りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

さらば、ナイアガラ。

2014-01-02 | Weblog
訃報から2日が過ぎたので、少しは冷静に書けるだろうか。

●元はっぴいえんど大瀧詠一さん 解離性動脈瘤で急死 65歳
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131231-00000307-oric-ent

ワタシはまだ40代半ばなので、はっぴいえんどのリアル世代ではないし、
もうひとつ言えば、あの名作「A LONG VACATION」もギリギリ
リアル世代ではない(当時ワタシは、小学6年生だった)。
佐野元春経由でワタシが自らの意思で初めて大滝詠一を聴いたのは、
「EACHI TIME」からだった記憶がある。
あれは今からちょうど30年前、1984年、ワタシは14歳になっていた。

その後、まるで魚が溯上するかのように大滝詠一の過去の作品を次々と
体験したワタシは、すっかりナイアガラサウンドの虜になってしまった。

多感な頃に自身の感性がキャッチして、自分の血や肉になったと思う
音楽はそうはない。

大滝詠一の音楽は、ワタシにとってまさにそうだった。

様々なモノに興味を持つ多感な10代の時に、そして日本の音楽が一気に
開花した80年代に、数多のポップアイコンの中から“大滝詠一”という
ミュージシャン、“ナイアガラサウンド”という音楽をキャッチした
自身の感性を、ワタシはある意味、今でも誇りに思っている。

大滝詠一さん、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

大滝詠一「君は天然色」
コメント
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