robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

ちょっとだけ高校野球2

2006-08-18 22:37:59 | よもやま話
甲子園があと2日、残るは4校、3試合である。

準決勝の結果ページを見ていて、ちょっと懐かしくなったのでまたポスト。一番下の行、審判の名前に注目。

こないだのピンと来るシリーズではないが、塁審堅田、フルネームは「堅田外司昭」と聞けばピンと来る人はそれなりに・・・いないかぁ^_^;?

昭和54年延長18回の対戦、星陵対箕島(語呂のセイか、「箕島対星陵」って言う人は少ないよね?)の負け投手、サウスポーの星陵高校のエースである。
投げた球数が208球(ちゃんと記憶しているので間違いない)ちなみに石井が236球ぐらいだったかな?(こっちは定かでない、石井の方が多かったことだけ間違いない)

ちょっとだけ(断片が多いのだけど)記憶に残っているエピソードを紹介

■監督、ホームラン打ってきます!
→12回裏、2アウトランナーなしから打席に向かった嶋田宗彦が、尾藤監督に「監督、ホームラン打ってきます!」と言って打席に入り、その通りレフトスタンドにHRを打ったというエピソードがある。

■ドラマのクライマックス、16回裏の落球
→再度勝ち越されて2-3の16回裏、2アウトランナーなしから確か背番号8の森川(2年生)が1塁側ファウルゾーンにフライをあげ、1塁手加藤選手が打球落下地点に入る間際に人工芝の継目に足を引掛けて転倒、文字通り「勝利が手から零れた」直後に再度の同点ホームランが左中間スタンドに飛び込む。

■「翌日再試合です」という放送と堅田の落胆?
→18回裏、その表に2死満塁かなんかのチャンスを逃して「ぁぁあああああぁぁーーー」みたいなモードの星陵ナインに襲い掛かる「この回で決着付かなかった場合は翌日朝再試合です」のアナウンス。果たせるかな落胆した堅田投手、投げる球に力も無くサヨナラ負けを喫した。

ちょっと長くなったけど、リアルタイムで見ていた当時をいまでもありありと思い出す。これに勝った箕島がその勢いを活かして春夏連覇となる優勝を遂げたのも「伝説」の輝度を増したといえよう。

3年前から堅田氏は甲子園に審判として戻ってきている。本人が語るエピソードや当時を知る人々の興奮の残る語りなどもあり、やはり高校球史に残る名勝負という証左がそこここにある。ちょっと探したらwikipediaにもちゃんと出ている。

こうやってみると、やはり高校野球はスポーツ系エンタテインメントの日本最高峰だなあ。少なくとも40代前後のオヤヂたちの琴線はここにある、絶対ある。