ムフ
ー、ムフーってなって…」
大笑いでした。
二人とも平静を装い、する事が同じ。
似た者同士だよ、まったく(笑)
気まぐれで愛猫を抱き上げコタツの布団の所に連れてきたら、いきなり愛猫が怯えた。
えっ? と思うまもなく、逃げ出したその時でした…。
バリッ…
私 「ぬぉっ…」
くっきりと、3本の爪後を残されました…
いったい、何に怯えたの?
辺りを見渡してもそれらしきものは見当たらない。
しばらくして、もう一度抱き上げコタツの布団の所に連れてきたら、またものすごく怯え逃げようとしました。
なに、なに、なに…
とにかく怖い物は何もないよ、と──今度は引っかかれないように足を掴み──抱きしめていたら、それでもなお力強く逃げ出してしまった。その瞬間…。
バリッ…
私 「ぬぉっ…」
なに…なんなの…?
ワケが分からぬまま、傷口を消毒する私…。
その消毒をしながら、ふと、愛猫が怯えたものが何なのか分かったような気がしました。
ひょっとして、これ…?
料理をするとき、袖口を止める腕輪(?)です。
ほんと、猫の恐れる基準が分かりません…
このあと、愛猫の爪を切ったのは言うまでもありません。
昨日、旦那の所に行ったら「メールが来た」と、その内容を見せてくれた。
…は 入籍
驚いた…。
多分、出会って1ヶ月も経ってないと思うんですけど…。
とりあえず、幸せになってくれることを祈ります
数ヶ月前から気になっていた、目の下~頬骨辺りの痛み。
痛みのピークは数ヶ月前で、今はたま~に発作的に痛くなる程度です。
そのまま放って置いてもいいか…と思う頃になって、ようやく原因の可能性を2つ見つけました。
ひとつは、鼻からくる上顎洞炎。
ふたつ目は、歯からくる上顎洞炎。
どちらにしても、その診断結果だと、ちょっと面倒です。
とりあえず悩んでも仕方がない…と、とっとと耳鼻科に行きました。そこでレントゲンを撮ってもらいましたが、結果はクリアだったのでホッとしました。
あとは、時期的に定期健診もあったので歯科受診を予約。
ただ、この時は色々とあって、歯の神経に響くような痛みが生じてしまったんです。
その痛みが予約した日の夜には酷くなって、お粥しか食べれない。翌朝は何もしてなくても痛くて、ご飯なんて全く食べれない。
仕方がないので、急患としてその日の朝に診てもらいました。
レントゲンを取りましたが、神経に異常は見つかりませんでした。ただ、その歯は神経に近いところまで虫歯になった歯で、何かの衝撃で神経に響いてるんだろうということでした。だからと言って、このままでは、もう何もできません。
──ってことで、健康だったんですけど神経を取りました。
神経を取った歯、これで4本目です…
何でそこまで虫歯になるまで気付かないの? あるいは放っておくの?
──と言われそうですが、普通の虫歯の時みたいに、「あ、しみる…」と思うくらいの症状で歯科受診すると、見た目には虫歯になってなくても──どこから入り込むのか──奥の方が虫歯になってて、「かなり奥まで虫がくってます」と言われてしまう。しかも、それが神経までいっている、って事がよくあるんですよね。
なんででしょうね?
何かもう、自分の歯ながらその弱い歯質に腹が立ちます。
神経を抜くと歯の色も変わってきますし、もろくなりますから、そうならない為にと、毎回30分くらい掛けて磨いてんのに…。
まぁ、時間じゃないと言われたらそれまでですが…。
子供ができたら、絶対に小魚や牛乳を摂らせて、歯質を強くするぞ
んで、虫歯にならないように頑張ろうっと。
あ、ちなみに、心配していた上顎洞炎はなかったです。
扁桃腺摘出手術は、過去に1回だけ見た事がありますが、その時の手術時間(麻酔を掛けたり体位を整えたり、ドレーピングをしたりする時間は省く)は1時間くらいでした。
9時に手術に向かい、麻酔→手術→覚醒までの過程を考えたら、“11時ごろに終わる”という看護師さんの説明には納得。
家族が手術室への見送りをするなら9時前に…とのことでしたが、結局、手術が終わる11時ごろに病院へ。
でも、実際にお迎えの電話が手術室からあったのは11時45分くらい。
…う~ん、遅い。
担当医は若く、Drになって間もないのでしょう。
術前の説明の時から緊張していましたし、手術の手際もベテランに比べて時間が掛かったのだろう…と思うのは、手術室から出てきた時に「これが取ったものです」と言って見せてくれた手が大きく震えていたから(笑)
旦那は覚醒していましたが、喉の痛みもあったので半分死んでました。
──が、無言で私の胸を突っつくちょっかいは忘れない(笑)
もちろん、容赦なくべシッと手を叩き落としましたがね。
そして、言いたい事が言えないので紙に字を書きました。
『ハラヘッタ』
ほんとーに、食欲だけはすごいです。
でも喉が痛いので食べれません。
酸素マスクだけして1時間くらいして目を瞑っている旦那。
私もする事がないので「帰るわ」と言うと、再び紙に字を書きました。
『先生から説明があるはずだけど、一応、看護婦さんに聞いてみて』
──とのこと。
言われた通り聞いてみれば、「一度確認してみます」と言われました。
病室で待っていると、しばらくして看護師さんが来ました。
