ryonagaの「通勤準急スタジアム行き2」

サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2010.2.20 練習試合 横浜対甲府

2010-02-20 23:36:56 | サッカー

先週、先々週となでしこを追いかけていたので、J2探訪を怠ってしまった。
今年はちょっと短縮版でJ2探訪。今日は甲府。横浜との練習試合を見てきました。

2010年2月20日(土) 練習試合 横浜F・マリノス対ヴァンフォーレ甲府 マリノスタウン練習場 14:00キックオフ (選手・時間等は筆者の目測・推測によるもので、正確なものとは限りませんのでご承知ください。なお、形式が45分×2本でしたので、公式戦同様の形式をとります。なお、ここで言う背番号は練習着の番号です。登録番号ではありません。)

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【横浜】GK1榎本 DF5田中(HT35天野) 22中澤 3松田 2藤田(35分32波戸) MF30小椋(80分6河合) 10山瀬 11坂田(HT7兵藤) 14狩野(78分18清水) FW9渡邉 17バスティアニーニ(68分8長谷川)

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【甲府】GK荻(無番) DF4山本(22分20吉田) 5ダニエル 3柳川 17津田(78分33片桐) MF8養父(78分13内山) 2秋本 9大西 10藤田(71分30保坂) FW11マラニョン 14ハーフナー(78分18キム・シンヨン)

1分、横浜10山瀬の器用なドリブルから、シュートへの一連の流れ。決まらずとも、惜しい流れ。
甲府はさすがに横浜相手ではペースはなかなか握れない。守備中心の固い試合に向かう。

序盤目を引いたのは、横浜17バスティアニーニ。左右に流れてチャンスを作ろうとする。大柄な体格から、どっしりしたポストプレーヤーを想像しがちだが器用なタイプなのかも知れない。

14分の横浜30小椋のスルーパスが良いセンス。
17分、横浜14狩野から左に展開、中央で合わせて1点モノのチャンス。しかし、甲府GK荻の好セーブで得点ならず。確かこれで決定機は2回目。荻のキレ具合が相当のもの、と判る。

20分には甲府11マラニョンにスルーパスが入るが、ちょっとタイミングが早いか。右サイドからの攻めで甲府はチャンスを作ろうとする。

22分に甲府4山本が負傷交代し(軽傷か)、DFラインは左から17-3-5-20に。恐らく練習着に一部昨年の背番号が入っているようだ。

偶然にも両チームとも、昨年4-3-3から今年4-4-2(内実は事情が違うけど。)に変えてきたので、どうしてもその残像がちらついてしまう。(それほど試合を見たわけじゃないが。)

特に甲府。選手の動きで、瞬間的にマイク-マラニョン-大西という3トップ的な状況になると、どうしてもその前線にボールが入ることを期待してしまう。もちろん3人の配置は代わると思うが。

甲府は29分右サイドを8養父が突破、20吉田にスルーパスが通るもオフサイド。なかなか良い感じだったのだが、惜しい。

31分の横浜、2藤田の左サイド突破から中央17バスティアニーニへ。トラップせずに打てばゴールの可能性は高かったのだが、トラップでワンテンポ遅れてしまいDFのブロックが入り、シュートは枠の右へ。またしても1点モノのチャンスを逃してしまう。

32分には甲府9大西が右サイドから中央の11マラニョンへのラストパス。低いクロスは結果的にゴール前を横断してしまう。マラニョンが蹴り込むだけ、という惜しいシーン。

33分には横浜30小椋がの良い感じのロングシュートでGKの頭上を狙うも、ゴールならず。

35分の甲府、再び9大西が右から中央の14ハーフナーにパス。11マラニョンに渡し、シュートも枠には行かない。右サイドは活きている甲府だが、左に入った10藤田はちょっと良くないか。ドリブル突破も3松田に止められるシーン多く、左MFでは不調なのか。

この辺りで横浜2藤田が負傷したか、32波戸に交代。

前半は横浜が押しまくっていたのだが、チャンスを決めきれず、かつ甲府GK荻の好守に遭ってリードできず。

後半に入って横浜は右SBを5田中から35天野へ、MF11坂田を7兵藤に交代。7兵藤は左サイドが主戦場か。

51分、甲府はボランチ気味に下がった10藤田から左の17津田へ、折り返して14ハーフナーへ。シュートは決まらずも、良い形の連携が見られた。

横浜はこの時間、右サイドを駆け上がる35天野が早めに甲府DFの裏を狙ってクロスを入れてくる。これが甲府攻略のポイントなのかもしれない。3柳川が統率するDFラインは5ダニエルの高さ、という利点があるが、スピード系のSBが裏にクロスを配給する、という常道にはちょっと弱いのかもしれない。

