基礎体温を測って納得しようという話のつづき。
■ ちょっとおさらい
女性のホルモン分泌の一般的なリズムについて簡単に説明します。
まずは図を眺めてください(クリックで拡大)。
ホルモンの分泌や体温、骨盤の開閉を示したもので、
リズミカルボディーセラピー®の説明にも使用しています。
一番上の「女性ホルモン」の項目に注目してください。
平均月経周期を28日とすると、ホルモンの分泌は
二つの山場を持っています。
月経開始をスタートとし、周期のちょうど真ん中を排卵として
前半後半に分けると、まず前半の終わりに一山、
後半に一山、ホルモンの分泌の山があります。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの二種類があります。
エストロゲンは前半に大きな山、後半に中くらいの山。
プロゲステロンは前半はごくごくなだらかに
ゆっくり上昇し後半におおきな山があります。
ですから前半の山の主役はエストロゲン、
後半の山の主役はプロゲステロン(ただしエストロゲンもそこそこ出てます)
と理解してください。
ごく大雑把ですが、これが一般的なリズムです。
■ ホルモンの谷間
山があれば谷がある。
図を眺めるとわかりますが、
つまりホルモン分泌が急激に少なくなる時期というのもあるのですね。
それが周期の真ん中=排卵のころと、周期の終わり=月経の直前。
ホルモン分泌の量がぐっと下がったのを合図に
次の段階へ移行すると思ってもよいでしょう。
私の場合、この2回の谷の時期に突然、
肌と髪がガッサガサになるのでわかりやすいです。
■ もっとエストロゲンを!
そして問題の寝汗。
更年期の症状として、突然の大量の汗や(寝ている時に限らず)、
ホットフラッシュという急な体温の変化を感じることがよくあります。
私の場合、排卵の谷の手前あたり、エストロゲンが急激に減ってくる
時期にあたることが多いようです。
そもそも更年期なので、エストロゲン自体少なくなっています。
そこへもって来て更に減少するこの時期に、この症状が出やすい。
この汗に関する症状は自律神経と深い繋がりがあります。
「エストロゲンを出してくれー!エストロゲンが足りてないよー!」
という指令物質が脳から大量に分泌されているにもかかわらず、
思ったようにエストロゲンが出ないため、
さらに脳が多量の指令物質を出すことになり、
自律神経までもが影響を受けてしまうようです。
■ ここ試験に出ます(ウソ)
そういう時の私なりの対策。
アロマ的には、アンジェリカ、クラリセージなどの精油で
エストロゲン的な要素(ホルモンそのものではありません)を補う。
セントジョーンズワートの浸出油などにまぜて、
仙骨周辺、足首、膝などに塗り込みます。
脳の暴走を鎮静化するために、
そのとき最も心地良いと感じる香りを嗅ぐようにすることも大切。
さらに、大豆イソフラボンやザクロなどのサプリメント
を用いてエストロゲン様物質を補充する。
セントジョーンズワートのお茶等で心を落ち着ける。
フラワーレメディで女性のためにミックスされたものを飲んでみる。
これらを数日試みます。
ただし、これらは結構強力な方法でもありますし、
すぐに次の時期(月経準備の身体になる時期)が来ますので
あまり長期には続けません。
ほんの数日間、ピンポイントで行なう方法ですね。
今のところ、この方法は自分には有効です。
そして理不尽な気分の落ち込みには、
なにより今はそういう時期なのだからと自分を許して無理をしない。
ふて寝結構。明日明日。
どうにか無事排卵を乗り切れば、
次は月経までの身体を維持する別の対策に移ります。
《ふて寝も結構(写真はイメージです)》
■ 更年期を面白がる
こうして、今まで無意識のうちに行なわれていた
あたりまえの身体の営みを、ごく一部ですがあらためて
意識的になぞってみることになってみると、
これがなかなか面白い。
更年期はやっかいな時期ではありますが、
自分の身体とのつき合い方を見直すまたとないチャンスでもあります。
世の中には本当に辛い症状をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
それぞれだとは思いますが、
なんとか身体との良い関係を結び直したいものです。
