◎ 湖西地協の学校訪問に参加した。児童数889人(外国籍児童22人含)説明では都市部では中規模の岡崎小学校。
◎ 第一印象:なんと廊下の寒いこと。出入り口を開けたままであり、吹きさらしの状態。夏の教室は扇風機もなく、外窓は南側・児童の体温が加わり、耐え難い暑さとのこと。
◎ 教科書がA4版になって、ランドセルが大型になった報道を以前見た。A4判を決めた文部科学省は、頭に浮かばなかっただろうが、現地では、困ったことになっている。教室後方の開放ロッカーにランドセルが入らないのだ。作り直すしかないが、工事は夏休みでないとできない。さらに、トイレの男女仕切りの予算もつかない状態で、予算がつくかも心配。なにやら、労働組合中央と地方・下部組織で起きている状態に似ている。
◎ クラスの人員は、静岡方式で削減傾向。人員の多いクラスは、正規教師と非正規の支援教員の二人で落ちこぼれないようにしているとの事だが、非正規の契約時間が短く、教師同士のコミュニケーションに苦労しているそうだ。学校によっては、支援教員の着替えや待機する場所すらないところもあるとのこと。
◎ 児童の学校生活面での改善したいこと、教職員の職場環境として改善したいこと、教育の質を高める効果を上げるために改善したいこと、この区分をして学校毎にまとめ、優先順位をつけて着実に改善していくことが必要だと思った。何をやるにもお金がかかる。
◎ 学校の教職員は、予算着けの権限は与えられていない。それをコーデネートする責任は、教育委員会と市議会議員にあるのではないかと感じた。
◎私は、毎朝30分、信号機のない横断歩道で、黄色の旗を掲げて止まる気持ちのないドライバーと闘っている。未来ある子どもたちは宝だ。大切にしていきたい。(嘱託おやじ)