まずは、新築と中古のマンションの比較を
〇 新築マンションの場合
1 設備が最新
2 修繕等を当面の間、行う必要がない
3 耐震性が高い
4 中古と比べると価格は高い
5 長期の住宅ローンを要する
6 アフターサービスがある
7 建築中のマンションであれば、モデルルームしか存在せず 完成物をみれずに契約する場合がある
〇 中古マンションの場合
1 設備が古い
2 修繕費がかかる場合がある
3 耐震性が低い場合がある
4 仲介手数料がかかる
5 新築より安価
6 完成物件を現実に確認できる、進行中の管理面の問題等をヒアリングできる。
ざっと比較してみました。
では、購入時のチエックポイントは
まず
1 管理内容をチエック
マンションは管理を買えという 格言じみた言葉があるようにマンションは管理が価値を左右する場合があります。
マンションには「管理規約」がありますので事前に管理規約に目を通す必要性あり
例) 管理方法が自主管理なのか委託管理なのか、委託管理先の信用性、管理人は常駐か通勤(日勤か)
管理費、修繕積立金の額は妥当か、長期修繕計画は存在するか、積立金の管理先、中古マンションの場合は積立金の残高
直近で大規模修繕計画はあるか
2 共用施設の確認
会議室やゲストルーム等共用で使用できる施設はあるか 使用料はかかるのか
駐車場は何台あるか マンションの全戸数に対し多いのか少ないのか 使用する権利と月の使用料は 駐輪場は
3 実際の間取りのチェック
天井の高さ、はりの出方など
内装の変更は可能か
ペット飼育は可能か(頭数の制限がある場合が多いのでそこも確認)
4 住宅性能とアフターサービスの基準はどうか
最後に マンションや実際の売主の評判等も重要
中古マンションであれば、仲介業者やすでに入居している人などそのマンションの管理状況や住民側のトラブルについて
事前に確認したい事項でもあります。
新築マンションであっても、分譲業者や管理会社が以前分譲や管理している類似のマンションの評判を確認することができれば
およその推定は可能かと思われます。
以上ですが、他にも予期できない事項がでてきたりする可能性もないとはいいきれませんので 参考にしてください。
姶良市 中野不動産コンサルティング株式会社 公認不動産コンサルティングマスター FP 代表 中野 僚次郎