旦那の扁摘が終わり──驚いた事に、お義母さんも“虫垂のう胞”という疾患で同じ時期に入院し、同じ時期に退院する事になってました──今度は私の歯科で、もうひとトラブルがありそうだ…と書きましたが、本日、その歯科の再受診に行ってきました。
4月8日、歯科に保存されている歯のレントゲンは、おそらく5年くらい前のもので、今回、新しく撮り直したいということもあって、全体の歯の写真と特定の歯の写真を撮りました。
その後、以前にも書いた通り神経を抜いてもらい、その神経が入っていた空間に薬を詰めました。
麻酔が切れてから左小鼻の横辺りにしこりっぽいものができていて、そこが、中に芯が埋まったニキビのように痛い。
しかも、抑えると何かしら金属的な痛みというか響きが神経を抜いた歯の方にくるんですよね。
とりあえず、神経を抜いたんだから暫くは仕方がない…と様子を見て、1週間後の15日に診てもらいました。
先生もコレといった原因は分かりませんでしたが、考える事は同じで…。
「神経を取るということは、歯の根っこの部分まで触るので、そういう事も出てくるかもしれないけど、時間と共になくなっていくと思います」
──との事でした。
とりあえず、歯の中に入れる薬を変えてみる…という事でその日は終わり。
しか~しっ
その日の夜、お風呂から出てきたら両方の太ももの裏辺りが、みょ~に、痒い
なんだぁ…?
──と思っているうちに、ポツン、ポツン、ポツン…と蚊に食われたような跡が。
数が普通と違うことに驚いていると、見る見るうちに増えて、それが繋がっていくではないか
なんじゃ、これぇ~~
ってか、自分の足ながらキモイ…
何が何だか分かりませんが、蕁麻疹だということだけは分かり、とりあえず掻かないように我慢しました。
それから数時間経つと、ウソのように綺麗になくなっていました。
今までの生活と違うことがあるとすれば…と考えて導き出されたのは、歯の中に入れた薬のみ。
食事でのアレルギーなら、食後30分~1時間くらいで出るはずですし、考えられるのはやっぱりその薬しかありません。
蕁麻疹は、翌日も、翌々日も、そのまた翌日も…毎日どこかにできました。
もう間違いないと確信し、ネットで調べまくります。
10年ほど前、ミノマイシンという薬を内服して、顕著に副作用が現れた事があるので、それ系統の薬かもしれないと思い、ある程度の薬品名と系統(テトラサイクリン系、塩酸ミノサイクリン系)の名前を頭に入れて受診したのですが…。
聞いて、返ってきた薬品名は、
『カルシペックスⅡ』
──というものでした。
更に系統を聞けば、
『水酸化カルシウム剤』
──とのこと。
全く、予想と違うものでした。
それでも、薬疹には間違いないわけで…となると、そんなものにまで私はアレルギーを持ってしまったのか…という結論になり、かなり凹みました
だってね、その薬品の内容物というのが主に“水酸化カルシウム”と“硫酸バリウム”と“精製水”と“その他”だけなんですもん。
入っている物が少ない分、アレルギー要素を特定しやすいですが、バリウムは胃の造影剤でよく使われるので、できるなら、そのアレルギーでない事を祈りたい。
そして、あと残るは“その他”の中。
添加物でアレルギーを起こしたなら、それを特定するのも面倒ですしね…
とりあえず、薬を再度変えてもらいました。
──にしても、アレルギー要素が増えたとなると、これから更に他の治療も面倒になるなぁ…
あ、そうそう。
小鼻の横の痛みも自分なりに“のう胞”を疑い、もう一度レントゲンを撮ってもらったんですが、“のう胞”という明らかなものは写されておりませんでした。
ただ、歯根膜というところに少し黒い陰が見えているので、やはりそこが炎症を起こして痛みの原因になっているのかもしれないということでした。
──とはいえ、その炎症が治まったからといって、黒い陰がなくなるというものでもないらしいので、結局の所は時間治療になりそうです。