りすこ寫眞(しゃしん)

日常の風景を 気の向くままに撮ってみました

抑圧と投影

2008-02-25 | 心理楽
自分をみつめる その2
~東京での溝口あゆかさんのスピリチュアル心理学セミナーより~

あるネガティブな感情を抱えていることに耐えられないとき
エゴは私たちに『フタをして ないふりをすればいいよ』とささやきます

ですから私たちが大抵 無意識にまずすることは
それらの感情を抑圧し 感じないようにすることです

例えば忙しくしたり テレビをつけたり 友達に電話をかけたり・・

意識上では 月日が解決したかのように感じたり 
いつの間にか無くなったように感じているかもしれません
しかし実際やっていることは 床のゴミをカーペットの下に隠し
床がきれいになったかのように見せていることと同じです

その一方で 私たちの深いところで押し込められた感情がなくなっていないことを
どこかでうっすらと感じてもいます

そしてそれを無視することでまたさらに抑圧します

しかしカーペットの下にゴミを長年隠し続けていると
いつかは表面にでこぼこと現れてくるように 理由はわからないけれど

なんだかぱっとしない 不幸感がある 満足出来ない イライラするなどといった
感情が意識の表層に上がってきます
特に何かあったわけじゃないけど落ち込むとか

しかし ここでも私たちは
『よしこの感情と向き合ってどうにかしよう』とはあまりしません
大抵 日々のしなければいけないことがいつも優先され 
感情は抑圧されたままです

そして感情を抑圧しているという意識がない私たちは
どうして気持ちがぱっと晴れないのだろう 不幸感 欠如感・・があるのだろう?

と疑問に思い始めます

そして大抵 無意識に次にすることが

周りの状況(または 特定の誰か 社会 神 運命 なんでも 
自分以外のもの)が良くないから自分は幸せじゃないのだ! 
問題は自分じゃなくて 相手(または環境)
にあるのだ!

と思うことです

つまり自分の中の問題 ネガティブな感情を他者や外界に『投影』することで
自分の中の不幸の原因を外に摩り替えてしまうことです

これはほぼすべての人(悟ったマスター以外)が年中やっていることです

何かを得れば 何かが変われば あるいはあの人が変われば 私は幸せになれる等

これが抑圧と投影の関係

すべての怒り それがちょっとした苛立ちから強烈な怒りまで
その原因がなんであれ 怒りはいつも自分の抑圧された感情が投影されたものだということです

私たちが誰かを批判したり 判断したり 怒りをもったりするのは
私たちは自分自身の中に否定しているもの(=抑圧しているもの)を
そのひとの中に見ているからです

つまりネガティブな感情から抜け出すエゴの戦略は
①抑圧する
②他者に投影する
です しかし エゴの戦略が気がついていないことは 
実はこれによってますます私たちの中の苦しみが強まることです

ネガティブな感情が大きければ大きいほど
抑圧の必要性も強まり 誰かを攻撃する必要性も高まります

自分の中の問題(ネガティブな感情)が相手にあると思えば
次に私たちがすることは その人(社会 なんでも)を批判 攻撃することでしょう


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何かが変われば 何かを得れば あるいはあのひとが変われば
自分は幸せになれるはずなのに・・

なるほど ほとんどのひとが生活の中でごくごく普通にしていることなのかも

それがすり替えの行為だなんて気がつくこともなく

カーペットをめくるとは 辛いことだしとても勇気のいる行為でしょう

それをわかった上であえていいます

カーペットをめくってみてください

本当にそこにあるものは 

ゴミとかほこりというよりも

傷つき震え泣いている子犬のような存在

忘れないで なかったことにしないで 

認めて 受け入れて欲しかったかつての感情

大掃除は大変でしょう 時間もかかるのかもしれない けれど

溢れ出てくる色んな感情から目をそらさないで 

やさしく抱きとめて 認めてあげてください

きっとそこからすべてははじまる

自分をみつめる

2008-02-17 | 心理楽
もしも『さびしい』という感情が言葉を持っているとしたら
いったいなんて言うんだろう
それを知ることは 真の癒しのきっかけになる

やってる内容が変わっても思考が同じなら 私たちは同じことを繰り返す
そして同じことをくりかえしながら私たちは違う結果を期待している

ニーズを自分で満たしていく
相手との関係の中で満たしていくのではなくて

気がついていない思い(潜在意識にもぐりこんだ思い)
は私たちを(人生を)コントロールする
その思いに気がついたときはじめて人生をコントロールすることができる

しなければならないのに出来ていない自分をOKにする
受け入れたとたんに変化が始まる

どんなきちがいじみた思いも受け入れてしまえばそこから変化が起こる

変化するために必要なことは変化しようとしないことだ

正論はすべて不安に基づいている
つまり愛の反対
正論はそれをやらないと自己価値もしくは肉体の死を意味することと思い込んでいる

最悪のシナリオを避けながら私たちは生きている

自分が苦しいと感じるのは
自分が自分のことをどう思うか 結局は自分の思考でしかない
ネガティブな思いは自分についての間違った思い込み
それはリアルな嘘でしかない

私たちは皆深いところで完ぺき主義

変化するものはすべて幻想だ

私たちが相手の言動で腹が立った時は
100%必ず自分のボタン(=自分が抑圧しているもの)を押されている
相手が悪いと本気で思い込んでいるが
実は自分の抑圧を相手に投影しているにすぎない

