緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

インフルエンザ対策

2009-08-25 14:04:24 | アロマテラピーとは
新型インフルエンザ。
これだけ湿気むんむんの夏だったというのに、
実はちっとも下火になっていなかったらしい。
秋冬がとっても心配。
そこで、アロマにできること、考えられる予防法をいくつか。

■ まずは手軽なやり方
まず、手っ取り早く思いつくのが、
抗菌作用・抗ウィルス作用を持つ精油を空気中に漂わせることで、
身の回りの環境全体をなるべく清浄に保つ方法や、
うがいや手洗い時の石鹸に精油を混ぜ、
より積極的に殺菌・消毒を行う方法です。
いずれも、インフルエンザのウィルスそのものに対して
何らかの働きかけをするやり方です。
こういった用途に適している精油は、
ティートリー、ユーカリ、ユーカリラディアタ、
ラバンサラ、ニアウリ、パルマローザ、レモン、

など。

この辺の情報は色んなサイトにも出ているので
ぜひ参考にしてください。

私は、ティートリーをウォッカに薄めたものを洗面所に
常備して、うがいに使ったりしています。
いきなり水と精油を混ぜようと思うと、
とてつもなくシェイクしなくてはならないのですが、
いったんアルコールに溶かしておくと、
水とも馴染みやすく、うがいのときに楽です。
ティートリーは免疫強化という側面もあります。

パルマローザはO-157騒ぎの時に有効という情報を得たので、
トイレの手洗い石鹸に入れております。

あとはもっぱら芳香浴ですね。
せっせと部屋に焚いたり、ティッシュに数滴落として枕元に。
ほとんどの精油は程度の差こそあれ何らかの抗菌効果を持つので、
なんでも好きな精油を使ってください。
いつでも身の回りに漂わせておけば、
それだけで天然のバリアをまとっているようなものです。

人ごみに出る時はマスクもいいですし、
マスクの内側や、下着の胸の辺に、好きな精油を1~2滴
垂らしたコットンでも忍ばせていけば、より安心です。
ただし、濃すぎると気持ち悪くなりますからほどほどにしてください。


■ ウイルスに負けない身体を作る
アロマによるインフル対策にはもう一つの方向性もあります。
そして、実はここからがアロマの本当の力が発揮されるところ、
ウィルスに働きかけるのではなく、自分の身体に働きかけるのです。

身体という「場」の力を上げて、ウィルスに負けない
免疫力・治癒力を発揮できるよう整えるために、
精油はとても有効です。
精油に限らず、およそ自然療法の目指すところは、
自然治癒力という、もともと備わっている生命の力をいかんなく
発揮することに尽きるような気がします。

インフルエンザウィルスに限らず、私たち自身の体内では
毎日無数の敵との戦いがあります。
敵は外部からやってくるばかりではなく、
自分の健康な細胞から変化して作られるがん細胞まであります。
体内の免疫担当の皆さんがいかに忙しく大変か、
想像に難くないでしょう。
それを支えているのが、私たちの身体に備わった、
なんとも不思議なシステムです。
これが健やかに動いてくれるためには、
ある特定の臓器や器官ではなく、身体全体の力を
上げていかなければなりません。
そのためには身体を変に冷やしたりしないこと。
免疫システムは、体温よりすこーし高い温度で最も活性化します。

そして不要なストレスは溜め込まないこと。
ストレスは身体のあらゆるシステムを消耗させます。
「脳の誤作動」の原因にもなります。
ストレス自体を避けることはできませんが、
上手に逃がす、発散する工夫を真面目に考えましょう。
ストレスごときに負けるなんて情けないなんて思わないで。
実際、ストレスで簡単に胃に穴があきます。
ストレスで血管だって詰まります。
どうぞ香りの力を使ってください。

■ 自分を日々、メンテナンス
アロマの力で、とっ散らかった脳を鎮めて、
正しく、戦うべき相手と戦えるよう、準備を整えるのです。
そして合わせてタッチングの力もぜひ利用してください。
自分で軽くマッサージするも良し、誰かにしてもらうも良し。
もちろんサロンで全身ゆったりすればなお良し
好きな精油をオイルに薄めて皮膚の表面を軽くなでるだけでも、
血行がよくなり、安心安全のシグナルが脳へ届きます。
同時に、前述したような抗ウィルスや免疫強化などの精油の物質的作用が全身へと運ばれていきます。

私たちの身体は、どうにも、でこぼこしています。
毎日どこかに無理が生じている。
そして気分だっていつも前向きなわけじゃない。
できるかぎり日々健全にリセットしておきたいものです。


それからもうひとつ。
これから美味しいものがたーくさん出てくる季節になりますが、
腹いっぱいはどーもよくないみたいです。
少なめ控えめが大事。
でも、私の場合これがいっちばん難しいかも。

コメント

精油あれこれ《番外編~アロマで記憶力サポート》

2009-08-18 19:51:10 | 精油あれこれ
「精油あれこれ」シリーズ、本編は大分ご無沙汰していますが、
ちょこっと番外編。

■ ティートリーとアルツハイマー
ティートリーが、アルツハイマー病の治療薬と
似た働き方をすることが報告されています。
アルツハイマー病は記憶・学習にかかわる神経伝達物質である
アセチルコリンが減少した状態なのですが、
ティートリーはこのアセチルコリンを分解する酵素である
コリンエステラーゼの働きを弱める力があるようです。
Teatree

