アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

とっても喜んでいます

2010-03-18 19:07:02 | アスペルガー
数日前、息子がとっても喜んでいたことがありました

普段は、気にもしていないような息子でしたが。

喜んでいた理由は・・・。

算数の6年生のまとめのテストで「100点」を取れたこと

クラスで数人しかいなかったそうで、その中のひとりが自分だったことにびっくり
で、とっても嬉しかったそうです。

息子のような子たちの特性で、「100点」にこだわって大変な子もいる中で、息子はテストの点にこだわることがぜんぜんなくて。

でも・・・100点は、本当はとっても嬉しかったんだなって息子を見ていて思いました。

母も、びっくり

めったにないことなので、額に入れて飾っておきたいようです。

たしかに小さいころは、点数なのか×になのか、こだわっていることもあった息子。
その都度、母は「誰でも、得意不得意があるんだよ。ずっと100点を取り続けるのは大変なこと。その分、すごく努力を毎日しないといけない。同じように説明を聞いても1回で理解できる人と、10回説明を聞かないと理解できるようにならない人もいるから。だんだんと時間が過ぎて理解出来ていたって思えるようになっていたらいいと思う。」と息子には伝えてきました。

それと、何点のテストを持って帰ってきても、母はいつも「よく出来てるね。この部分は理解が出来ていたね。」と伝えてもきました。

そんな感じだったので、母もこだわらずでいた息子のテストなので、息子もいつの間にかこだわらなくなっていたと思います。

でも、本心は息子は100点にあこがれていたのかな~と思います。
何回も「100点だった。○人の中の1人だった」と母に話してくれたので。

いつも、問題の解釈が???で、全部○ということがなかった息子。
これから、もっと解釈が???になっていくと思います。

なので、これが最後の「100点」かもと思う母と息子です。

恒例の50問漢字テスト。
知らないうちに今回は、行っていたそうで・・・。

結果は・・・3回目で、ギリギリ合格点をいただいたそうです
自宅で、学習していた様子がなかったので、学校で授業中でも練習していたのか・・・。
不合格のままにしないで、諦めないで最後まで、出来るようになっていて母の助けもなく出来るようになっていて・・・。

どんどん、自分でたくましくなっている息子です。

ここまでに過ごせるようになってきたので、4月から環境に変化がありますが、持続していってほしいなって感じています。

自分の能力以上の無理をしないように。
母も息子を見守っていきたいと思っています。