徒然なるままに~のんびり、ゆったり、こまやかに

猪突猛進型の60代。そして卵巣がんですっ転んで8年。目指すはのんびり、ゆったり、細やかな生活!無理かなー(#^.^#)

大晦日のお買い物ー夫編ー

2019-01-01 10:32:38 | 団塊世代夫婦の一コマ
2018年の大晦日。
なんと、この日この冬初の椿が咲いた。
そして一輪挿しに挿した。


さて大晦日は毎年恒例の
年越しそばとお年賀の買い物の日。

その役割は夫。
数日前から、どこの蕎麦にしようかとか、
年賀はどうしようと毎日のように呟いていた。

結婚してからこの方、
お年賀はたいてい上野にある「うさぎや」の最中だ。
年越しそばは新宿のあるお店のものと決まっていた。


「今年は別の蕎麦屋の蕎麦にするか」(夫)といって
大晦日の買い物に出かけて行った。

「ただいまー、いや散財しちゃったよ(笑)」(夫)
まず、お年賀。
これは例年通り、「うさぎや」の喜作最中。
そして、おやつにこれまた「うさぎや」のどら焼き。
なんだか、お目当てのものを手に入れて嬉しそう。

「混んでいた?」(私)
「いつも通りだな。勿論混んでいたよ」(夫)
「それからさ、蕎麦を探したんだよ。
近くの松坂屋にいって店員さんに聞いたんだ。
そうしたら浅草の十和田という蕎麦屋を教えてくれたんだ。
行ってきたよ。これがその蕎麦」(夫)といって
二人前の蕎麦セット。一人前700円也!
いつもの予算とはけた違いだったので、
びっくりしたけれど、嬉しそうな夫の顔に免じてOK。
本格手打ちで上品なおつゆ。
食べ終わって納得した。

夫の買い物はそこでは終わらず、
ここまで来たからと湯島に足を延ばしたそうな。
そして甘味処の「ミツバチ」というお店で、
あんみつをゲット。

「この店はさあ、昔、親父はよくおみやげを
買ってきてくれた店なんだよ。
たいていあんみつだったかな。
なんだか懐かしくなって行ってみたんだ」(夫)とのこと。

そうかそういえば「うさぎや」も
昔から義父がひいきにしていたことを思い出した。

義父母の若かりしときの繁華街と言ったら、
やっぱり、上野、浅草、
そして高級繁華街としては銀座だったという。

夫にとっての恒例の暮れの買い物は
大好きだった父親の遺した楽しみを辿り、
あれやこれやを思い起こす
1年のうちでも大切な時かもしれない。

いつもこの大晦日の買い物のたびに
そんなことを思う。

そして私はと言えば、おせちを作りながら、
暮れの30日は
いつもは買ってもらえないお菓子を
子どもの目から見れば
いっぱい買ってもらえた日だったことを思い出した。

大晦日の紅白を見ながら、
食べたお菓子の美味しかったこと。
母はおせちづくりが一段落すると、
私たち娘と一緒になって紅白を楽しんだ。

そんなことを、大みそかにはいつも思い出す。

もう紅白にそんなに興味があるわけではないけれど、
そんな幼い日のことを思い出す
大切な日でもあるのだなって改めて思った
今年の大晦日でした。

見ないつもりだった紅白、
ユーミンやヨシキ、サザンにさそわれるように
結局見てしまったのでありました。



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