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緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

金木犀が香り始めた

2006-09-22 14:11:46 | 営業日誌
9月20日、とうとう今年も金木犀(きんもくせい)が香り始めました。

気温、湿度、日照時間…、いろいろな条件を満たしたときに
開花になるのでしょうが、
それにしても町中で、あちらでもこちらでも一斉に香りだす不思議。
少々場所が離れていても、ほぼ同時に香りだすようで、
友人も「今年初めての金木犀をかいだ」といっていました。

同じ日に、東京中のいったいどれだけの人が「あっ、金木犀」
と思ったかと想像するだけで楽しいです。
Kinmokusei
《金木犀》

からっと乾いた、気持ちの良い天気とこの香りで思い出すのは、
中学の体育館と講堂へつながるベコベコしたスノコの渡り廊下。
この季節、あの場所でもこの香りがしてました。

さて金木犀とアロマの関係ですが、
金木犀の精油は、あるにはあるようですが、あまりお目にかかることがありません。
ヨーロッパではあまりない花なのでしょうか。
中国ではお酒に漬けるくらいですから、ポピュラーなのでしょうけれど。
薬効のほうはよく分かりません(詳しい方教えてください)。

外でこの香りに出会うと、ひょいと別世界に連れて行かれます。
息を吐くのがもったいなくて、吸って吸って吸って変な人になります。
間違いなく、小鼻はヒクヒクいっているでしょう。

この時期、松陰神社界隈で、自転車にまたがったまま鼻を広げて
過呼吸になっているおばさんが居たらそれは私です。