とにかくこの日は甲府GK荻が当たり過ぎていた。横浜が押しても押しても甲府ゴールを割れない。63分、65分と横浜17バスティアニーニが続けてチャンスに絡むも、シュートを打つのが遅かったり、シュートに行かずヘッドで折り返したりとちょっとチグハグ。67分には7兵藤から素晴らしいタイミングで9渡邉にスルーパスが入るも、渡邉のシュートは力が入りすぎてゴール裏の坂(構築物です。)の溝にハマる。

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78分には甲府が一気に3人選手を替え(見た目には去年の4-3-3に見えた)ほぼ同時に横浜は14狩野から18清水に交代。この辺りから試合が動き出す。

82分、甲府のCKから逆サイドに居た3柳川が余っていて、これを蹴り込み甲府が先制。

しかし、83分つまり直後。左サイドから甲府DFラインの裏を狙っていた7兵藤が抜け出し、シュート。惜しくもボールは逆サイドのポストに当たってこぼれるも詰めていた18清水が押し込んですぐに横浜同点に追い付く。

87分には左サイドをえぐった横浜(誰?)、最後はマイナスのパスが7兵藤に入り、兵藤が決めて2-1とリード。

しかし、ロスタイムに入ってまもなく甲府11マラニョンから18キム・シンヨンにボールが渡り、キム・シンヨンがループ気味に狙うと相手DFに当たったか、不規則な曲がりでゴールに吸い込まれ2-2の同点に。結局試合は2-2で終了。

甲府は相手が横浜であることを差し引いても、あまり2枚を前に並べるのはぎこちない感じに見える。サイドバックがCBタイプで有れば、せっかくのサイド攻撃も活きてこないし、今日の出来なら10藤田はサイドでは使われないと思われる。今日のメンバーで4-4-2で行くようなら、宝(豪華攻撃陣)の持ち腐れ、にも成りかねないように思える。その上、昨年ほどの破壊力が無い、となれば、シーズン序盤もたつくことも有り得る。もちろん、去年の延長線上で行けば怖いチームであることには間違いないのだが。内田監督の判断や如何に。偶然、私には博多の森で見る予定があるんです>開幕戦

横浜はまずまず順調なように見える。噂されるスペインからの人は、特に必要とされないのではないか。
9渡邉はFWの一角を確実にしているし、もう一枚に17バスティニーニが来るか、8長谷川アーリアジャスールが来るか、という感じ。この試合も普通のJ2のGKなら前半3点、後半2点は固かったはずだ。J1相手でも戦えるチームだと思うが、緩急を生命線とするMFを入れてもそれほど変わらないように思えるのだがどうだろうか。パサーがどうこう、という問題ではないように思える。このチームのカギは14狩野と10山瀬をいかに気持ち良く前線でプレーさせるか、ではないのだろうかと思う。あくまでも、一見の素人の見方だが。そう考えると、この国のサッカー界(、とかその周辺)には未だにスターシステムでしか稼げない層が居るのだろうか、とも思わされる。
何か情けない気がする。横浜のサポーターさんは、多分判っているんだろうけど。

(マリノスタウンでは「望遠カメラ」での撮影が禁止だそうですので、写真は少なめにしました。こんな零細ブログなんて殆ど見てる人は居ないでしょうが。これはこれで何か違う気がするのですが、正論ですから仕方ないですね。この3枚も本当は載せちゃいけないんでしょうが。本当は甲府の選手だけ載せたかったのですが、それも面倒ですし。)

 


2本目終了 横浜対甲府

2010-02-20 16:00:15 | インポート

2本目終了 横浜対甲府
通算横浜2対2甲府

横浜1 35 22 3 32 30 14 10 7 9 17 甲府20 5 3 17 8 2 9 10 11 14 横浜17→8 14→18 30→6 甲府8→13 17→33 14→18
37分甲府左CKから中央で誰かが合わせ先制。

38分横浜左から飛び出した7?シュートはポスト直撃、跳ね返りを清水押し込み同点。

42分横浜左サイドえぐり、最後は7決めリードも、ロスタイム甲府18ループ決め同点。

まだ甲府連携不足? 去年のメンバーの方がいいように見える。

甲府のGKは2本目も1だった模様。背格好が荻に見えなかった・・・ 失礼しました。