ハートロッカー見てきました
祝アカデミー賞
(以下 ネタバレ注意)
重くて地味で けれど素晴らしくよく出来てると思いました
ハートロッカーはイラク戦争を題材にした映画
爆弾の解体・爆破作業を行うアメリカ軍の危険物処理班と姿なき爆弾魔の壮絶な戦いを描いた作品
イラク・バクダッド郊外
これが現在進行形のリアル(現実)なんだと思うと胸が痛んだ
主人公 たいして男前でもないんだが
非常に魅力的に描かれていて見ているうちに どんどん惹きこまれていきます
命知らずでワンマンでマイペースで非常識で破天荒でものすごいタフ 肉体的にも精神的にも
そして真にやさしい
そう本当に本当に強い人間って 極限状態下でも自分より他人を思いやれる優しさを持てるんだろうな
現実にはいるかなぁ?こんないい男
『パパのこともママのことも与えられたおもちゃのことも大好きだろ?お前
けれど生きていると 大好きなものや大切なものがだんだん少なくなっていくんだよ 俺の場合はたったひとつ・・』
任務を終えてアメリカの家族のもとへ帰った主人公は自分の息子(赤ん坊)にむかってそんな感じで語りかけます
そして
彼は任務を終えたはずの戦場へ再び戻っていく
彼にとっての“たったひとつの大切なこと”とは
家族の暖かさでもなく 安住の住処でもなく 自分の命でもなく
ひとりでも多くの人の命を救うことなんですね
このラストシーン かなりぐっときました
PS
監督が女性だそうです しかもジェームス・キャメロン監督の元妻と聞いて二度びっくり
☆
本日のりすこカフェ
先日の珈琲教室でおみやげに頂いた 英国屋特製ブレンド
コロンビア×ブラジル
教わった通りに入れてみる なるほどひと味違うような気がします
おいしい!!