本日、2投稿目。
“メリーちゃんと羊”には、最初、4世帯のキャラクターが存在する。
夫婦でマンガ本に没頭した夕飯時の会話には、もちろん、そのキャラクターの事で盛り上がりました。
私 「年中ハァハァ言ってる魚のお父ちゃん…あのキャラは好きじゃないなぁ~」
旦那 「まぁ、そう言ってやんなって…」
私 「でも、その息子(人間)は好き。あの、クールで無表情のキャラなんかサイコーだよね」
旦那 「あれなー。父親にだけヒドイところなんかなー。ヒドイッつったら、ライオンの父親もヒドイだろ」
私 「あんなの絶対最悪…飲んだくれの公務員警官なんて…」
旦那 「パンダの父親もヒデェよな?」
私 「そうそう。金儲けっていうかさ…。触るだけで金取るなんて…」
旦那 「悪徳…つーか、詐欺だよな」
私 「ねー。あのキャラの中で親子共々、まだまともなのって、やっぱ、主人公のメリーちゃんと羊のおじさんだよね」
旦那 「そうねー」
私 「ヒドイって言ったらさ…1巻の最後の方に鳥が出てくるじゃん?」
旦那 「鳥…?」
私 「うん。人の家を乗っ取ったりする鳥の親子」
旦那 「あぁ、カッコウな」
私 「そうそう。人の家にやって来て、人を追い出したり、家を乗っ取ったりさ…」
旦那 「──ってか、カッコウっていう鳥自体がヒドイ鳥だよな」
私 「うん、ヒドイヒドイ。他人に卵を預けて孵化させといてさ…生まれたヒナさえ、もともとそこにあった卵を下に落とすんだもんねー。何がヒドイってさ…生まれたばかりで何も知らないヒナがよ? 純真無垢な時期に他人を蹴落とす本
能があるっていうのがヒドイよ」
旦那 「おぉ、ひどすぎる」
私 「でもさ、カッコウが他の卵を落とすっていうのは、知らんかったよ…ってか、覚えてなかった」
旦那 「え…?」
私 「もちろん、卵を他の鳥の巣に預ける鳥がいて、生まれたヒナが同じ巣の中にある卵を落とす鳥がいるっていうのは知ってたし、昔、その鳥がカッコウだっていうのは聞いてたんだけど、その部分は忘れちゃうんだよね~。記憶の中に“卵を蹴落とす鳥=カッコウ”っていう風に結びついて残ってないのさ」
旦那 「…………?」
私 「分かる…?」
旦那 「…………?」
私 「ほら、社会の歴史と同じよ。歴史が苦手って言ったってさ、全く何も知らないとかなじゃないのよ。“関ヶ原の戦い”とかさ、こう…何かを取り締まる為にできた法律の名前とか…そういう言葉は覚えてるんだけど、繋がってないのよ」
旦那 「……………」
私 「なんていうのかなー。例えばさ、クイズ番組で“かくかくしかじか、こういうのを目的に、○○が作ったのは…”なんていうのが出たら、まったくもって答えられない。でも、答えを聞けば、その言葉はちゃんと知ってるのよ。歴史上の人物とかも名前は知ってても、どの年代に生きた人で何を作った人か…までは、うちの頭の中では繋がってないから、答えられないってこと」
旦那 「あぁ…じゃぁ…英語と同じか? 単語が分かってても繋げれないっていう…」
私 「そうそうそう! “この文章を英文に直せ”っていうのがあってさ、単語・単語は分かってもどう繋げていいか分からなくて答えれない…みたいな…」
旦那 「なんだー。結局、二人揃ってバカなんじゃん」
私 「………………」
漫画の話から、頭の中のことまで話が及んだ夜でした…。
まぁ、結局の所、繋がってなきゃ意味がないので、繋がってないという事は、知らないってことなんでしょうがね…。
そんな話に発展しましたが、この4コマ漫画に興味が出た人は買ってみてください(笑)