Ns 「あの…さっき、手術室まで迎えにいった時に説明した…と言ってましたが…」
ものすごい説明です。
なんてたって、「これが、取ったものです」という、本当にそれだけの説明だったんですから。
ま、それ以上の説明がないと言えばないんでしょうけど、ちょっとびっくりでしたよ。
そして一旦家に帰って、酸素マスクも外れ数時間たった19時ごろ、再び面会に。
既に持っていっていた“10秒メシ”のゼリーを2個食べて、「アイス食べる?」の問いかけに、子供のような満面の笑み。
売店で買って渡せば、大好きなアイスを頬張ってました。
痛み止めを飲んだせいか、痛み自体は大丈夫のようで、ただ飲み込むのが苦労するようです。
アイスも普段ではあり得なくらいゆっくりと食べてまして…そんな時、またまた紙に字を書きました。
旦那 『ねーさんが、看護師だって、バレバレ』
私 「ぬぉ マジで」
旦那 (うん)←頷く
私 「なんで? 何も言ってないよ? おにーさん、言ったの?」
旦那 (ううん)←首を振る
私 「なんでぇ?」
旦那 『行動、言葉…で分かったって。もしかして、奥さん、看護師さんですか? って聞か
れた』
私 「うぉ~、マジでかっ 行動って…ひょっとして、病院内チャキチャキと歩きすぎたか
ら? 言葉だって思わず出てしまう専門用語も気をつけて、普通の言葉を使ってたの
に…バレバレってさ…」
旦那 (わはははは…)←顔で笑う
同業者って、お互いやりにくいですからねぇ…。
働いている立場でもやりにくいし、患者や患者の家族の立場でも、下手に分からない事を聞きにくいし…。
とっても普通にしてたんですけど、私の普通は普通じゃないらしいです…。
装うのって難しい…
とにもかくにも、術後、数時間たった旦那は元気が出てきたのでヨシとして…。
紙に何度も書く『ハラヘッタ』はどうしたものか(笑)
ま、それでも、口に出して言わないだけ静かでいいですけどね
同時に、「男の人も紹介してよ~」と言われたため、旦那が会社の男性を紹介。
…んだらばさっ。
ものの数日で、高校にいく事を断念。
理由は“職探しもあるし…”という事でしたが……。
いやいや、実は恋に走ったんですよ、えぇ。
やっぱ、恋には適わなかったかぁ…
しかも、1ヶ月も経たないうちに同棲ってさ…
いいのか、○ちゃん
とにもかくにも、相性と運勢を見なければ、と生年月日を聞きだし調べましたよ。
仕事を辞める頃、職場の人(私より3歳年上)が「彼氏もいなくて結婚できるのかなぁ…」と悩んでいたので、調べてあげました。
「来年から3年間いいから、その間にいい人が現れるよ。そして、お互いの運気がよければとんとん拍子に事が進むよ」
──なんてアドバイスしたら、ものの見事にその期間に妊娠&結婚しました。
更に、その事を聴いた某科の先生(私より4歳年上)も、調べて欲しいということで、調べてアドバイスしたら、それもまたものの見事に今年の年賀状は「結婚しました」との報告がっ。
そんなこんなで○ちゃんも調べてみたら、彼女は今年からよかったんですが、相手が悪かった。
しかも、二人が出会った時の相手がまた悪い時期だなんて…。
そんな時に同棲が始まったら…。
うん、まぁ、近いうちに破局だな。
思わず両手を合わせてしまいましたよ
部屋代が1日無料だったところ、1050円掛かる4人部屋になりましたが、まぁ、しょうがない。
それにしても、一人ひとり、床頭台の下に冷蔵庫があるのには驚いた…。
収納ボックスも30センチ幅のクローゼットみたいなものがあるし、何か、すごいのねぇ、今の病室って。
モデルルームに行くと、いろんな引き出しや扉を開けたくなるのと同じで、床頭台の引き出しやら冷蔵庫やらを開けましたが(笑)、冷蔵庫は私の苦手なバナナの匂いがしました…
やっぱり、病人にはバナナなんですねぇ…(笑)
入院した早々、土・日は家に帰ってくるのですが…。
旦那は、入院中の暇つぶしにと小説を買ってきました。
新聞とバイク雑誌とマンガ本を読む姿は違和感ないのですが、小説を読む姿は何か新鮮です。
いや、まだ想像している段階ですけどね(笑)
…なんだお前?
ぬぉ い、今動いたな
形に反応してるのか、ものすごくビビッてました。
ソファの端に座ってる時にふとこのブラシを見せたら、驚いてソファから落ちてました(笑)
動物のおびえる基準が、未だに分かりません…
ファンヒーターもなく、ババシャツとハンテンとコタツで寒さをしのいでいた今年の冬は、空気の入れ替えで窓も開けていたので、室温はいつも14~16度。
そんな中ではかいわれも育たないだろうと、冬の間はお休みしていました。
それも三寒四温で日々暖かくなり、2週間ほど前からかいわれ作りを再開。
毎日水をあげないと育たないという注意書きを覚えてはいましたが、久々だと毎朝水をあげる行為を忘れてしまい、1回目は全く育ちませんでした
そんなこんなで2回目に挑戦。
今度こそは…と毎日水をあげ、何とか育ちましたが…最後の最後でまた忘れる
日に当て、ちょうどいい緑になったのは夕方。
旦那が帰ってきて、かいわれを見て言いました。
旦那 「不揃いのかいわれたち…」
えぇ、まさにそんな感じです(笑)