疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

貧困対策として有効では?と思う事

2009年04月01日 00時06分56秒 | 社会
昨年末から今年にかけて、新宿駅を通ると
身ぎれいで若い人が、駅の階段に座り込んで
所在無げに夜を明かしている姿を、本当によく目にします。

私は日本の社会で2つの事をやめるだけで、かなり
貧困が救えるのでは?と思うのですが・・。

1)礼金の撤廃
『礼金』とは、戦後に都会の賃貸住宅が著しく減少した時代に、
少しでも多くの人に大家さんになってもらうようにと、
金銭的に大家さんが潤う形にしたのが始まりです。

東京では 後に戻って来る保証金としての『敷金』が2か月分、
単純に大家さんに上げてしまう『礼金』が2か月分、
さらに不動産屋への仲介手数料1か月分と前家賃一か月分の
合計6ヶ月分のお金を現金で前払いする必要があります。

さらに大阪地区では保証金と題して10か月分ものお金を
前払いするそうです。

そうするとたとえ東京で風呂なし4万円の部屋でも、
現金で最低でも24万円を払わないといけません。
大阪なら40万円です。

しかし、おかしくないですか?もともと江戸時代は家具一式ついた
家を前家賃だけで貸していた訳ですよ。
イギリスでも 普通は一ヶ月分の敷金と一ヶ月分の前家賃、
さらに半月分の仲介手数料で
フラットを借りることが出来ます。

少なくとも礼金を無くしませんか?そうすれば4か月分の前払いで
すむのです。だって大家さんは毎月の家賃で儲ければいいじゃないですか?


2)新卒25歳以下制の撤廃

大企業の多くは大学卒業後の新卒採用を25歳以下と区切っています。
でもこれはおかしくないですか?大学院に行ったり留学してしまうと
アウトなんですよ。私も引っかかりました。

とにかく大学卒業時に大企業へ入るチャンスが1回しかないというのは
全く理解できません。大人なんだからボランティアをする人もいれば、
放浪をする人だっているでしょう?
その期間にちょっと青春の鬱が入ってしまう人だっている訳ですよ。
でもチャンスが一回しかないのは全くナンセンスだと思います。



コメント
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