りすこ寫眞(しゃしん)

日常の風景を 気の向くままに撮ってみました

これが私の優しさです

2010-07-16 | 心理楽
ある方のブログの記事をきっかけに 自分の親の死について考えていました

その時が来たら 私は正気でいられるのだろうか
一生かかっても立ち直ることが出来ないのではないだろうか

考えるだけで号泣もんです

おいていかないで・・

自分のさびしさばかりに気持ちがとらわれて

その時私は ちゃんとありがとうと言えるのだろうか

おそらく私が生まれた時からずっと 

誰よりも私の幸せを 私が笑顔でいることを願ってくれたあのひとに

ごめんなさいじゃなくて

おいていかないでじゃなくて

ありがとうと

『これが私の優しさです』    

窓の外の若葉について考えていいですか
そのむこうの青空について考えても?
永遠と虚無について考えていいですか
あなたが死にかけているときに

あなたが死にかけているときに
あなたについて考えないでいいですか
あなたから遠く遠くはなれて
生きている恋人のことを考えても?

それがあなたを考えることにつながると
そう信じてもいいですか
それほど強くなっていいですか
あなたのおかげで

By谷川 俊太郎

これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)
谷川 俊太郎
集英社

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい詩ですね (りっきー)
2010-07-16 10:53:44
私も、今週は死について、いろいろと考えさせられました。
谷川さんの詩、すごいですね。
たくましくて、悲しい、、、人間って、、、それでもやっぱり強いというか、、、すごいなあって感じます。

先日はリンクしていただき、ありがとうございました^^
返信する
りっきーさんへ (りすこ)
2010-07-16 21:11:38
こんばんわ!

谷川俊太郎さんのこの詩はすごい深いです 深くてものすごく感動的です
これ読んでるだけで泣けてきます。。

こちらこそありがとうございます^^
返信する

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