朝7時半。
判で押したように「おはよう!」の声が階下から。
ドタドタドタって階段を上がってくる足音。
ウルトラマン2号KJとウルトラの父の出勤時間。
「お父さんもムサシにおはようって言って」(KJ)
猫のムサシは居間のテーブルの下の椅子の上。
朝のこの時間の避難場所。
でも、ウルトラマンたちは避難しているとは知らない。
「おはよう!ムサシッ!!」と元気に挨拶。
ここのところはウルトラの父にも挨拶を強要(笑)。
「ムサシ、おはよう」(ウルトラの父)
「・・・・・」(ムサシ)
「ムサシ、ミャーは?」(私)
「ミャァァァァ・・」(ムサシ)
「あ、ムサシもおはようって言ってくれたね。
じゃあ、行ってきまーーーす!」(KJ)
こうして、めでたく挨拶を交わし、
元気に保育園に出かけていく。
一方、ウルトラマン1号TPとは
これから朝の相撲と絵本タイムが始まる。
相撲はたいてい3本勝負。
老体に鞭打ってのシコ踏みと勝負。
初め、体がついていくかなあってちょっぴり心配だった。
だって、数年前に手術をしたとき、
腹部のリンパ節を63個も郭清しちゃっているから。
正座なんかが足のむくみを呼ぶので、
今まで、かなり足の手入れ?には気を使ってきた。
でもウルトラマンたちとの同居から、
彼らの楽しみのスキンシップ相撲を断ることもできず・・・、
ほぼ毎日のように短い相撲対戦をして、1か月半。
いやー、初めの2週間は右足外側の筋肉痛の凄かったこと。
やり過ぎかなって思ったけれど、様子をみた。
そうしたら、1週間でそれは消えた。
そして、なんだか体が軽い。
そうだ、階段の上り下りも、同居前とは比べものにならない。
運動量が違う。
タニタの体重計に乗ると、
なーーーんと体重も1キロ以上落ち、体脂肪率も減っている!!
もしかして・・・。
と、手術以来1か月に一度、
身体のメンテナンスということでお世話になっている
リンパマッサージに出かけた日。
施術をしてもらっている間に、思わず聞いてしまった。
「いつもより、弱くやっていただいていますか?」(私)
「いいえ、いつもより強い感じですよ。
今日は、筋肉までしっかり届く感じなんです」(マッサージの師匠)
あれっ???と思った。
いつもどうしても右足をかばって
筋肉をあまり動かしていないので、
右足の内側の筋肉をほぐすときには
ウウウッ、痛い!ということがある。
その強弱はあっても、始めてこの方ずーっとそうだった。
特に抗がん剤治療をしているときは
このウウウッ、痛い!が強くなる。
その時期は身体に負担になることを
あまりしないようにするのだが、
それが筋肉には逆効果。
筋肉は落ちるし、動かさないので、固まっているし、
リンパも滞ってしまうというわけ。
で、ほぐしてもらう時に痛いことに相成る。
ところが今日は違う。
全く痛いところがなかった。
師匠は、いつもより強くやっているくらいだって言うし・・・。
さらに「リンパの滞留がほとんどなかったですよ」とのこと・・。
えっ、とも思ったが、やっぱりとも思った。
要するに相撲と階段の上り下り効果だったのだ。
リンパ節を郭清してしまうと、
血液と違って、心臓というポンプを持たないリンパは
滞留しやすくなる。
それを防ぐには筋肉の力を借りなければならない。
ところが、疲れちゃまずいかなとか色々あって、
どうしても動くことが少なくなる。
それが、リンパをますます滞留させることになり、
更に動きにくくなるという負のスパイラルを呼び込む。
今回、たまたまの状況で、
シコを踏んだり、孫が思いっきりかかってくるのを、
ぐっと瞬間的に筋肉に力を入れて押しとどめたり、
或は階段をときには早足で駆け下りたり・・・。
それが、筋肉の緩急運動を呼び込んだというわけだ。
そしてめでたくリンパはすっきり流れる・・・、
ということだったのだ。
「瓢箪から駒」とはこのことだ。
そして思った。
やっぱり無理はしないけれど「ちょっぴりの無理」は必要だなって。
恩師の言葉に「ほんのちょっとの無理をして」
というのがあるのだけれど、ほんとだなって。
久し振りに夫もいない猫と二人だけの居間。
階下の家族も職場や学校、保育園に行っていて、
物音ひとつしない。
ムサシ猫はテーブル下の絨毯の上で思い切り体を伸ばしてうたた寝。
私は思いっきりPCに向かっているのでありました。
