目立つ

昨日、歌番組を見ていてふと気が付いた。

歌手でも、歌の上手い・下手があるのは昔から同じ事。
レコーディング後の編集で色々と修正して“上手さ”を完成させるのもよくある事です。

──が。

最近は、どうしてテレビで歌を歌うと、こんなにもヘタな人が多いんだ…と思うことが多くなりました。

え…この人、こんなに下手なの？

──って。
いやまぁ、音痴の私が言うのも何ですが、ほんと、そう思うことが多かったんです。
でもね、昨日、分かったんです。


昔って、新曲を聴くのって絶対にテレビでしたよね。
デビューの歌も、初めて聴くのはテレビでした。
でも、最近はネット配信など、“完成”した物を聴く事が多いんです。
その“完成”した曲を初めて聴いた上に、いい歌だと何度も繰り返し聴いているので、テレビで歌っている歌を聴くと、そのギャップが分かりすぎるくらいあるんですよね。
ラジオやテレビのプロモーションビデオで、「この曲が今凄い人気なんです」と紹介され聴く曲。
本当に、海外の歌手並みに上手い歌手が出てきて、日本もレベルが上がったなぁ…と思っていた歌手でさえ、テレビで歌を歌っているのを聴いたら、“あれ…？”でした。

まぁ、昔に比べて歌番組が少なくなった事はもちろん、私自身が歌番組を見なくなった…というのもあるんですけどね