緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

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「朝アロマ」のすすめ

2006-11-26 09:59:08 | 営業日誌
午前中にトリートメントを受けてみませんか。
トリートメントというと、なんとはなしに、仕事が終わってから、
または、お休みの日に午後からゆっくり、というイメージがありますね。
実際、午後2時頃から始まって夜中までという営業時間の
サロンもよくあります。

緑香庵は朝10時からやっています。で、基本的には18時でおしまいです。
「やる気あるのか」と自らつっこみたくなる時間ですね。
あるんですよ、こう見えて。

なぜ、こういう時間帯にしたのかというと、
一番の理由は、やっぱりお客様もセラピストも、なるべく早く寝て早く起きるという、
生き物としてあたりまえの生活のリズムを大切にしてほしいと思うからです。

これは、このブログでも何度か触れているリズミカルボディセラピーでも
とても重要なことです。

お仕事帰りに寄れないのは不便という声もありましょう。
緑香庵でも、ご相談により18時以降ご希望の方に対応もしています。
ただ、一般論として、夜はまず、トリートメントするよりも、
一時間でも早く帰って体を休めてほしい、寝てほしい、と思うのです。

遅くトリートメントすれば、それだけ夕食も遅くなります。
食事のリズムも乱れてしまいます。
ですから、お休みの日にでもゆっくりお越し下さいな、
という考えなのです。

Chair061126
《緑香庵のカウンセリングコーナーも冬支度》

そうはいっても、まっすぐ帰宅しても疲れすぎてて眠れないのよ、という方。
ストレスが大きすぎて、夜はもう酒飲んで気を失うしかないのよ、という方。
結局、飲み過ぎ、二日酔いで、翌日午前半休しないまでも、
事実上お昼ご飯までは使い物にならないくらいなら、
どうか一日だけお酒の量を控えて二日酔いを回避して、
翌日思いきって半休とって、午前中にトリートメントをしてみませんか。

お昼ご飯が美味しいですよ。そして午後から、むちゃくちゃお仕事はかどります。
その日は帰宅したら速攻で眠りにつくことができるでしょう。

午前中のトリートメントのよいところは、午後・夕方にくらべて、
トリートメント後の状態が、「ぐったり・ぽわーん」ではなく、
「しゃっきり元気に」なるところ。
同じことをするのに、反応が異なるのは妙に思われるかもしれませんが、
人の体はあるリズムに従って変化しています。
一日の中でも体がアクティブ方向へいきたがっている午前中に、
トリートメントの刺激でサポートしてあげると、
体中にエネルギーが満ちて、不思議なくらい心も元気になってきます。
これは私自身が経験してとても驚きました。

夕方、疲れた体をやさしくマッサージしてもらうのも極楽ですが、
朝、前日の疲れも引きずりつつまだ目覚めきらない体を擦ってもらうのは、
本当に気分のいいものです。

野口体操の野口三千三先生は
「体操は自分でするマッサージ、マッサージは人にしてもらう体操」と
おっしゃっていたそうです。
早起きしてラジオ体操する気力も余裕もない生活を送っていたら、
ここはひとつ人にお願いするのも悪くありません。

アロマトリートメントの場合は、嗅覚への刺激が加わるので、
ぼんやりした脳を直接刺激しますから、効果はなおさらです。

ちゃんと早起きする、二度寝をしない、ご飯をおいしくいただく、
すっきり「出す」、お日様の高いうちはせっせと活動し、
日が沈んだら静かに休む。
こんなささいなことで、体は変わってきます。
なにしろ、私自身が実験して経験しました。

もちろん私も不規則になることはあります。毎日そう理想的にはいきません。
でも、やってみる価値はあります。

考えてみれば当たり前の話でもあります。
夜中までこうこうと灯りがつくようになったのは、たかだかここ数十年のこと。
人の体には、それ以前に刻まれた何十万年と続くリズムがあるのですから。
Treelights

思うようにならない体を変化させるには、
薬よりも、トリートメントよりも(商売あがったりですが)、
簡単でお金もかからず安全な方法が、生活リズムの立て直しです。
これホントです。

自分でするのが面倒な方は、まずは、生き生きとした、
気力に満ちた体を実感すべく、一度、朝アロマをお試しください。


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使用済みタオル・続報

2006-11-17 10:00:00 | 営業日誌
同業者向けの話題。

以前(2006/8/31)もお話しました、
使用済みタオルの臭いをきれいに取るプロジェクト。
この3ヶ月間に試した方法で、なかなか結果のよいものが出て来たので、
途中経過をご報告します。

