気仙沼にご縁ができて２

一度訪れた場所は、
映像や文章による情報をもとに理解したのとは
まったく違う次元で
生身の親近感を覚える、ような気がする。

気仙沼と聞けば
あんな顔こんな顔、
あの人の手の感触、
この人のしゃべり声、
空気の肌触り、
そして美しいも恐いもあらゆる感情を揺り動かす風景が
思い浮かぶようになった。
私にとって具体的な生きた場所になった。

さて、このご縁を育てるのだ。

気仙沼には沖に気仙沼大島という島があり、
そこで伊豆大島から苗木を送り、椿を育て、
椿油を摂ろうというプロジェクトが
震災以前からあったそうだ。

震災の影響は免れなかったが、
再び椿を産業として振興しようという支援活動もあり、
その椿から搾った油も購入できる。
http://kesennuma-tsubaki.com/index.html

緑香庵でもこの椿油がこれからトリートメントに登場します。

さらに、気仙沼のおばちゃんたちがチクチク編んで作った
アクリルたわし（ラブリー椿）もお取り寄せしました。

ただいま緑香庵のお客様にプレゼントしてます。



ほんとかわいいんだな。



これからも気仙沼へはお邪魔しようと思ってます。

気仙沼にご縁ができて

気仙沼に行って来た。
ひらたく言えば、
トリートメントのボランティアに行って来た。

震災以来、できることをしたい、と思ったけど
できることは何かと考える事は
結局できないことを明らかにする作業でもあり。

何かしたところで世界を救う事は出来ない。

良いことをしようと思った瞬間に
もう大事な何かが失われて
濁った言い訳まみれになる。

でも、それも承知で
踏み出さない事には「実は何も出来ない」ということを
思い知ることができない。

遠目にしていたのでは
すべては頭の中でのシミュレーションに過ぎないからね。
そういえば４０才になったときに
これからはコミットしようと決めたんだ。

だもんで行ってみた、東北に。

諸事情から実現に至ったのは４月になってようやく。
そこがたまたま気仙沼だった。
そしたら、なんだかそこがとても気になる場所になってしまった。

続きは次回。

クリームパン再び

緑香庵にもっとも近いパン屋さん、
ル・ブラン (Le Brin)に、
いつのまにやらクリームパンが登場してました。

しばらく昼食は玄米おむすびですごしていたので
気づかなかった。
生地に白ごまが練り込んであるところが
プチプチと食感にアクセントができて
非っ常に美味しい。
好みだわ～。


参考：松陰神社ご近所パン食べくらべ

ブレない

振り返れば人生ブレまくり。

哲学・態度における一貫性を指して
「ブレない」というのは
まあ、間違いなく褒め言葉でしょう。
その真逆を行く私がこんなことを言うと
自己弁護以外の何ものでもないが、

『ブレないブレないって
そりゃ、芯の話、芯だけの話でしょ。
コマでいうならさ、
それもなるべく接地面積が狭い方がいいでしょ。
ってことはさ、一点でいいのよ、変わらないのは。
その他は、むしろ何にもとらわれず自由な方が
ぶんぶん良く回るわけよ、コマが。

変化上等、諸行無常ってやつね。
これが全身で「ブレない」をやっていたら、
そりゃただ固まってるってことよ。
コマなら直ちに転げます。

本当にブレないところを一点だけ
そっと懐に隠し持っときゃいいの。
そのときそのときの
「切実マター」に向き合うしかないじゃんね～』

...などと思ったりもして。

すみません。
ほんとはもっと頻繁に更新するつもりだったんです。
諸事情がございまして
またこんなに空いてしまいました。ブツブツ…。
でもまた空いちゃうかも。
うひひ。