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のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

ブルボンクイーン

2017-07-02 | ブルボン(B)・ポートランド(P)



ブルボン・クイーン

我が家の庭は圧倒的に緑が多くて、原種のバラは一重や小さい花が多いので、
バラが咲いていてもあまり目立ちません。

でも、このバラが咲いてくると、バラのお庭♪という感じにさせてくれます^^




咲き始めは、シャキーン、キリリとカッコいいのです。









でも、このバラはここからがいいんです。





次第に退色しながらも花もちがよく、





この色合いがなんとも言えずに奥ゆかしい~





こんなに色が抜けることもあります。





ブルボンクイーンの咲き始め、まだ隣りのローブリッターはまだ咲いていなかったのに、
今日はコラボが見られました^^
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マルメゾン 北海道 -4-

2014-10-19 | ブルボン(B)・ポートランド(P)


スヴニール・ド・ラ・マルメゾン

北海道に帰宅した時に、唯一咲いていたバラがマルメゾンでした。

夏に帰った時もマルメゾンが出迎えてくれました。
今年は相性がいいみたいです^^




他に、ジャクリーヌ・デュ・プレやスキャボローフェアなどの
四季咲きバラも蕾をつけていましたが、
残念ながら開花に間に合わないので蕾を切って
冬囲いをしました。
体力温存で来年に回ってもらいましょう。




マルメゾンの中心部分の色あいや立体的な形がとてもきれいで、
切ることができず、このバラは一番最後の囲いになりました。

株を2~3箇所縛って小さくする作業に丸1日。
翌朝は早くも全身筋肉痛になりました。
縄をひっぱるのに意外と力を使っていたようです。



翌日は竹の支柱を出して、株を囲うように3本立て、
さらに縄で縛っていきます。







バラの大切な株は、さらにメッシュで覆って
雪の沈降による枝折れを防ぎます。



これは、鉢植えのバラを引越す時にとりあえず地植えにしていったバラ団地。
支柱1本に一株植わっています^^;
支柱の内側に枝をまとめて、さらにメッシュで覆いました。

おそらくすっぽり雪に覆われると思いますが、
ここまでやれば、折れないで大丈夫だと思います・・・多分。



セージ

時間があれば、乾燥させて料理やリースに使いたいけれど、
残念ながら片づけ~ ><



数年前に苗木をもらって育てていたツリバナ。
どうやら咲いたようです♪
かわいらしい実がついていました。
ツリバナの紅葉もすばらしいので今後に期待します。



ヤマシャクヤクの種(黒の部分。赤いのはダミー)が一つだけ
残っていました。他ははじけたようです。
勝手に増えてくれたら嬉しいけれど!?



作業3日目。いよいよマルメゾンの番になりました。


花をカットして、ガラスの器へ



友人が顔を見に来てくれたので、このまま持っていってもらいました^^

作業日を丸3日使ってなんとか冬囲いが終了しました。
本当は、芝生の雑草をとって、きちんと芝刈りしたかったのですが、
春に持ち越しです。

つづく
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百合ヶ原 ハイブリッド・パーぺチュアル

2013-12-31 | ブルボン(B)・ポートランド(P)

おせちづくりも終わり、ソバも食べ終わり、紅白をみながら今年最後のブログを書いています。
あまちゃんがでてきたり、くまもんが出てきたり、
子供達は大喜びでテレビに夢中です。

さて、今年最後のバラはハイブリッド・パーぺチュアルのバラです。




ポール・リコー(Paul Ricault,France,Portemer,1845)

ハイブリッド・パーベチャルは19世紀の中頃ブルボンから少し遅れて出現したバラのグループで、
ハイブリットチャイナとダマスク、ガリカ、ブルボン、ポートランドなどの組み合わせによってうまれ、
19世紀後半から20世紀前半にかけて流行しました。
これまでになかったクリムゾンカラーと大輪で強健な性質をもち、
これらの特徴はハイブリッド・ティーへと受け継がれているようです。


このポール・リコーも紫がかった濃いピンクでゴージャスな雰囲気です。




Empereur du Maroc(Guinoisseau,France,1858)

どう発音するのでしょうね~?
アンプルール・デュ・マロック
アンプロール・デュ・マロ
エンペラー・デュ・マロック・・・



濃赤紫色と紹介されているところが多いですが、百合ヶ原の株はやさしいピンクに見えます。
株が横広がりで背は高くないのですが、大株に育っていました。
クォーターロゼットの中心にボタンアイが見えてとてもきれいなバラです。




