東京V2-1札幌…
ノルディーア北海道との入替戦を戦う可能性のあるチームが出場する、なでしこチャレンジ参入戦を観戦しに、御殿場の裾野グラウンドに行ってきた。1位になると、チャレンジリーグに自動昇格。2位でノルディーアとの入替戦。
なでしこリーグは撮影禁止とのことなので、写真は無し。
今日の4チームを見た感じでは、つくば、清水第八（敗退）がほぼ同レベル、その下に益城熊本、その下に豊田（敗退）といった印象。さて、5日の2回戦はどうなるのか。愛媛対つくば、JSC対益城熊本、という組み合わせ。愛媛、JSCの実力は僕は判らないがどうなるだろうか。
2011年11月3日（木・祝）11：00キックオフ 2011チャレンジリーグ入替戦予選大会 清水第八プレアデス対つくばフットボールクラブ 時之栖スポーツセンター 裾野E2グラウンド 主審：佐々木里紗 副審：高橋美里 望月一美 4審：山内一大 観客数：116人
【清水】GK1佐藤 DF12井上（70分14橋詰ゆ） 3谷口 9西ヶ谷 4小田 MF5金城 15鈴木 2宮川 11松下 FW7堀 8濱中 控え：GK20丸山 DF16寺平 18落合 MF13小川
【つくば】GK1村上 DF20鈴木麻 5須藤 2南 4鬼澤（HT18三輪） MF3青木 8阿部 9鈴木稚 16吉本 FW10亀井 11馬場（67分7菅野） 控え：GK21飯塚 DF12猪倉 19河原
目に付いたのは清水15鈴木の大きさ。同じボランチで、清水5金城の運動量も目立つ。
前半は攻める清水、しっかり守るつくば、という感じ。特につくばはGK1村上が良い守りでチームを盛り立てる。6分には清水第八7堀のシュートから11松下がヘッドでゴールを狙うが、GK村上の好セーブでつくばは凌ぐ。
つくばは10分、5須藤の左CK等でチャンスを得るも、決めるには至らず。
清水の繋ぎの前にやや押され気味のつくば。
清水はFW7堀のスピードが良い。17分には相手DFとの併走ドリブルで、CKを得たり、8濱中とのコンビネーションも良く、小気味良い攻めが続く。
清水の得点機は21分。左クロスに2宮川がヘッドで合わせようとするが、やや浮かしてしまい枠を僅かに外す。
つくばは清水のCBの裏を狙うようだ。ポゼッションは6：4から7：3くらいで清水。だが、清水はCBとGKの間がちょっと緩い感じもある。
そして42分。再三チャンスを作ってきた清水7堀が右サイドをドリブルで抜けてシュート。フリーな5金城に預ける、という手も有ったが自分で打って決める。1－0と清水がリード。
前半は清水1－0つくば、で折り返す。
後半に試合はガラッと変わる。つくばの打った一手。左HFに入った18三輪。彼女の立ち居振る舞い、テクニックが素晴らしい。怪我明けか何かだろうか、途中出場で接触プレーは好まないが、基本とテクニックが抜きん出ている。ニューヨーク・マジックにも在籍歴あり、というのも異色か。
53分、その左サイド。18三輪が自らミドルシュート。中央でDFに当たったようにも見えたが、そのままゴールに突き刺さり、つくばFCが同点に追いつく。
つくばは10亀井をボランチに下げ、8阿部、7菅野、18三輪で攻める。
61分、清水8濱中のシュートはつくば1村上の好セーブに遭う。終盤に差し掛かるに従って、つくばのペースになって来たように見える。しかし、結局90分闘って1－1のドロー、10分×2本の延長戦を闘うも、ゴール決まらず。PK戦へ。先攻のつくばが10亀井、5須藤、2南、9鈴木稚、7菅野と全員決めるが、清水は5金城、8濱中、7堀、3谷口と4人が決めた後の5人目の9西ヶ谷。西ヶ谷のキックはゴール左下へ向かうがやや弱い。これをつくば1村上が止めて、PK戦4-5となってつくばが勝利。
つなぐサッカーを試みるも、決定機を決め切れなかった清水第八。GK1村上中心の守りに18三輪のパスが活きての勝利を挙げたつくば。好試合をありがとう。