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埼玉県比企郡嵐山町の記録アーカイブ

小林秀吉『随筆 海と洋』(1982年) 目次

2009年02月06日 | 自分史

   『海と洋』1982年(昭和57)8月20日 編集・発行:小林秀吉

   前書き
 現在の私の生活圏は現住所東松山市を中心にした近い町村で、どんな意味でも市を代表する人間でも、勿論比企郡、埼玉県を代表する人物でもない。又、そうありたいともしない無名の一市民である。だから人にこうしろとか自分のようにしろとか、倫理規範を垂れる意図も皆無である。更に私如き無名人の自叙伝は、一種の精神的マスターベーションである事も承知し乍ら、敢えてペンを取ったのは、死が近づいた事を感覚する本能的衝動によるものと自覚している。従って之は〝死出の旅〟への御挨拶でもあるので、お世話になった内外各層有縁の方々にだけ差し上げる意図で計画し、そして出版した。
 プロの物書きでない私が、忙しい暮しの合間に三年がかりで纏めたものであるから、内容表現法共稚拙である。又ナンフイクションであるから、自分の恥部を隠蔽する心算はないが、他人のプライバシーを侵害する権利はないので、その条件下で記述した。若し事実と相異する内容があるなら、それは記憶力の衰退と資料蒐集不足に由因するもので、絶対に故意図的でない事をご了承いただきたい。【以下略】

