のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

百合ヶ原 ガリカ -2- カマイユ・グロワール・ド・ジャルダン

2013-12-14 | ガリカ(G)・モス(M)

大雪から一夜明け、今日はいい天気でしたが真冬日です。
道路脇には雪山が築かれて、道路はツルツル。
夜になって-6℃まで冷えてきました。
上り坂で止まろうものなら、なかなか前に進むことができません^^;
またいつもの冬になりましたね。

さて、今日はまたガリカに戻ります。
昨日は絞りのケンティフォリアでしが、今日は絞りのガリカです。



カマイユ(Camaieux,France,Gendron,1826)

ガリカって守備範囲が広いですよね。
シンプルな一重、セミダブル、そしてケンティフォリアのような八重咲きのものまで。



昨日のケンティフォリアのベル・デ・ジャルダンにもよく似ているような気もします。



でもやはり、葉はガリカっぽい、大きくてガサガサした感じでしょうかね?
個人的には、すっきりとセミダブル咲きは好きな花です。





グロワール・ド・ジャルダン(Gloire des Jardins,Jacques-Louis Descemet ,France,before 1815)

バラの写真を撮った後には名前のプレートを写すようにしているのですが、
このバラの名前が合っているか今一自信がありません。



また来年確かめたいとは思いますが、このバラも本当に素敵・・・。
写真でみる雰囲気は、ベル・ド・クレシーに似ています。



この色あい、この花びらもクシャクシャ系・・・
なんだか、とっても印象に残る花の質感なのですよ・・・




続いては、同じガリカでも原種に近いのでしょうか?
この色の赤はまた違う特徴ですね。




アリカ(Alica,USA,Hansen,1906)

強い光の中の赤いバラは写真に写すのが難しいですね。



本当はもっと色の濃い、日射しに負けない色なのですがゴメンナサイ・・・



花よりも健康的な葉がきれいだなと感じてしまいます。





シャーラッハグルート(Scharlachglut,ドイツ,1952)
Poisettia × Alika


この色あいはまた一段と濃く、上品で素敵なバラですね。



赤い花びらとシベの黄色との対比が斬新な気もします。
アリカの血が入っています。



きっと、ピーター・ビールズ氏もお気に入りだったのかな?






ジェームス・メイソン(James Mason,UK.Beales,1982)
Scharlachglut × Tuscany Superb


ジェースム・メイソンはピーター・ビールズ氏のバラですね。
シャーラッハグルートとトスカニー・スパーブの交配です。
ふたつのいいとこどり。まさにうんうん、という感じです。
蕾の形も素敵ですね。

百合ヶ原 ケンティフォリア -4- ジュノー・バリエガータ

2013-12-14 | ケンティフォリア(C)


一昨日の夜に雪がチラチラと降りはじめ、昨日の日中も小ぶりだったのですが、
夕方から、荒れ狂ったように吹雪ました。
南道路に面した我が家は吹き溜まり、40cm位の雪があっという間に積もりました。
ちょうど出かけていたのですが、家に入るにも深い雪が・・・><
アプローチと駐車場の雪を家族総出でかいてからようやく家に入れました。
夜中には今シーズン初めての除雪車が出動。
本格的な北国の冬がスタートしました。

さて、ミントさんに頂いたバラのヒップでノイバラのリースを作ったのですが、
軒下の玄関先にかけてあるにも関わらず、雪まみれになっています^^
相方には「見なかったことにする」と言われてしまったリースですが、
雪のお化粧が加わったので、載せることにしました^^


場面は冬から夏に変わって、百合ヶ原のケンティフォリアのバラの写真の続きです。


ジュノー(Juno,1832)

結婚の女神の名をとったバラです。蕾にもピンクが乗って、かわいらしいこと。
優しいピンクのクォーターロゼットの形はオールドローズらしいバラですね。



関東にいる頃に鉢植えで育てたことがありますが、
このジュノーとレダの2種だけは、蕾までは上手くいくのに、
なぜか蕾が黄色くなって、花首からポトリと落ち、まともに咲いたところをみたことが
ありませんでした。



やはり気候なのか、私の栽培技術が悪いのか?皆様のジュノーはどうですか?




ベル・デ・ジャルダン(Belle des Jardins,Vibert.J,France,1845)

絞りのバラを見つけました。
黄色いシベが見えて、花びらもそんなに多くなくすっきりとした印象です。



葉が少し細めなのですね。
ガリカのロサ・ムンディにも似ている気がします。




バリエガータ(Rosa Centiufolia Variegata,1600年以前)

そしてこれは、私の好きなバリエガータ。絞りのバラの中では小ぶりで白の色合いが多く、
やさしい印象です。



去年、我が家にもお迎えしてしまいました。










場所がなく鉢植えですが、こんな風に地植えで咲かせてみたいですね~




ラリバネ(La Rubanee,Vibert.,France,1845 )
プレートに「R.centifolia variegata. Village Maid」
とあります。



数輪しかさいていなくて、バリエガータと同じなのか、違うのか、
今一よく分かりません^^;