ひとつはマルチクリーナー「エナジー」というもの。
松やにとオレンジが主成分というアメリカ製ですね。
生分解性で安全性も高いと表示されています。
ネットでみつけました。
大きな単位でないと買えないところもあるようですが、
Rosa et Senseというサロンで、1本単位で購入できました。

使用感は、とにかく油汚れがむちゃくちゃ落ちる。
落ちすぎて繊維の中まで脱脂してしまうらしく、
タオルなどは硬くなりがちですから、
規定よりもなるべく少なめに使った方がいいようです。
販売店からは半分の量で十分という説明書がついてきました。
これだけ落ちればさすがに油の残留臭もほとんどしてきません。
松やにのすっきりした香りが残ります。

もうひとつは「洗濯用マザータッチ」の強化版の方。
洗濯用ハーブ入りミネラル水と表示されていますが、
ヒバエキスとミネラルとEM発酵物質も入っています。
これも臭いがよくとれます。
汚れ落ちそのものは、うーんどうでしょう。
でも、本当に臭いがしなくなっていくので不思議ですね。
こちらは、原材料をみても不審なものが本当に何も入っていないので、
安心して使えます。

今はこのふたつを「エナジー」1:「マザータッチ」2の割合で、
一緒に使用しています。ドラム式のため水の使用量が違い、
洗濯物の量に対して適正な洗剤の量をみつけるのにまだ検証中ですが、
いままで使った物の中では圧倒的に使用感が良いです。

タオルはやわらかく仕上げたいところですが、
妙な柔軟剤でコーティングするよりは、
ガシガシ洗い立ての清潔感の方が好きなので(好みの問題ですけど)、
しばらくこれでいってみようかと思っています。



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ごきげんなホホバ・オイルに出会った

2006-11-15 13:39:15 | 営業日誌
友人の紹介でインカオイル社というところの
オーガニック・ホホバ・オイルに出会いました。

乾燥にはホホバとよく言われますが、
今まで個人的な感想としては、うーんもっとリッチなオイルの方が…
と思っていました。
ところが、このインカオイルのホホバはなかなか良いです。

香ばしい香り、サラサラでぐんぐん肌に入り、
あっという間に消えてなくなったと思ったら、
肌はしっとり。
実にパワフル。
乾燥にはホホバとはこのことだったのねとはじめて納得しました。

同じホホバ・オイルでも色々あります。
精油でもメーカーさらにはロットによって
香りも微量な成分も(ついでにパワーも)違いますが、
ベースオイルももちろん植物からとれる天然のものですから、
色々あって当然ですよね。

とにかく気に入ってしまったので、
緑香庵に来てくださる方にもこの幸せを味わっていただきたく、
12月からの冬のキャンペーンでほんの少しだけプレゼントすることにしました。

普段の朝晩の顔やからだのお手入れに、
ちょっと手がカサカサするなあ、乾燥で痒いなあ、
というときに、いつでも気軽に使えます。

ホホバオイルの特徴として、やや冷える傾向があると
いわれているので、この時期トリートメントで全身に使用する時は、
月見草オイルや小麦胚芽オイル、セサミオイルなどを
ほんの少しだけ混ぜることもあります。

ベースオイルの世界は奥が深く、精油とはまた違った面白さがあります。
まだまだ勉強中ですが、ある意味アカデミックな感じのする精油の世界に対し、
ベースオイルはいかにも家庭的な知恵の伝承というか、
あたたかな感じがして好きです。

いずれにしても、植物の力、植物の命をいただいて
はじめて成立するアロマの世界。
特徴や成分も大切ですが、わーい嬉しい、幸せー、
とまるごと感受性で味わうのも、
それなりに誠実な受け止め方のひとつであるような気がします。


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癖(くせ)を手放す(その3)

2006-11-13 15:39:49 | 「緑香庵」的なもの
「癖を手放す」話、まだ続きます。
今回は「神経の癖」。

動作の癖、発声の癖、とお話してきましたが
同じようなことは、日々のあらゆる場面で起きています。
この、無意識に刻まれた反応パターンというのは、
知らないうちに私たちを支配しています。

体の動きだけではありません。
心の反応パターンも然り。
感覚のパターン、つまり神経の働きですね、
これにも似たようなことがあります。
例えば、「痛み」。
痛みが起きるとき、痛みが無くなるとき。
本当の原因と、痛いという感覚の間にズレが生じることがあります。