ティートリーのほか、
同じようにコリンエステラーゼを阻害するものとして
以下のようなものがあげられています。
ハッカ、グレープフルーツ、ラベンダー、
ベルガモット、ホースバーム、ローズマリー、
フェンネル、セージ、シダーウッド、
ユーカリ、タイム、クローブ、

など。

また、一方でアセチルコリンそのものの作動性を促進するものとして、
スパイクナード

これら精油の成分というのは、脳が持つ厳重な関門を通過して
脳内に到達する力を持っています。


■ イチョウ葉、当帰芍薬散
さらについでにおまけ情報として、
アセチルコリンをキャッチするレセプター(受容体)を活性化する
ハーブとしてイチョウ葉、漢方ですが当帰芍薬散、ほか。
ちょっと脱線しますが。
当帰芍薬散といえば、女性ホルモンがらみの不調に処方
されることが多いのですが、
エストロゲンの減少とアルツハイマーの発症に関係があり
という研究も最近出てきています。
このあたりも興味深いですね。


■ 最近、物忘れが・・・
例えば、がんばってお勉強をしなくてはならないのに、
どうも最近物忘れが上達しちゃって(まさに今の私)という時に、
上記の精油から気分に合う香りがみつかったら、
積極的に香らせながら勉強してみるとか、
勉強が終わったら首の周りをほぐしつつオイルでマッサージ
してみるとか、よろしいんじゃないでしょうか。
もちろん、いつも申し上げているように、
精油は薬ではないので
やみくもに使うのはお勧めしませんが、
例えば私は、だいぶ老人力を増強しつつある両親の首筋を、
ティートリーでマッサージしてみたりしております。


高齢者に使用する時は、ローズマリーなど血圧にインパクトのある精油や、
タイム、クローブ、フェンネル、セージなど
刺激成分が多く入っているものは特にお気をつけいただくことと、
濃度を通常の1%よりもさらに薄めに使用される方が安全かと思います。


コメント

毎日が夏休み、あるいは毎日が文化祭

2009-08-13 10:44:59 | 営業日誌
世間は夏休みです。
梅雨明してから少し天気がぐずつきましたが、まさに夏の真ん中。
今年の初トンボは7月27日でした。

■「毎日が夏休み」大島弓子
このころになると思い出すマンガがあります。
大島弓子「毎日が夏休み」。
この中に書かれた、仕事というものの捉え方が
大人には沁みます。
機会があればご一読いかがでしょう。

組織に属してお給料をいただくという働き方を卒業して十数年、
特に今のサロンを開業してから、本当に毎日が、
自分で『計画し、実行し、失敗し、出会い、知り、発見し…』
(同書より)の繰り返し。
誰にも叱られないけれど、誰からも誉めてもらえない。
全ての責任は自分にある。
そんな中で時おりの『冒険とスリル、自由と喜び』(同)、
まさに夏休みのような日々。

■ 毎日休み、すなわち休みが無い
定休日はありますが、自営業者にとってお休みというのは
実質ありません。
店の営業が休みなだけで仕事にお休みはなし。
サロンの運営というのは、お客様にトリートメントしている時間よりも、
それ以外の仕事の方が圧倒的にたくさんあります。
経営に関すること、渉外、企画、広告宣伝、サロンの維持・雑務etc.
自らのレベルアップのための勉強もとても大事。

もちろんそれらの仕事の量も質も自分で決めることです。
また、それをいつするかも自由。
そこが、雇われているわけではないので融通の利く所です。
何か家族に突発的なできごとでもあれば、
お客様との約束以外の仕事を早朝や夜に圧縮することで、
ある程度の対応が可能です。
この自由さは、この年齢になり、親の問題やらがザワザワしだすと
本当にありがたいことです。
ただ、自由ということは、だからこそ結局お休みなんて無い、
につながっちゃうんですけどね。
あ、それから重要なこと。
経済的な安定に関しては圧倒的に不利です。ははは。

■ 会社勤めも悪くない
会社勤めは卒業と書きましたが、今思えば、
たとえ組織の中にいたとしても、仕事の本質は同じだった
のだろうと思います、その時はわかりませんでしたが。

私は残念なことに何だか終始、そこの人間関係のなかで仕事を駆け引き
していたように思います。
結局のところ、組織の中でも一人の自営業者と同じ意識で
冒険を実現していくことが仕事というものだったのだろうと
今は思います。
(まあ、お勤めって、たいてい時間の自由度があまりない。
就業規則があるからね。
でも経済的には安定、ここが強みね。)

会社勤めは、多くの人と力を合わせて冒険を成功させる感じで、
文化祭にも似ています。
実は「毎日が文化祭」にもできたのかもしれない。
もっと大事に楽しめばよかったなあ。

■ 講座を始めます
さて、秋から緑香庵はまた新たな冒険を始めます。
お客様からもかねてからご要望をいただいていました、
小さな講座を企画しました。
といっても、こちらから一方的に何かを教えるというのは
おこがましい気がするので、いっしょに自然療法について
研究していきましょうという気持ちを込めて、
「緑香庵のプチ研究会」略して「プチ研」を開講致します。
詳しくはまた、ホームページでご案内いたします。
緑香庵のおかげで私の「夏休みな日々」は続きます。
皆さんと一緒に冒険できる日が今から楽しみです。

コメント (1)