今回は、震災にって被害を受けた場合の 「太陽光発電システムの留意点」 2016年 4月15日
「一般社団法人太陽光発電協会」 :引用
まず この地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。
自家発電設備の太陽光発電にかんしては非常時には心強い存在になります。
しかし、扱いかたの誤りによっては、非常に危険ということをご理解ください。
復旧作業に関して、壊れたパネルをみかけた場合の留意点を
1)分電盤のブレーカーをオフにする
太陽光発電を自立運転モードにするためには、この分電ブレーカーをオフにする必要があること
2)太陽光発電ブレーカーをオフにする
1と違う「太陽光発電ブレーカー」もオフにする
太陽光発電ブレーカーをオフにすることで、太陽光発電のパワーコンディショナーが分電盤から電気的に切り離されます。
3)パワコンの操作ボタン等で自立運転モードに切り替える
この自立運転モードの切り替え方法が、メーカーごとにことなりますので、取扱説明書をよく読み切り替え操作を行ってください。
〇主要メーカー 参照
資料 パナソニック
資料 シャープ
資料 京セラ
資料 東芝
資料 三洋電気
資料 ソーラーフロンティア
資料 長州産業
資料 カナディアンソーラー
4)自立運転用コンセントに電気機器をつなぐ
普段仕様しているコンセントから電気が使えないため
自立運転モードで太陽光発電の電気を使用するときは、自立運転コンセントから電気を使用します。
通常、自立運転用コンセントで使用できる電気は上限が1500wになります。
よって、大容量の電気を使用する製品(エアコン、電子レンジ等)
つまり、優先順位を決めることが重要になります。
たとえば、緊急連絡のための「携帯用の充電」 冷蔵庫等という優先順位です。
ここで「蓄電池」を導入しているご家庭の場合、昼間に電気を貯めておけるので、夜間や雨の日でも電気を使用することができます。
非常時には蓄電池はとても重要な役割を果たします。
是非参考にしてください。
姶良市 ハウスラボ 中野不動産コンサルティング株式会社 公認不動産コンサルティングマスター エネルギー管理士(電気) 代表 中野