☆~Carefree Life~☆

HPの管理人 Sugaryが、日々の出来事から、趣味や宣伝まで勝手気ままに綴ります。

勉強嫌い

2005-11-09 08:00:53 | バカ夫婦

旦那は、勉強が嫌いです。
答えが曖昧な国語が大嫌いで、故に、今年2年目になる通信制の学校では国語を選択しなかった。

「答えがひとつしかない数学の方がまだマシ」

──と言うのがその理由(この考えは男性に多く、故に、理数系は男性が得意とするのだ)なのだが、その数学でさえ、弱点がある。
それは…。


算数がメチャメチャ…ということ。

 

そう、数学より算数に問題があるのだ。
xだのyだの、文字を使う数学ができなくても、日常生活には大した問題はない。
だけどね、小数点とか分数とかっていうのは日常的に使うと思うのよ。
そういう「分野」が、いまいち理解できてないというのは、旦那自身もよく分かっています。


「スーパーカップ1.5倍」という商品。
最近、「スーパーカップ2.0倍」というものが出た。
旦那が仕事に行ってる間、テレビで情報を得た私は、帰ってきてから色んな情報を彼に与える。


私   「スーパーカップに2.0倍っていうのが出たんだよ」
旦那 「お すげーじゃん」
私   「でしょー。出ればいいのになぁ…とは思ってたけど、それ言ったら、2個買えばいいって言われそうでさ──」
旦那 「あはは~……。ところで、2.0倍ってどれくらい?
私   「……はい?」


“すげーじゃん”って言ったのは、なぜ?
そんな言葉がよぎった瞬間です。

私   「1.5倍っていうのは、分かるよね?」
旦那 「おぉ…それがな、いまいちよく分からんのだ」
私   (マジか…?)
     「1.5倍っていうのはさ、もともとの麺の量が100gだったら、150gになってるって事よ。1.0っていうのは、もともとの量100g…つまり“1”で、更に0.5倍追加ってことは、100gの半分である50gが追加されてるってこと」

旦那 「だったら、0.5倍って書いとけよなぁ?
私   (……なんで?)
     「………いや、それは違うでしょ」
旦那 「そうか?」
私   「そうだって…。だってさ、おにーさんが言いたいのは50g追加してるからでしょ?」
旦那 「おぅ」
私   「それは追加してるってことだから、“たしてる”ってことよ。“倍”…つまり、“かけ算”じゃないわけよ。もし、書くとしたら、“0.5倍”じゃなく、せめて“0.5(倍を)プラス”っていうのが正解でしょ」

旦那 「じゃぁ、そうやって書けばいいじゃん。その方が分かりやすいって
私   「…………」

この理解力、小学生並み…。
とりあえず、話を戻そう。

私   「…だ、だからさ…2.0倍っていうのは、もともとの麺の量が100gだったら、その2倍、200g……つまり、2人前ってことよ」

旦那 「ふ~ん…。1.5倍を基準にして2.0倍じゃないのか…」
私   「…………」


基準が間違ってんじゃん…

 


──そういえば、会社から帰ってきての第一声に、こんな質問も受けました。


旦那 「なぁ?」
私   「うん?」
旦那 「“定価の2かけ”っていくらよ?」
私   (おいおい…)
    「定価の2かけっていうのは、定価が100円だったら、その2倍ってこと。つまり、200円よ。3かけだったら、300円。“かけ”だから、かけ算の事よ」(計算の苦手な人には、例えが優しくなくちゃダメ。ってなわけで、私が出す数字の基準は大抵“100”だったりする)

旦那 「ほぉ、そういうことか」
私   「そういう事…


旦那は、「こういう時は、この公式を使えば簡単に解ける」といわれても、それ自体を受け入れる事ができない子供だった。
分数での割り算も、“割るほうの数字”を上下ひっくり返してかければ(かけ算)いいと言われても、「なぜ、ひっくり返さなきゃならんのか理解できんくって、そっから前に進めなかった」という子供時代。
クラスに1人くらいはいるんですよね、そういう子供が。
それが悪いとは言いませんが、教える側に立つと、どうやって教えていいか分からなくなるものです。その時の先生もかなり困ったんだろうなぁ…と思いつつ、未来への不安が募ります。


私   「生まれてきた子供が、おにーさんみたいな考え方だったら、うちは、よう教えんよ…」
旦那 「はははは~」
私  (笑い事じゃないって…)


そんな日常会話。
そういう数字の計算は私のほうができるのですが、定価と小売希望価格とどう違うのか…なんていう、一般常識的なことは、旦那の方がよく知っていたりする。
ある意味、よいバランスなのかもな…と、いい方に考える事にしよう…。

コメント
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