2009年1月1日(木・祝)10:32キックオフ 第30回全日本女子サッカー選手権大会 決勝 日テレベレーザ対INACレオネッサ 国立競技場 主審:大岩 副審:吉澤 鮎貝 4審:井脇 観客数:11,249人 公式記録
【ベレーザ】GK1小野寺 DF6近賀 12豊田 4須藤 23永里亜(HT20宇津木) MF5加藤 10澤 8小林 19永里優(59分13南山) FW9大野 11荒川(66分25岩渕) 控え:GK16松林 MF14原
【INAC】GK19海堀 DF4角田 8藤村 5山岸(20分退場) 3ジナ(68分18宮迫) MF6那須 16柳井 10原(66分7澤井) FW9プレチーニャ 11鈴木(57分13川澄) 14米津 控え:GK1根本 DF2田村
2009年最初の観戦が、カメラが不調。メモも取りにくい風の強さ。寒い。でも、ここは天皇杯決勝・全日本女子決勝の舞台、元旦・国立。午前10時30分キックオフも関係ない。今日はお祝い。日本一を決める祝祭。
7分、INACの右CKからフィニッシュはミドルシュートも枠に行かず。序盤はベレーザが押しているが、決定機までは至らず。
15分、ベレーザ右サイドに開いた11荒川が中央にクロス、9大野から8小林へのパス。8小林のシュートが決まって1-0とベレーザが先制。
18分、ベレーザ右SB6近賀が中央に上がってシュートを放つも枠の右に外れる。
さらに押すベレーザ、19分PA内で11荒川が倒されPKを得る。ファールしたINAC5山岸は退場に。PKを11荒川が決め、2-0とリードを広げる。一発退場という判定はちょっと厳しいか、という感。
この選手権で11荒川は途中交代で入ってくるケースが多かっただけに、先発出場、かつ得点に絡む辺り抜かりないな、と。
この後も、ベレーザのパス回しが冴える。1人多いというだけが理由ではなさそうだ。パス回しが滑らかだと、選手も無駄に走らなくてもいい。そんな全盛期のヴェルディのようなサッカーが元旦の国立で展開されている。INACも近年レベルを上げているが、今日のベレーザには歯が立たない、という感じ。
後半に入って60分、ベレーザ左サイドからの攻め。ラストパスが9大野から10澤に通って、10澤が決め3-0とする。
82分、ベレーザ6近賀が上がってクロス。左サイドを上がった25岩渕がシュート。4-0と一方的にリード。
ロスタイムにINACも左クロスから中央で一枚潰れ、一旦はクリアされるも14米津が決め1点を返すがここまで。4-1としてベレーザが優勝の栄誉に輝いた。