今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

日々のニュース

2006年05月23日 | Weblog
秋田で男の子が殺され、佐賀ではひき逃げで連れ去り放置。
ニュースやワイドショーで毎日のように取り上げられています。なんでこんなに微に入り細に入り報道するのでしょう。

10日ほど前、グランドキャニオンで遺体が発見されたハナムレさんの事件では、当地の保安官が「犯人しか知りえないことがあるので話せない」とコメントしていました(読売新聞)。

日本ではやはり無理でしょうかね。こういうコメントで納得するのは。
早く犯人を見つける手がかりになればとの思いがあるからでしょうし、それは確かにわかるのですが、詳しい報道をすればするほど、それを犯人にも教えているのだということを忘れてはいけないと思います。

運動靴の足跡が見つかったと新聞に書かれ、実際にそれが犯人のものだったら、証拠隠滅を図るとは思わないんでしょうか。

また、佐賀の捜査にも少し呆れてしまいました。
ひき逃げされて連れ去られたとおおよその見当がついているのに、夕方で捜索を打ち切り、実際に少年を見つけたのは家族だというではありませんか。“夕方で打ち切り”・・・って冬山の捜索じゃないんだから。
おまけに目の前にいた犯人を取り逃がしちゃうし。すぐに逮捕されるでしょうが、なんともお粗末ですねぇ。

でも、今日はいいニュースもありました。
骨と皮だけになり衰弱死寸前で保護された岸和田の当時中学3年生(現在は17歳)だった少年が、現在やっと簡単な会話ができるぐらいに回復したというもの。

自分の糞便まで食べるほどに意識が混濁した少年を放置した鬼畜の親はまだ公判中ですし、当の少年も脳萎縮で自力歩行や1人での食事はできないままですが、とにかく地獄からは解放されたんです。
私はずっと気になっていただけにホントに良かったなぁと思いました。今後も気になるけど、もう報道されることも少なくなってくるでしょう。それでいいのかもね。少年と実母、そしてその家族はもうそっとしておいて欲しいと思っているでしょうから。