涙

人は優しくされると何故か目頭が熱くなります。

私は高校時代、自殺願望に悩まされれいたころある占いの先生のところにいき大泣きしたことがあります。

理由はこの人に出会えたことの喜びとあまりにも絶望のふちにいた自分が急に暖かな日差しにみちた世界に引っ張られた驚きです。

人はまわりにいる人に感化されます。だから温かな波動の人の中にいると自然と心が安らぐものです。
最初は今までの自分との違いに少し違和感を覚えますがだんだんと普通になっていく。

私自身も仏教に出会う前はまるで真っ暗な世界にポツンと一人みたいに生きることにびくびくしていました。
それがいつのまにか目の前の霧が晴れたように心がスーとするようになり、気持ちのよい清風を感じられたのです。

つまり人はその場所、周りの人、環境を変えることによっていくらでも変われるということなのです。

もう自分はダメなんだと思ったらおもいっきり環境を変えてしまうのも一つの手かもしれません。
逃げるのは嫌だと勝手に思っても法を犯すこと以外基本何をしてもいいのではないでしょうか。

所詮、この世は生きていればこそです。

自分は自分が思うほどひどい人間ではない、それはきっと神仏が保証してくれます。

この世は生きていれば目頭があつくなる優しさはいくらでも体験できるものなのです。