判で押したように「おはよう!」の声が階下から。
ドタドタドタって階段を上がってくる足音。
ウルトラマン2号KJとウルトラの父の出勤時間。
「お父さんもムサシにおはようって言って」(KJ)
猫のムサシは居間のテーブルの下の椅子の上。
朝のこの時間の避難場所。
でも、ウルトラマンたちは避難しているとは知らない。
「おはよう!ムサシッ!!」と元気に挨拶。
ここのところはウルトラの父にも挨拶を強要(笑)。
「ムサシ、おはよう」(ウルトラの父)
「・・・・・」(ムサシ)
「ムサシ、ミャーは?」(私)
「ミャァァァァ・・」(ムサシ)
「あ、ムサシもおはようって言ってくれたね。
じゃあ、行ってきまーーーす!」(KJ)
こうして、めでたく挨拶を交わし、
元気に保育園に出かけていく。
一方、ウルトラマン1号TPとは
これから朝の相撲と絵本タイムが始まる。
相撲はたいてい3本勝負。
老体に鞭打ってのシコ踏みと勝負。
初め、体がついていくかなあってちょっぴり心配だった。
だって、数年前に手術をしたとき、
腹部のリンパ節を63個も郭清しちゃっているから。
正座なんかが足のむくみを呼ぶので、
今まで、かなり足の手入れ?には気を使ってきた。
でもウルトラマンたちとの同居から、
彼らの楽しみのスキンシップ相撲を断ることもできず・・・、
ほぼ毎日のように短い相撲対戦をして、1か月半。
いやー、初めの2週間は右足外側の筋肉痛の凄かったこと。
やり過ぎかなって思ったけれど、様子をみた。
そうしたら、1週間でそれは消えた。
そして、なんだか体が軽い。
そうだ、階段の上り下りも、同居前とは比べものにならない。
運動量が違う。
タニタの体重計に乗ると、
なーーーんと体重も1キロ以上落ち、体脂肪率も減っている!!
もしかして・・・。
と、手術以来1か月に一度、
身体のメンテナンスということでお世話になっている
リンパマッサージに出かけた日。
施術をしてもらっている間に、思わず聞いてしまった。
「いつもより、弱くやっていただいていますか?」(私)
「いいえ、いつもより強い感じですよ。
今日は、筋肉までしっかり届く感じなんです」(マッサージの師匠)
あれっ???と思った。
いつもどうしても右足をかばって
筋肉をあまり動かしていないので、
右足の内側の筋肉をほぐすときには
ウウウッ、痛い!ということがある。
その強弱はあっても、始めてこの方ずーっとそうだった。
特に抗がん剤治療をしているときは
このウウウッ、痛い!が強くなる。
その時期は身体に負担になることを
あまりしないようにするのだが、
それが筋肉には逆効果。
筋肉は落ちるし、動かさないので、固まっているし、
リンパも滞ってしまうというわけ。
で、ほぐしてもらう時に痛いことに相成る。
ところが今日は違う。
全く痛いところがなかった。
師匠は、いつもより強くやっているくらいだって言うし・・・。
さらに「リンパの滞留がほとんどなかったですよ」とのこと・・。
えっ、とも思ったが、やっぱりとも思った。
要するに相撲と階段の上り下り効果だったのだ。
リンパ節を郭清してしまうと、
血液と違って、心臓というポンプを持たないリンパは
滞留しやすくなる。
それを防ぐには筋肉の力を借りなければならない。
ところが、疲れちゃまずいかなとか色々あって、
どうしても動くことが少なくなる。
それが、リンパをますます滞留させることになり、
更に動きにくくなるという負のスパイラルを呼び込む。
今回、たまたまの状況で、
シコを踏んだり、孫が思いっきりかかってくるのを、
ぐっと瞬間的に筋肉に力を入れて押しとどめたり、
或は階段をときには早足で駆け下りたり・・・。
それが、筋肉の緩急運動を呼び込んだというわけだ。
そしてめでたくリンパはすっきり流れる・・・、
ということだったのだ。
「瓢箪から駒」とはこのことだ。
そして思った。
やっぱり無理はしないけれど「ちょっぴりの無理」は必要だなって。
恩師の言葉に「ほんのちょっとの無理をして」
というのがあるのだけれど、ほんとだなって。
久し振りに夫もいない猫と二人だけの居間。
階下の家族も職場や学校、保育園に行っていて、
物音ひとつしない。
ムサシ猫はテーブル下の絨毯の上で思い切り体を伸ばしてうたた寝。
私は思いっきりPCに向かっているのでありました。