2020@TOKYO

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■往生際

2007-08-07 | ■政治、社会
  
  帰宅してテレビを見ていたら、ひとりのコメンテーターがこんなことを言っていた。「これほど選挙で大敗した政党の最高責任者が、居座って成功したためしは、全世界に類例がない」。当然である。

  参院選で私たちは安倍政権にNOを突きつけることに成功した。しかし、安倍本人は辞める気配がない。それどころか、政策を含めた自分の基本姿勢は支持されていると明言している。彼は錯乱しているのか?

  ついに自民党の中からも、彼の辞任を促す声が公然と聞こえるようになった。当人を目の前にして、ズケズケと辞任を迫る代議士も出てきた。

  このままでは解散総選挙となったあとの再度の惨敗が見えているからだろう。いったい、安倍は何故ここまで強引に居座りをきめこんでいるのか?彼以外の自民党議員が哀れに見えてくる。このまま衆議院でも惨敗となると、馬鹿な指導者をもった党員の不幸などと呑気なことを言ってはいられない。

  一連の報道を総合すると、彼は“歴史に名を残したい”らしい。戦後はじめて改憲に手をつけ、それを成功させた首相として歴史に名を刻みたいらしい。ところが、これには国民がNOをつきつけたのだ。「君が考える美しい国・日本などいらんのだよ」と、国民は彼を忌避したのだ。

  自分から辞める勇気がないのなら、私たち国民が引きずりおろすしかないようだ。これには自民党の多くの議員も賛同することだろう(皆さん、次の総選挙を考えているはずだから…)。そろそろ行動を起こす時かもしれませんね。

  

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