里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

シラン(ラン科)

2006年05月11日 | 庭の山野草
本州中部以西に自生しており、花の色が赤紫色である事から紫蘭と名付けられた
そうだ。
所が私の家だけでも、赤紫色花で葉に白の覆輪が入った物と入らない物があり、
その他にも白花や白花の唇弁の先が一部赤紫色の物もある。
友人の家にはその上に薄紫色の物もある。
果たしてどこまでが自生種なのか分かり難い事だ。
赤紫花白花(唇弁の先が赤紫色)

シランは、漢名を白及(ビャクキュウ)と言い、消炎剤、止血剤として用いら
れるそうで、
昔、拷問を受け肺を酷く損傷し吐血した罪人が、白及を粉にして食事と共に食
べただけで吐血が止まり、その罪人の死後に解剖して見た所、肺の数十箇所の
孔がことごとく白及で詰まり、肺の損傷を食い止めていた…
と言う話もあるそうだ

又、中国では花を摘んで蘭茶にしているそうだが、果たしてどんな味がするのか
呑んでみたい気もする。

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