   目次
 第一話                3
     ジョセフィンと宇良      3
 第二話                13
     自由作文           16
 第三話                22
     Red School-一教室学校    27
 第四話                33
     お祝い   小林清子     36
     鍋糞とKKK          37
 第五話                42
     雲雀の巣           45
     手紙   手塚広次      46
     ゼネ拾い業          51
     秀   鈴木ヤス       57
 第六話                58
     白いスーツ   荒井さと   64
     初任給五十五円をめざした頃   高橋子之吉  65
     古稀有情   屋代広司    66
     レッドウドの吊し柿      67
     手紙   レッドウド市長   75
 第七話                77
     神詣で   戸井田さだ    85
     古稀を祝う   市原弥太郎  86
     二秒の小林先生   玉木宏  86
     小林さん古稀お目出度う   穴沢養一  88
     活動写真           89
     ウエットバック        93
 第八話                94
     告別の言葉          95
     哲っあんの手紙       100
 第九話               105
     パリのわる         110
     第三砂町小学校在勤の頃   中里英夫  120
 第十話               122
     「あれた生活」の話   (故)関根考三  126
     本間権右衛門家の由来   藤田覚典  128
     ビー・ジーのぼやき     129
     公人が見た野人の私     136
     信念を通す大先輩   堀口真平  136
     CROSS家との出会い   木村嘉正  137
     哲人小林先生とのこと   小久保太郎  138
     足跡をさらに大きく   小沢禄郎  139
     アメリカでの出合い   関根茂章  140
     在野の文化人   芝崎亨  142
     「海と洋」の出版によせて   山口敏夫  143
 第十一話              145
     サムライのHOBO   ジョウ 150
 第十二話              159
     一枚の通知簿から   大滝利尚  163
     バイブル床屋        164
 第十三話              178
     ATTIC-屋根裏部屋-の一夜  178
     サカクラ          185
 第十四話              186
     テキサスのお茶       193
     けつ曲がりの弁       202
     小林のおじさん   甲野妙子  203
     ご挨拶   内藤あさえ   204
     お祝い   本間幸子    205
     ぼくのおじいちゃん   本間一樹  206
     ぼくのおじいちゃん   本間希樹  207
     弟の古稀に寄せて   村田ふみ  208
     弟について一言   吉田ヨネ  208
 第十五話                209
     小林先生   根岸一美   215
     我武者羅   甲斐弥    216
     先生との今昔   酒井友二  217
     ロウティション       218
     お祝い   大西俊治    229
 第十六話              230
     (故)田辺慶治先生をしのんで  232
     権右衛門家   本間靖   240
 第十七話              241
     吹雪の夜          247
     黄禍            252
 第十八話              253
     デンマークのハナ子     256
     オーデンス市長からの祝辞  267
     ハナ子からの手紙      273
 第十九話              275
     ピープル ツウ ピープル  281
     小林君に対する友情の短信   ジェンタイル  287
     小林君と私   瀬川泰次郎  288
     ホウム スティング     290
     トーケルさん   福田状水  291
     ホスト ファミリーとして   深沢秋雄  291
     小林先生と我が家   伊藤五郎  292
     小林先生と私との出合い   小林茂夫  293
     家庭滞在   大川浩一郎  295
     家庭滞在について   小沢博  296
     東秩父教室満八年を迎えて   鶴川次作  296
     家に泊まったデンマーク人   馬橋登志子  298
 第二十話              299
     小さな飛行機の旅      302
     自ら教える事に意義を知る  305
     私と英語   青木啓子   306
     小林英語塾   岩渕渟   307
     海外勤務   宮沢信一   307
     It's up to you.   嶋宜一郎  309
     Tur-chan(ターチャン)   根岸武美  311
     小川塾から都幾川塾へ   大沢正美  311
     思い出   清水俊男    312
     先生のハンカチ   関口正徳  313
     シャーリー校長先生   田端裕之  314
     前科六犯   富田達彦   315
 第二十一話             316
     小林先輩と私   塚越正佳  322
     もう一人の小林君   山崎秀雄  324
     小林君とクラス会   柳下良二  325
     P・T・P   林隆而      327
     小林先生との出合い   劉濶才  328
     祝辞   胡濤静之        329
 第二十二話                330
     象先生との思い出   小林清作  330
     相川の小林先生   安岡俊夫   331
     秀吉先生   安岡克巳      332
     私の観た小林君   山本洋一   337
     非コールド ビスケット      338
     お祝い   M.サッチャー    341
     〝所詮は借物〟では済まぬ     342
     雑記録              345
     言いてえ放題・やりてえ放題    349
     村長・町長と市長         366
     弔辞   桑山良演        368
 第二十三話                369
     ゼネの話             377
     あい。おう。ゆう         380
     英語仲間             383
     英語の道   青木節子      383
     英会話サークルの思い出   江野祐一郎  384
     祝古稀   福島文        385
     英会話   河田弘子       387
     小林先生と比企の英語教育   黒崎辰雄  388
     小林先生と私   中島芳夫    390
     英語グループの思い出   大寺知章  392
 第二十四話                394
     ASHTONの無言劇          404
     カーディングリー看護婦からの手紙 413
 第二十五話                414
     グランド キャニオンの女     416
     英会話講習会とアメリカ旅行   青木裕子  426
 第二十六話                428
     小林秀吉君の古稀を祝いて   大原儀作  432
     サリーの捕虜           433
 第二十七話                444
     サニイとカイゼル         452
 第二十八話                457
     ロウズ モア           464
     エグゼキューティヴ クラス    470
 第二十九話                474
     再会               482
     フェニックス市長の手紙      488
     アーサー大佐の手紙        488
 第三十話                 490
     組曲 カルメン          493
     学生時代の戻る   江野暁子   501
     英会話教室に学んで   榎本正子  502
     英会話教室に参加して   伊藤洋子  502
     いつまでもお若く   広瀬ヨウ子  503
     新しい町民   三浦絹代     504
     英会話教室に参加して   大野菊江  505
     英会話教室に参加して   塩見美千代  506
     英会話講座   田島明子     506
     英会話受講記   塚田清秀    507
     学友バブ             508
     中島組奨学金会の由来   小林嘉重  509
 謝意                   510
 むすび                  512

       辞世の狂歌

        閻魔君、
          答えてもええ 英語なら
           娑婆で 咲かせた
                 うら話まで




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