2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

■臥龍・三軒茶屋

2010-04-08 | ■世界のグルメ
(C)ayapico  

  画龍点睛は「がりょう」と読みますが、三軒茶屋にあるラーメン店・臥龍は「がりゅう」と読みます。

  私の龍の字が入っているので以前から気になっていたものの、数週間前の昼食時に訪れ、それ以降はヤミツキになりました。昼時、ラーメンを食べながら、壁面に並ぶ焼酎のボトル群を眺めているうちに、いつか夜に来ようと決意したものでした。

  というわけで、気温が一気に下がり小雨模様の昨晩、仕事の帰り道に一人で寄ってみました。

  携行していた i-Phone で撮影したものの、あまり良い出来ではなかったので、ウェブ上に掲載されていた ayapico さんの写真を無断で拝借しました。今度、自分で撮影したらすぐに差し替えます。

  まず焼酎は「克」という銘柄が美味いです。何でも「魔王」を仕込んだ人が作っている酒らしく、名は体を表すとでも言いたげな骨太の味。つまみはチャーシューですが、これが鳥のモモ肉とムネ肉、さらに炙り叉焼と3種類あります。炙りは昼のラーメンで食べているので、モモとムネを食べました。両方とも絶品ですが、どちらかといえば、ムネのサッパリ感が「克」には合います。

  仕事場とはいえ、地元の飲み屋に寄って常連客と話をするなど、過去の僕には考えられないことですが、気がつくと、昨日はじつに牧歌的なコミュニティーの輪に入っていました。歯科医、カメラマン、ウェブ・デザイナーなど、ヒトクセ・フタクセの常連客は皆さん気持ちのよい人ばかりで、この年になってはじめて、人間っていいなあ!とつくづく思いました。

  この店の最高のご馳走は、若く、明るく男らしい店主の存在です。彼と話すだけで、幸せになる。この店のラーメンのスープのように、サッパリしていながら、なかなか奥の深いコクを感じさせるのです。

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