アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

息子からの報告

2010-03-04 20:11:58 | アスペルガー
今日は、やはり天気は下り坂でした。
現在は雨
気温も低めです。
早く本格的に春にならないかな~って感じています。

本日のタイトル。

息子を学童に迎えに行ったらすぐに「母さんのところに先生から電話がなかった?」と

とっても嫌な予感が・・・。

電話は入っていないということを息子に伝えたら、息子がぽつり・ぽつりと学校での出来事を母に報告してくれました。

今日の午後の授業中に、息子は仲が良い男の子にちょっかいを出してしまったそうです。
で、相手の子も我慢の限界を超えて・・・。
授業終了後に、喧嘩が勃発したそうです。
凄い喧嘩だったそうで

1回止めに入ってくれた男の子がいたのですが、その後またまた喧嘩が始まって。

最後に相手の子が少し血を出してしまって

息子は違う場所へ連れていかれて6時間目は正規の授業には出なかったようです。
反省会のようなお説教のような時間があって、その時にくやしかったらしくて涙が出たそうです。(息子がこういうことで泣くことは初めてです)

みんなが今日のことを知っているとも言っていました。

そんなに凄かったの?

でも、先生からは連絡も入らず。

けがをさせてしまったので、相手の家に連絡もしないとと思っていました。

息子には、けがをさせることは絶対にいけない。ちょっかいを出すのもいけない。ひろはふざけあっているだけと思っていることも、相手は嫌だって思うことがある。相手が嫌だと言ったらそれ以上続けてはいけない。

というようなことを伝えました。

ここのところ、学校でも卒業式の練習や学習も総まとめになったり、変則的な毎日。
卒業ムードになっているし。

息子もいっぱいいっぱいになっているのだと思います。

けれど、やはり手を出すことはいけないことです。
息子に理解できるように、話し続けないとと・・・。

電話をかけようとしたら・・・相手の子のお母さんから電話が。

「ひろ君大丈夫?ごめんね。息子もきかないから。思い切り喧嘩してしまったようで。けがしなかった?」って。

「息子は、大丈夫です。こちらこそけがをさせてしまって申し訳なく思っていて電話をかけようと思っていたところです。ちょっかい出したのは息子のほうなので、本当に申し訳なくて。息子さんにもごめんなさいって伝えておいてください。」と話しました。

「お互い様だから、平気・平気。気にしないでくださいね。うちの息子も、容赦なくやってしまったって言っていたから。」と言ってもらえました。

息子が絶対にいけないのに、こんなことを言ってくださって。

よっぽどだったんだと思えるのですが。

息子も、気になっていて、すぐに母に先生から連絡がないか確かめたのだと思います。
電話を切ったあとも、気にしていて。
息子がいけなかったことを前面に出して、それでも相手の子も気にしていて心配してくれていたことを伝えました。

これで、おさまるとよいのですが・・・。
思い出してしまうと、またぶり返してしまうかもという特性の息子。
少し、心配です。

先生は。
相手の家には連絡をしたようなのですが・・・我が家には連絡がありません。
なぜ???なんでしょう。
低学年のころは、こういうことがあったらすぐに連絡が入りました。
現在の先生は、一切こういうことで連絡をしてくることがないのです。
息子が自分から話をしてくれるので、母は対応できますが、話をしてくれない息子なら知らないまま。
その方が、恐ろしいことが起きそうな気がします。
1年間、お世話になっていましたが、???なつかみどころのないような先生でした。
けれど、どうにかうまく息子を導いてくださっていたことは事実で・・・。

息子も不思議ですが、先生も不思議な感じの先生でした