りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

偶然の夢 or 必然の夢。

2013-06-24 | Weblog
今朝は、後味の悪い夢で目が覚めた。

それは、妻が浮気をした夢だった。

どういう経緯で妻が浮気をして、それがバレたのか、夢の中では
まったく説明されていなかったのだけど、浮気がバレた妻の前で、
ボクはただただ驚愕と狼狽を繰り返して、ひたすら動揺していた。
そして妻の前に跪いて、とにかく浮気をやめてくれ、と、ボクは
ほとんど慟哭しながら懇願していた。

そんなボクの姿を目の前にして、妻は大いに反省して謝罪し、
そして一緒に涙を流してくれ・・・なかった。

夫の心の底からの訴えに対して、妻はまるでボクの心を掌の上で
コロコロと転がすように“どうしようかなぁ~”というような表情で
ほくそ笑むだけだった。

そこで、目が覚めた。

目覚めた後、今日の天気と同じような、低気圧のド真ん中にいる
ような、どよーんとした感覚に襲われて、なかなかエンジンが
かからなかった。

テーブルには、いつものように妻が朝食と新聞を用意してくれていた。
しかし、いつも寝ぼけ眼で何気なく言っている“おはよう”が上手く
口にできず、おまけに妻の顔も、まともに見ることができなかった(笑)

そんな異常に低いテンションのまま、出勤。
始業する直前に、ふと、左手の薬指を見て、あることに気づいた。



結婚指輪が、ないっ

結婚して、今年で15年。
こんなこと、初めてだった。

記憶を遡ると、案外すぐにたどり着いた。

夕べ寝る間際に、左手の薬指が異常に痒くなった。
どうやら、指の根元辺りを蚊に刺されたらしい。
みるみるうちに赤く腫れ上がって、ちょうど結婚指輪が止血をするような
格好になってしまい、ほとんど無意識のまま指輪を外して枕元に置き、
そのまま就寝したのだった。

それが、今回の夢の原因だったのだろうか?

指輪の掃除や指自体を洗うために、短時間だけ指輪を外したことは多々あるけど、
数時間単位で外したのは、おそらく結婚以来、初めてだと思う。

15年ぶりに解放された薬指には、結婚以来、感じたことがない心地よさが、
漂っている。
でも、どこかしら不安気な、頼りなく寂しい気持ちにもなりかける。

いったい、なぜだろう?
コメント
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