■ ちょっとおさらい
女性のホルモン分泌の一般的なリズムについて簡単に説明します。
まずは図を眺めてください(クリックで拡大)。
ホルモンの分泌や体温、骨盤の開閉を示したもので、
リズミカルボディーセラピー®の説明にも使用しています。
一番上の「女性ホルモン」の項目に注目してください。
平均月経周期を28日とすると、ホルモンの分泌は
二つの山場を持っています。
月経開始をスタートとし、周期のちょうど真ん中を排卵として
前半後半に分けると、まず前半の終わりに一山、
後半に一山、ホルモンの分泌の山があります。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの二種類があります。
エストロゲンは前半に大きな山、後半に中くらいの山。
プロゲステロンは前半はごくごくなだらかに
ゆっくり上昇し後半におおきな山があります。
ですから前半の山の主役はエストロゲン、
後半の山の主役はプロゲステロン(ただしエストロゲンもそこそこ出てます)
と理解してください。
ごく大雑把ですが、これが一般的なリズムです。
■ ホルモンの谷間
山があれば谷がある。
図を眺めるとわかりますが、
つまりホルモン分泌が急激に少なくなる時期というのもあるのですね。
それが周期の真ん中=排卵のころと、周期の終わり=月経の直前。
ホルモン分泌の量がぐっと下がったのを合図に
次の段階へ移行すると思ってもよいでしょう。
私の場合、この2回の谷の時期に突然、
肌と髪がガッサガサになるのでわかりやすいです。
■ もっとエストロゲンを!
そして問題の寝汗。
更年期の症状として、突然の大量の汗や(寝ている時に限らず)、
ホットフラッシュという急な体温の変化を感じることがよくあります。
私の場合、排卵の谷の手前あたり、エストロゲンが急激に減ってくる
時期にあたることが多いようです。
そもそも更年期なので、エストロゲン自体少なくなっています。
そこへもって来て更に減少するこの時期に、この症状が出やすい。
この汗に関する症状は自律神経と深い繋がりがあります。
「エストロゲンを出してくれー!エストロゲンが足りてないよー!」
という指令物質が脳から大量に分泌されているにもかかわらず、
思ったようにエストロゲンが出ないため、
さらに脳が多量の指令物質を出すことになり、
自律神経までもが影響を受けてしまうようです。
■ ここ試験に出ます(ウソ)
そういう時の私なりの対策。
アロマ的には、アンジェリカ、クラリセージなどの精油で
エストロゲン的な要素(ホルモンそのものではありません)を補う。
セントジョーンズワートの浸出油などにまぜて、
仙骨周辺、足首、膝などに塗り込みます。
脳の暴走を鎮静化するために、
そのとき最も心地良いと感じる香りを嗅ぐようにすることも大切。
さらに、大豆イソフラボンやザクロなどのサプリメント
を用いてエストロゲン様物質を補充する。
セントジョーンズワートのお茶等で心を落ち着ける。
フラワーレメディで女性のためにミックスされたものを飲んでみる。
これらを数日試みます。
ただし、これらは結構強力な方法でもありますし、
すぐに次の時期(月経準備の身体になる時期)が来ますので
あまり長期には続けません。
ほんの数日間、ピンポイントで行なう方法ですね。
今のところ、この方法は自分には有効です。
そして理不尽な気分の落ち込みには、
なにより今はそういう時期なのだからと自分を許して無理をしない。
ふて寝結構。明日明日。
どうにか無事排卵を乗り切れば、
次は月経までの身体を維持する別の対策に移ります。
《ふて寝も結構(写真はイメージです)》
■ 更年期を面白がる
こうして、今まで無意識のうちに行なわれていた
あたりまえの身体の営みを、ごく一部ですがあらためて
意識的になぞってみることになってみると、
これがなかなか面白い。
更年期はやっかいな時期ではありますが、
自分の身体とのつき合い方を見直すまたとないチャンスでもあります。
世の中には本当に辛い症状をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
それぞれだとは思いますが、
なんとか身体との良い関係を結び直したいものです。