「痛み」についてはまた別の回に詳しく触れたいと思いますが、
簡単に、よくあるケースをひとつ。
マッサージで「イタ気持ちいいのが好き」という方がいますが、
それは「コリや痛みが無くなる」という現象と
「押してもらった時に痛い」という感覚が結びついてパターンを形成してしまい、
「痛いくらいに押してもらわないと、満足が得られないし、痛みも解消しない」
という回路ができあがってしまっている可能性があります。
でも、もしかすると、もっと簡単に、楽に、痛みから逃れる方法が
あるかもしれません。
できれば、刺激は最小にして効果は最大という方法を見つけた方が、
より害が少ないともいえます。

もちろん、この、知らず知らず身に付けた、たくさんのパターンのおかげで、
日常生活をなんなく送っていけるわけです。
いつも生まれたての赤ちゃんのように、
はじめての出来事に対するがごとく処していたのでは、
社会生活はおくれません。
学習とはこのパターンを見つけていくことでもあるわけです。

しかし、それが実は物事をより複雑にしてしまい、
その結果、窮屈になることもあるということを、
時には思い返してみるのも良いかもしれません。

そして反対に、とても大切なことですが、その癖を身につけるのにも
それなりの訳があったということ。
そのパターンによって、ある瞬間を生き延びることができたのですから、
否定することは無いということです。

むしろ、そういう癖に守られて来たということを認識し、受け入れて、
もし今現在、もう必要でなくなったのなら徐々に手放していく、

ということができれば、
より楽に、単純にすごせるのではないでしょうか。

その過程には、多少の動揺は起きるでしょう。
なにしろ地道にリセットをかけていくこと、すなわち、
ある部分、今までのパターンを疑い、壊すことになるのですから。
でもそれは、より自由になっていくということでもあります。
まだパターンを身につけることで精一杯な子供には真似のできない、
大人ならではの楽しみですね。

ちなみにこの話の冒頭(前々回)で書いた「歩くときの楽な感じ」は、
しばらくするとまたもとに戻ってしまいます。
無意識に刷り込まれたパターンは強力で、すぐには退散しません。

しかしこれも、繰り返し、新鮮なリセット感覚を味わっていくうちに、
脳にも修正がかかっていくそうです。
人の身体というのは数ヶ月で全ての細胞が「全取っ替え」される
と言われています。
「からだ」はつねに変化の可能性に満ちています。




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癖(くせ)を手放す(その2)

2006-11-07 12:21:10 | 「緑香庵」的なもの
「癖(くせ)を取る」話の続きです。
ヴォイストレーニングでもそれを行います。

「癖の無い声」とはどんな声か。
情動がそのまま身体を鳴らし、声となるには、
その過程を邪魔するものを極力取り除かなくてはなりません。
赤ちゃんの声を思い浮かべてください。
「腹減った!」
「おむつが冷たい!嫌!」
思いがそのまま声になった、なんとも「あっぱれ」な声ですよね。
ある意味で理想の発声です。

とはいっても、大人になってしまったら、そうそうあの声はでません。
それこそ、何十年もかけて、社会と折り合いを付け、
生き延びるために使って来た声ですから、
びっしりと苔(こけ)がつき、もはや、もとの声がどんなだったかなんて、
本人はもちろん誰にもわかりません。

ですが、色々なトレーニングを重ねて、
何層にもなった癖(くせ)を一枚一枚、薄皮を剥がすように
取り去っていくのです。

Bluesky

もちろんこの「癖取り」作業を進めていくのは、
単にトレーニングの力だけではありません。
音楽そのものも、その人の苔を剥がし、裸にするのに大きな助けとなります。
というより、音楽がそうすることを要求するといってもよいかもしれません。

そうして訓練を重ねるとどうなるか。
ほんとに赤ん坊の声は出るのか。
出ませんね。もう既に構造が違います。
そのかわり、どうしても変わらないところの、
ある歴史を積み上げた大人であるその人の、ぎりぎりの声が出てくる。

そこまで時間と労力をかけて「癖の無い」声を探していく。
それではじめて、本当にその人の声、誰のものでもない
その人オリジナルな声と言えるものがでてくる。

これは素敵です。「きれいな声」などという物差しを超える、
それこそ、脳みそをわし掴みにされる本当に魅力ある声。
最も単純なところへ到達するための、実に長い道のりですが、
どんどん自由を獲得していく過程でもあります。

以上、声についてでしたが、この「癖(くせ)を手放す」という技術は
他にもさまざまな応用ができそうです。

例えば神経の働きにも「癖」があるようです。例えば「痛み」。

つづきはまたしても次回。





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