緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

来年も勉強

2008-12-31 12:45:52 | アロマテラピーとは

いやあー、さぼったさぼった、ブログの更新。
体調が悪かったわけでもなく、
目が回るほど忙しかったわけでもなく、
何となく優先度が高い気がするものから手をつけていたら、
ブログが後回しになっちゃっていただけなんです。
このワサワサ感が師走なんですかねえ。
そんなこんなで2008年も終わってしまいます。

ちょっとご無沙汰のその間にも、
考える材料がそこここにあり、書きたいことは溜まっている
のですが、こうなるとかえってどれから書いたら良いのやら。

■ 「身土不二」
年明けからまた新しい勉強をします。
東洋医学とアロマの接点を探るというテーマの
連続セミナーに参加します。

「身土不二」という言葉があります。
体と環境とは分けられるものではなく、
生まれ育った土地で取れたものを食することが望ましい
という考え方です。
同じような考え方が自然療法においても言えるのではないかしら、
という思いが最近ずっと心の底にありました。

世界中の様々な自然療法はどれも
身の回りにある自然を根源として生まれてきています。
例えばアロマテラピーは身近にあったラベンダーの香りを
抽出した精油から始まりましたし、
フラワーレメディでお馴染みのバッチ博士は、
散歩する道々で出会うような植物からそのエネルギーを頂く
方法を考え出しました。
ハーブも漢方も全部身の回りのものが基本です。
世界各地から植物を取り寄せたり、
見たことも聞いたことも無いような植物から有効成分を抽出
したりなどということができるようになったのは、
つい最近のこと。
材料がその土地に根ざしたものなら、当然そこから生まれた
思想も根っこは本来、その土地の環境にあります。

■ なぜか親近感が・・・
私はもちろん戦後の教育で育ってきたので、
西洋医学の根本である科学的なものの見方に馴染んできましたが、
ここへきて東洋に長く引き継がれてきた考え方に
急速に惹かれています。
知れば知るほど何故だかとても親近感がわくのです。
理由として、ひとつにはアロマテラピーを通じて人の身体の
見方が変わってきたことも大きいと思いますが、
やはり「身土不二」の思想に共感いたします。
身近なものに感じる身体ごとの納得感は特別です。
全く知らないことを学ぶというより、知っていたこと、
うすうす感じていたことを体系化している感じとでもいいましょうか。

■ アロマテラピーと漢方
アロマテラピーはホリスティックな考えを前提としていますが、
そのアロマテラピーが生まれたヨーロッパで主に発達したのは
ホリスティックな医学ではなく、いわゆる西洋医学でした。
人体を細分化し分析し普遍的なものとして捉える方法です。

一方で、ごく近所の中国では何千年もかけて漢方という
独自の思想を育ててきました。
人体を有機的な宇宙と捉え、「ひとりひとり異なる宇宙」の
バランスを整える方法として、鍼灸や漢方薬など様々な方法が
生み出されました。

なにより普段の養生を最も大切にしているのも漢方の特徴かもしれません。
漢方は韓国や日本へ入り、その土地と交わって独自の療法へと
発展していったのです。

漢方は、元々が「個」を対象にしたものなので、
「誰にでも同じように効果が現れる」わけではありませんから、
実験で証明しながら積み上げていく西洋の方法とは違い、
経験と実績を積み上げそれを伝えていくしかありませんでした。
そのなかには今や迷信となってしまったものもあるでしょう。
それらは現代の科学の力との融合で整理されつつあります。

■ 終わりなき学び
何に対しても様々な光の当て方があります。
人は自分の脳というフィルターを通してしか物事を認識
することができません。ならばせめて色んな角度から眺めてみて、
事物のほんとのほんとの実態に迫りたいと思うのです。
西洋医学の光、東洋医学の光、アロマテラピーという思想の光、
植物に関するだけでも無数の考え方、さらに、
身体を扱うに関してはまたまた数えきれない考え方があります。
スピリチュアルな方面まで入れたらそれはもうきりがありませんね。
あらゆる光をあててみて人の身体というもの(こと)を
探っていきたいと思う年の暮れです。
そんなわけで来年も終わりなき学びの時間ですね。

■ 良いお年をお迎えください
最後になりましたが、今年も何とか緑香庵を続けることができました。
こんな小さなサロンを可愛がってくださる皆様のおかげです。
ありがとうございました。心から感謝いたします。
私も緑香庵が大好きです。
大変な世の中ですが今できることを精一杯やっていこうと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様にとってもよい年となりますように。

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リズミカルボディのまとめ

2008-12-08 16:38:31 | アロマテラピーとは
このブログでも何度も取り上げている
リズミカルボディセラピーですが、
このたびホームページの方
少し詳しくまとめ直してみました。

いままでブログでは
断片的な取り上げ方で、
今ひとつ全体像が掴みにくかったのに比べれば
多少はまとまっているかと思います。
ご自分の身体と照らし合わせて、
トリートメントに組み入れてみてはいかがでしょうか。

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働き者の人差し指

2008-12-01 18:42:39 | 「緑香庵」的なもの
最近、利き腕の人差し指、親指あたりに痛みを感じている人、
さらにそれと対をなすように反対側の肩周辺に痛みを持っている方を
見ることが多くなりました。
つまり右人差し指と左肩が痛いという組み合わせ。
これは何なんでしょう。
これはひょっとしてPCのマウスがいけないんじゃないか。
指一本にかけてきた負荷の代償。
そんな仮説をたててみました。

■ 「人差し指」化する人体
たいていのことはパソコンでできちゃう昨今。
緑香庵でも、顧客管理や経理はもちろん、
パンフレットやポスターのデザインなど
あらゆることがパソコン無しには成り立ちません。
そういった技術の進歩あってこそ、ほぼひとりだけで
何とかやっていけているのです。

この仕事を始める前に重要な収入源だった音楽の仕事も
ほとんどが打ち込みで、多少電子ピアノ風の鍵盤は触るものの
最終型はコンピュータ上のデータ、というのが主流でした。

PCでの作業というのは、あらゆることを
数十センチ角のモニターを見る目とマウスをクリックする右手、
しかも人差し指だけでこなします。
両手の指も使いはしますが、まあ30センチも移動させることは
稀でしょう。
なのに、PCが無かった時代には何時間もかけて、何人もの人が
携わらなければならなかったようなことが
簡単にできてしまう。

■ くすぶっているエネルギー
本来なら線一本引くのにも、片手で定規をあて、
もう片方の手で左から右へ一定のスピードでペンを動かす
という体の動きを必要としました。
これも、動きは小さいですが、息を整え全身のバランスを取りながら
行なうということを考えれば、
いわば全身のエネルギーが一本の線という結果へ繋がっていたのです。
アナログな作業には体の参加が不可欠で、
あらゆる事物は文字通り身体の動きの結実としてあったわけです。

それが今は指一本で出来てしまう。
とすればその結果に見合うべきエネルギーはどこへ行ってしまったのか。
実際PC作業って、物理的には大して負荷はかかっていませんけど、
結果の量から逆算すると指一本で相当なことをやっていますからね。

やはり、もっと全身をまんべんなく動かし、
時々は料理をしたり、何かを手作りしたり、
身体の動きと起こる結果の間に、ほどよくバランスがとれていることを
しないといけませんね。
歌い、踊るとか。
どこかでくすぶっているエネルギーのカスに悪さをさせないように。
そして、働き者の指や目を労ることも忘れずに。

こうしてPCでブログなんぞを書きながら、そんなことを考えたわけです。

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