リセッツAROMA香房

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風邪におすすめ「ユーカリ」

2006年11月08日 | アロマ関連商品

風邪が流行る季節や花粉症などに出番の多い「ユーカリ」の精油。
ユーカリといえば、オーストラリアのコアラが食べている葉っぱです。
コアラの写真などをみるともれなくセットで登場してきますよね。
また「ユーカリのどあめ」などもよく売られているので、ご存知の方もおおいでしょう。

レモンの香りに更にユーカリ独特のツーンというかスーッとするような香りを加えたような、さっぱり系の香りです。
このツーンが、いかにも鼻づまりがよく通るような感じです。
(・・・感じというより、実際通ります。)

アロマトリートメントをする時は、どちらかというとツーンよりも、ほんわか~リラックスを求めておいでになる方が多いので、それほど人気はないです。

しかしアロマはリラックスするためのみにあらず。
タイミングよく適量を用いることで、薬以上の効果を発揮する場合があります。

ユーカリのツーン、スーッの正体は何かといいますと、「1.8シネオール」という芳香分子です。
この「1.8シネオール」が鼻づまり、鼻水、痰(たん)など、呼吸器系のドロドロした不快症状を取り除いてくれる性質を持っています。

またパワフルな抗菌力や抗ウイルス作用、免疫を刺激する作用なども持ち合わせています。
まさに風邪(特に鼻や喉に!!!)にはぴったりの精油なのです。


さて昨日のミニセミナーで、子供の鼻風邪対策に、このユーカリが効きそうということで話題になりました。
ですが、よくアロマ入門の書籍などには、乳児には強すぎる精油のリストに連ねられていたりして、安全性の面で不安があると思います。

リスクや危険性を背負ってまで、アロマテラピーを人に勧めるべきではないと私は考えますので、「少しでも疑わしきは、使わない」と決めています。
自己責任で冒険してみるのは構わないと思いますが・・・。

それで、昨日は、赤ちゃんに対しては、お部屋全体で芳香浴をするとか、ティッシュに精油を垂らして、匂いをがせる程度に留めておいたらどうかとお話しました。
それだけでも随分効きそうな気がします。
保育園児や小学生ぐらいになっていれば、マッサージオイルに1%程度薄めて、顔や気管や胸のあたりを軽くマッサージしてあげるのはOKです。

しかし昨夜、気になって、改めてユーカリについて調べてみました。

実はユーカリと一口に言いましても、3000種ぐらいの種類があるそうで、そのひとつひとつが成分も香りも微妙に違うわけです。私が実際に、使ったり、匂いをかいだことのあるものはほんの数種類です。

一般的に安全といわれ、日本でもよく出回っているのが「ユーカリ・ラディアタ」という品種です。これはリセッツでもトリートメントに使ったり、販売もしております。
このラディアタに関する資料をみますと、妊産婦や乳幼児にもリスクがないことがわかりました。
ラディアタ以外の品種では、確かに妊産婦や乳幼児には使用しないほうがいいというものもあるので、注意を促すという意味で、ユーカリは禁忌精油に名を連ねているのだと思われます。

ただお子さんに原液をシャパシャパと塗ってもいいという意味ではありませんので、必ず、マッサージオイルに希釈してからお肌につけて下さいね。
赤ちゃんの場合、オイル大さじ一杯に、精油を一滴加えたほどの濃度でいいと思います。
(注)鼻の中に塗るのではなく、頬骨ぞいや眉毛の上あたり、喉や胸などに塗って下さい。

大人がインフルエンザや花粉症にかかった場合、原液をスポット的に塗布しても大丈夫なようです。
ほこりっぽい場所や病院などへ出かけられる際は、マスクにちょっと香りをつけてしていかれると、感染予防になると思います。

ちなみにリセッツ特製おしゃれマスクは、ガーゼの間にティッシュやコットンを挟めるように工夫されていまーす。(ティッシュに精油を垂らして挟みます)

ぜひ冬のナチュラルケアにユーカリを加えてみてはいかがですか?

by ふなかわ