「インフルエンザになりたい」 そんな人がこの世にいます。うちの息子
一昨年、息子は、テスト期間中に、新型インフルにかかったものの(たぶん)、母の熱心な?アロマケアと、パワフルな抵抗力により、一晩でウイルスバスターしました。
翌日、一応、学校を休ませ、検査のために病院に連れて行きましたが、インフルエンザ反応が出ないし、熱も平熱、ほとんど何の症状も残っておらず、ぴんぴんしていたので、「出席停止」にならず、単に「欠席」となってしまいました。
彼は、勉強もスポーツもルックスも目立たない自称「ふつう」の子なんですが、無遅刻無欠席で学校や部活に行くことを誇りとしています。
めざせ皆勤賞だったのです
ところが、アロマのせいでインフルが回復してしまい、病名がつかず、出席停止扱いにならなかったことを相当、根に持っているのです。
さて、今年の冬休み明け早々、前日まで一緒に遊んでいた友達がインフルA型にかかったと聞きました。
予防接種もしていないし、うつっている可能性は高し
早速、プライマリケアを始めようとしたところ・・・
「お願いやからアロマはやめて。俺は絶対にインフルになりたい。アロマはすぐ効くからやめて~。病院行って、インフルの検査ではっきりしたら、アロマしてもいいから、おねがい」
と、本気で訴えられました。
一昨年の一件をやっぱり相当根に持っていたのです。
「そこまでいうなら、インフルになってみればいいわ。」と、子も子なら親も親です。
その時、すでに、だるそうな顔をしていたので、直感的に「きてるきてる」と思いましたが、何もしませんでした。
翌朝、起きてこないので、ベッドまで見に行くと、すでに高熱が・・・
でも、その日は仕事の予約があったので、ひとり放置し、ゲストハウスに出勤した私。
インフルエンザの苦痛をずいぶんと堪能されたことと思います。
さすがに、午後になってから「何時まで仕事あるが?早く帰ってきて~。早く病院行きたい。」と死にそうな声でコールしてきました。
検査の結果、A型でした。
試験薬に彼のハナミズを垂らした瞬間、出ました
よかったね~。
念願のインフルエンザと診断され、出席停止ですよぉぉぉぉ
今回お世話になった医院は、なかなか良心的な先生で、子供にもわかる言葉で、お薬の選択肢や必要性、今後の養生方法などをお話しして下さいました。
本人が納得して選んだ薬を飲みました。
それと並行して、アロマケアも始めました。
でも高熱が出てしまってから何時間もたっており、熱に勢いがあるせいか、薬もアロマもあまり効いていない感じがしました。
抗インフルエンザ薬(体内でこれ以上、菌が暴れないように抑えるもの)と、精油の薬理作用とは異なったアプローチをするといわれています。
併用することによって拮抗するとはおもえません。
むしろ相乗効果があるのではないかと・・・・。
でも、どちらとも、早期治療開始が大前提です。
お薬のことは専門ではないのでよくわかりませんが、アロマだと自覚症状があってから遅くとも4~5時間以内が勝負かと思います。(正確な情報ではありませんが、私自身の経験からそう思うだけです。)
息子は、今回、自ら望んでこじらせたインフルエンザの猛威を、身を持って実感することになりました。
今回の教訓
「来年は受験生やから、早めに予防接種する。そして、いつもオレガノカプセル飲んだり、やばそうなときは、早めにアロマで治してなってしまってからでは手遅れってこと、よくわかった。」
わかってくれてよかった。
風邪もひかない、インフルエンザにもならない完璧人間を目指せとは思わない。
ひいた時、どうしたらいいか考えられる人になってほしいだけです。
P.S.
ところで、1月2月と県東部を中心にインフルがかなり流行っていたので、お子さんがかかってしまったというお客様も多かったです。
でも風邪ケアジェルなどを使うことで、ひどくならずに一晩で回復したとか、あまり苦しまずによく眠ってくれたというご報告をたくさんいただきました。
もちろんお医者さんのお世話にはなりますが、お母さんが家庭でケアしてあげられる手段があるとないとでは大違いだと思います。
これからも皆様の健康に役立つアロマを発信したいです
ふなかわ