中立でサッカーを見るのは全社以来か。随分空いたなぁ。
第86回全国高校サッカー選手権大会 山口県大会 準々決勝 西京高校対下関中央工業 2007年11月10日(土)10:30キックオフ 下関市乃木浜総合公園(スタンド側)
【西京】GK1目 DF5金本 14原田 3西本(79分2畔田) 4久原 MF6緑 15小川 8河口(61分18山田) 7江口 FW11牧本 10渡邉
【下中工】GK1末廣 DF5高山 4下村 3西原 2西岡 MF6菅 7東原 8野村 9西永(HT 16樋口) FW10宮下(59分24豊川) 11武田
この夏のインターハイで高川の独壇場を打ち破って、全国大会に出場した西京と下関の雄、下関中央工業の対戦。西京はそのインターハイでベスト16に進む快進撃を見せたこともあって期待して見た。
序盤は下関中央工業が押し気味。CKを得るも得点には至らないが、上々の出だし。西京は徐々に11牧本や10渡邉といった攻撃陣がペースを奪い攻め手を増やす。
10分、11牧本の左足ミドルシュートは枠を外すも鋭いモノ。
15分には西京7江口がドリブルで左サイドを駆け上がり中央にクロス。これはGK1末廣に阻まれるも良い形。
下関は若干硬さが見られるか。CBが余り連携が良くないように見えるのはコミュニケーション不足か?
西京11牧本はボールを持つと創造性のある展開を見せる。惜しむらくは味方をも欺きかねないという点だろうか。周囲に理解させられればもっと凄いものが見られるかもしれない、と期待。
得点は24分。西京左MFの8河口がドリブルで下関陣内に持ち込み中に絞る。下関DFも追いすがるが捕らえきれずGKと1対1を許してしまい、最後は河口自ら決めて先制。西京がリードする。
更に37分、西京右バックの5金本が相手からボールを奪い、怒涛のドリブルで持ち上がり中央で待つ10渡邉に展開。点にはならずも、豪快なドリブルに驚かされた。
下関中央工業はパスを繋げなくなって、やや放り込みになってきて苦しい展開に。
西京が前半は上手なサッカーをしている感があるが、そのまま行くかどうか。
後半から下関はサイドの選手を替えて右をパスの起点とする。16樋口はパス意識が高い選手で、突破した方が、というシチュエーションでもパスを出してしまうきらいが有るが面白い存在ではある。
47分、西京は左サイドを奥深く突破して、マイナスの折り返しから10渡邉が決めて2-0と西京がリードをひろげる。
下関も後半から修正し、繋ぎを重視してチャンスは作れてきた。しかし、時すでに遅し、と言うべきか西京が2点リードで守りに入ったためかなかなかチャンスをモノに出来ない。
60分過ぎからは24豊川をサイドに入れ、4下村をトップに上げてターゲットを作る策に出たが得点には至らず。好ゲームながら、試合は2-0のまま終了。西京が一枚上手だった印象だ。
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