りすこ寫眞(しゃしん)

日常の風景を 気の向くままに撮ってみました

呼ばれないといけない場所

2006-12-12 | 日々こもごも寫眞
『そこはね・・行きたいからといって行ける場所ではないんだ
そう そこへたどりつけるのは その土地から呼ばれた人間だけ・・』

仕事の報告会のはずのお食事会で話が脱線し
何故か奈良の山奥にあるという『秘境』について盛り上がる

『人生の転機を迎えるひとだけが呼ばれて『その土地』に行くの
そして何か大きな力をさずかって帰ってくるんだ
帰ってきた後には人生が180度別のものになるんだって』

『けれどもね・・そこに縁がないひとはどうしても行けない 行きたくても
行こうと思っても その日具合が悪くなったり 用事が出来たり
向かう途中で事故にあったりするんだよ

『土地の名は天川 だから天川伝説ってよばれてるんだ』

なんて曰くありげな話なんでしょう どきどきしますね

名前だってほら

まるで角川ミステリーみたいじゃないの

行ってみたい行ってみたいと大騒ぎしていると じゃあボクが車を出すよと派遣会社の元締T氏
わぉ☆やったね

翌日同僚のYさんにその話をするとあっさり知っていると言われる
けっこう有名な場所だったらしい

『あ~初詣で行ったことあるよ とても山奥にあって雪の深い場所だよ
そこには芸能・音楽関係者にとってはとても有名な神社があるの
その後の人生?私は変わらなかったなぁ・・』

なーんだ変らないのかYO(がっかり

しかもその上
『そういえば おまいりした後に一緒に行った若い男の子が
坂道でころんで大ケガして 天川村まで救急車よんでたよっ

ご利益ないがな

それとも呼ばれてもいないのにノコノコ行ったからバチがあたったとか??

ということで 
次の初詣に行こうか それとも行くまいか 只今皆で考え(なおし)中である


彼女のこんだて帖

2006-12-03 | 日々こもごも寫眞
彼女のこんだて帖

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『今日の夜何を作ろうか、とぼんやり考えることは、
ときに煩雑だけれど、ときにこれ以上ないほどの幸福でもある』
By角田光代

その料理本の帯に書かれてあった著者のコトバに惹かれ
衝動買いしてしまう

これわかるなぁ・・
料理をつくることは『愛』を込めることのできるもっとも身近な行為だと思う

それは自分の愛情を愛するひとに表現できるチャンスでもあるのだ