徒然なるままに~のんびり、ゆったり、こまやかに

猪突猛進型の60代。そして卵巣がんですっ転んで8年。目指すはのんびり、ゆったり、細やかな生活!無理かなー(#^.^#)

高齢者の長蛇の列ーお正月の初散歩ー

2016-01-04 09:36:44 | 団塊世代夫婦の一コマ
今年の年始。
元旦は夫婦と猫との静かな幕開け。

姑の施設に行く必要もなくなって2回目、、
昨年7月に92歳で一人暮らしに終止符を打った父は、病院での年始。
遂にお正月に実家にも行く必要がなくなった。

娘たちは嫁ぎ先で、
そしてケニアから一時帰国中の息子は家族と
それぞれに迎えた。

というわけで、
私たち夫婦は自分たちのことだけを考えればよい元旦を迎えたのだった。

で、いつもの朝からおせち料理を食べ、
お正月を祝うという習慣をひとまず破り、
パンとコーヒー主体のいつもの朝食をとることに。

そして、夫が毎年行きたがる近所の氏神さまに初もうで。
この年末年始の神社のキャッチフレーズは
「いつもと違う、いつもの神社」
へええ、神社が広告を出すんだ!!

このところ、この神社の混み具合は尋常ではなかった。
だから、私は寒い中に並ぶのもちょっとなと思って
ずっとパスしていた。
元旦になれば、また長い行列なのだ。

しかし、今年は・・・、
朝は9時。
もう真夜中からの列は終わり、
朝のお屠蘇を済ませてからお参りの時間には早く・・、
珍しくすぐにお参りすることができた。

こんなに静かなことがあるんだ・・・、
そして私たちはそのまま初散歩に。

年初めの散歩コースは代々木公園を突っ切って、
明治神宮を横目に見て、表参道方面へ行くことに決定。

デング熱が収束してからの代々木公園は、
なんだか、名所になったように
以前に増して人出が多いこの頃だった。

ところが、元旦の朝・・・、
朝はいつもジョギングの人が多いというのに、
人がほとんどいなかった・・・。
まだ遠くから訪れる人もいないこの時間、
いない、いない、人がいない静かな冬枯れの公園。
のんびり歩いた。

そして、明治神宮に向かう人混みに逆らって、
表参道を目指した。
原宿駅近くの歩道には、なんと屋台が出ていた。
元旦に歩いたことのなかった私たちはびっくり。

しゃれたお店はみな休業。
その隙間をぬって屋台が出現。
なんだか、フフフ、したたかな商魂。
垢ぬけた(といわれる)おしゃれな通りに
寅さんの世界が突然現る!といった風情。

人通りもある、といってもいつもの比ではない。
ここも、のんびり、ゆったり気分で歩けた。

明治通りを渡り、旧同潤会のアパートを建て直した
表参道ヒルズを超えて、少し行くと、
新潟県のアンテナショップがある。

夫はここが何となくお気に入り。
散歩の度に覗くこともしばしばだった。

ところが、ここには列ができていた。
みると、みんな団塊の世代以上の高齢者。
高齢者が元旦から何を目当てに並んでいるのか??

あった、あった!
「八海山の樽酒」。
これが11時からふるまわれるという。
時は10時20分!
夫は並ぼうか、並ぶまいか思案している風。
えっ、あと40分もあるのよ、無理無理と私。

「うーん、惜しい!」と私の同意が得られなかった夫は残念そう。
「八海山なんて、どこでも売っているじゃない」(私)
「何言っているんだ!樽酒なんて、買えないぞ!
樽酒を飲めるチャンスなんてほんと、ないんだから・・・」(夫)
お酒音痴の私に付き合って、
夫は諦めた・・(ちょっぴりかわいそうだったかな・・・)。

それにしても、表参道で高齢者の列とは・・。
いつもが若者がその時評判の店の前に列を作る。
高齢者の列を見たのは初めてだった。

国道246に突き当たって、私たちはそこで折り返した。
歩いてきた時とは反対側をあるく。
すると、また行列が・・・。
今度は若い人と子どもの列だ。
そう、キディランド前。
なんと「ふなっしー」の福袋目当ての長い列。

高齢者は八海山に、若い人はふなっしーに・・・。

いつもと違う顔を見た元旦の初散歩なのでした。
そうです、私たちはそれから家に戻って、
やっとこ、のんびりおせちを食べました。

夕方早く、夫はまたまた氏神神社に偵察に・・。
「いやー、混んでたよー。もう駅の方まで並んでるんだ。
俺たち、ほんとにラッキーな時間に行ったんだな」って
嬉しそうに帰ってきたのでありました。

こんなのんびりした一年の始まりでした。

さー、明日は娘一家と息子一家、
そして私の妹一家がくる!
ワイワイガヤガヤの昔からの我が家が戻る。





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