花の大きさがそれほど大きくなく、私には緑とのバランスがちょうどよく感じます。




満開には一歩早かったですが、この後すばらしい景色だったんだろうな~
今度は香りを確かめてみたいです。




フェルディナンド・ピシャール(Ferdinand Pichard,Remi Tanne,France,1921)

いつみても気高い雰囲気を持つバラですね。
この濃いピンクの色味がそう感じさせるのでしょうか。
ハイブリッド・パーぺチュアルの持つクリムゾンレッドの影響なのかな~






さあ、今年もあと3時間になりました!
また来年もよろしくお願いします!!
コメント (6)
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百合ヶ原 ブルボンローズ

2013-12-30 | ブルボン(B)・ポートランド(P)

もう30日になってしまいましたね。
掃除やら、家族の食事作りやら、買い出しやら、おせちづくりやらと慌ただしいです。
しかも毎日10cmを超える雪が降り、雪かき三昧。
まるで山奥のような雪深い景色になってきました。

さて、今日はダマスクから分かれたもう一つの系統のブルボンローズです。

19世紀の初めインド洋の当時フランスの植民地であったブルボン島(現在はレニオン島)で発見された
「オータムダマスク」と「パーソンズ・ピンクチャイナ」との自然交雑でうまれたバラは、
「ローズ・エドワード」と呼ばれ、生垣として使われていたそうです。
フランスの育種家達の手にそのバラの実生が渡り、次々にブルボンローズの美しい品種が生み出されたとか。




ブルボン・クイーン(Bourbon Queen,Mauget,フランス,1834年)

この品種もきっとそうなのでしょうね。
つるのように枝がよく伸びるバラですが、百合ヶ原の株は自然樹形で仕立てられています。



退色した感じがとってもいいバラですね。



我が家のは挿し木苗でしたが、大きくなっています。
また来年も楽しみ~




バリエガータ・ディ・ボローニャ(Variegata di Bologna,Gaetano Bonfiglioli & figlio.、Lodi.,イタリア,1909)

数々の絞りバラがありますが、このボローニャのカップ咲きのふんわりした感じは
とびきりきれいだと思います。
このバラはイタリア生まれだったんですね~



次に紹介するフェルディナンド・ピシャールは、キリっとした感じがしますが、



ボローニャは可愛らしい感じがします。
白の割合が多いからでしょうかね・・?





さて、今夜は黒豆ともち米を水に浸してから寝ます。
明日はソバも打ってみようと思っているので、
忙しくてブログのアップはできないかも知れません。

皆様、一年間大変お世話になりました。
よいお年をお迎え下さい^^
コメント (4)
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百合ヶ原 ポートランドローズ ジャック・カルティエ

2013-12-28 | ブルボン(B)・ポートランド(P)

夜中に急激に風が強くなりましたが、朝まで雪はありませんでした。
朝のニュースで暴風雪のピークも過ぎたとありましたが、
私の住むところは、朝から日中いっぱい吹雪きました^^;

それでも大掃除をしなくちゃと、締め切った部屋で
埃にまみれながら、掃除機で吸って、かなりすっきりしました。
カーテンレールの上や棚、換気の吸気口など、1年の埃の量はすごかったです。


さて、今日はポートランドローズをアップしてみました。



デュシェス・オブ・ポートランド(Duchess of Portland,Damask Perpetual,unknown,1770)

別名「ザ・ポートランド・ローズ」
最初のポートランドローズとなった由緒あるバラのようです。
分類にダマスク・パーぺチュアルと書いてあるように、
ポートランドローズは、オータム ダマスクに四季咲きのチャイナローズが
交配されて成立した系統とも、
あるいはガリカとオータム ダマスクとの雑種とする説もあるようです。
返り咲き性と豊かな香りを持つバラとしての特徴があります。

このバラははっきりとした色あいなんですね。
花びらに白の線が入るのが特徴なのかなあ~





コンテ・ド・シャンポール(Conte de chamborl,portland rose)

ポートランドといえば、ジャック・カルティエくらいしか知らなかったのですが、
このような八重咲きのゴージャスなバラもあるのですね。





ジャック・カルティエ(Jacques Cartier,France,1868)






バラの本やイコロなどで見るカルティエはもっと濃いピンクだったと記憶していますが、
この株は優しいピンクですね。
ロゼットの花形がとてもきれいです。



花首が短いバラとして有名ですが、いかがでしょうか?



改めて写真をみて、いい花だなあとつくづく思います。









百合ヶ原は周囲の緑が多いので、バラが引き立つこと。
風景の一部として見られるバラは素敵です。

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