何かに悩んでいて苦しい 前に進めない 
けれどブロックになっているものはただひとつ
状況やまわりの環境のせいで前に進めないということはまずない
ブロックになっているのは自分の思考だけ

不安は見つめないからその不安にコントロールされてしまう
私たちは現実よりも私たちの不安のほうが現実だと思っている

不安は見つめれば見つめるほど小さくなっていく


自分をみつめることはすべての出発点になる



走り書き 

溝口あゆかさん語録

東京でのスピリチュアル心理学セミナーと大阪でのセミナーを終えて

自分の想像していたものよりもはるかに素晴らしい講座でした
そしてここには書ききれないほど沢山の気づきの言葉を頂きました

溝口あゆかさんのセミナーはワーク(公開カウンセリング)が中心
個人の悩み事をサンプルとして
潜在意識にアプローチする方法を生で学んでいく

本当に『講座はライブ』という言葉がぴったりの生きたセミナーだったと思います

こんな頭の良い女性は見たことがない!
というのが溝口さんに対しての率直な感想でした

受講者さんたちがどんなわけのわからないストロークを投げても
(意味不明な質問をしても)
ちゃんと的確に何が言いたいのかをとらえて 聞きたい事の答えを
瞬時にど真ん中ストライクゾーンに返す 

そのテンポと歯切れの良さ 語彙の多さ 頭の回転の速さには舌を巻きました
受容ライン 境界線の引き方も素晴らしかった
そして知性だけでなく人格 人柄についても
彼女は真に素晴らしい心理カウンセラーだと思います

と 溝口あゆかさんの魅力にすっかりとっぷりハマってしまった私は
もっとこのひとの話を聞きたいっ!
ということでイギリスに行ってみることに決定 今年の秋に

そういえば イギリスにはかねてから大変興味があったのです

湖水地方 ピーターラビットの故郷
ローラアシュレイのような
ブリティッシュの家具やインテリアにとても惹かれること
紅茶やティーカップが大好きなこと
西洋占星術の研究も大変進んでいること
ロンドンにはとても話の合う日本人の友人が住んでいること
そして昨年の11月から 何故だか急に英語を習いたくなって
とりつかれたようにはじめたNHKラジオ講座 etc・・

数えだしたらきりがないくらい
イギリスに呼ばれている気がしてしかたないのです

そして9月の半ばから二週間ほど
彼女の主催によって イギリスのロンドンで行われる心理カウンセラーの養成コースに
参加してこようと思います

コースの目的は
人が苦しみから解放されるための実践的な理論とテクニック
そして自分の見つめ方を学ぶことに徹しています

人が苦しみから抜けられない大きな原因は

①自分を見つめれば抜けられることを知らないこと

②それが分かっても自分を見つめる方法がわからないもしくは間違っている

というどちらかだそうです

まずは私が自分自身を見つめることによって 
大変な問題を抱えて苦しんでいる大切なひとが自分を見つめるためのお手伝いができるようなる
こんな技術を身につけられたら一生の財産になるのではないだろうか

この人の元で勉強してみたい

自分の中で 何か情熱のようなものが芽生えた気がしました



皇居

2008-02-13 | とうきょう寫眞
皇居の内堀


mixiのランニングサークルに参加しました

比較的あったかかった日曜日の午後の3時から
初めて出会う人たちと皇居ランニングオフ

総勢20~30人くらい集まったかな
とても楽しい時間を過ごせました
走り終わったあとの一杯も含めて 
 
皇居の外周は一周5kmの気持ちのよいランニングコースです
こんな場所がうちの近所にあったらどんなにいいだろう
このまま半蔵門に住み着きたいわ

というような事を東京で知り合った人に話すと大笑いされました

よほどの金持ちしか住まないそうです
晩ごはんなんかおうちで作らない 
いつもおさいふひとつもって銀座に食べにいく みたいな



皇居のまわりを走るひとたち


もうすぐ東京マラソンがあるせいか
皇居外周はランナーだらけでした

東京マラソン 
参加者人数はなんと3万人 すごい数やね お祭りみたいで楽しそう

chum apartment

2008-02-08 | とうきょう寫眞
下目黒にあるタレントのちはるさんのカフェ chum apartmentに行ってきました



大きな倉庫みたいなところを改造して作ったような感じ



もう 感動するくらいおしゃれで
圧倒的才能というものを見せつけられた気がしました



雑貨やモノが雑然とたくさん置かれていて
でも全体としてみたときにちゃんと秩序が出来ていて



なにをモチーフにしているんだろう コンセプトは何だろう
イメージしたのは どこかの砂漠の国でした



置かれているのは 知るひとぞ知るTRUCKの素敵な手作り家具
大阪の玉造にあるんだよね 確か(なぜに玉造??)







輝いている女性 
いつも 私の中で真っ先に思い浮かぶのがちはるさん

自分の中にある『好き』という感情を
とても大切に生きているひとだなと

そして 自分を輝かせるためには それが一番の方法なんだって
ここに来て あらためて感じさせられました





体の中に電気が走ったみたい いい刺激をありがとう